この記事では、映画『忌怪島 きかいじま』のストーリー(あらすじ)をネタバレありで結末まで起承転結で分かりやすく簡単に解説していきます。
また、映画ライターや読者による映画感想も数多く掲載中または掲載予定です。
映画『忌怪島 きかいじま』の作品情報
出典:https://video.unext.jp/title/SID0092154
製作年 | 2023年 |
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上映時間 | 109分 |
ジャンル | ホラー |
監督 | 清水崇 |
キャスト | 西畑大吾 生駒里奈 平岡祐太 水石亜飛夢 |
製作国 | 日本 |
映画『忌怪島 きかいじま』の登場人物(キャスト)
- 片岡友彦(西畑大吾)
- 天才脳科学者。非科学的なことを信じない。環から父親の死の真相の調査を頼まれ、事件の調査に乗り出す。
- 深澤未央(生駒里奈)
- シンセカイのメンバーで、プログラマー。優しい性格で、新しくチームに参加した友彦を暖かく迎える。
- 山本春樹(平岡祐太)
- プログラマー。最年長メンバーで、とある事情で代理チーフを務める。人一倍の行動力でチームを引っ張っていく。
- 井出文子(伊藤歩)
- シンセカイのチーフで、脳科学者。友彦をチームに招くのだが、ラボで不審な死を遂げてしまう。
- 園田環(山本美月)
- 園田哲夫の娘。父の葬儀で友彦と出会い、その後は友彦と一緒に不可解な連続死事件の真相を追う。
- 金城リン(當真あみ)
- 島の女子中学生。島民から疎外されているシゲルの世話をしていることで同級生からのいじめを受けている。
- 新納シゲル(笹野高史)
- イマジョにまつわることで島民から疎外されている孤独な老人。「シンセカイ」の世話係として雇用されている。
- 南トキ(吉田妙子)
- 新納シゲルとは旧知の仲のシャーマンで、地元の住民は何か困り事があると彼女を頼っていた。
映画『忌怪島 きかいじま』のネタバレあらすじ(ストーリー解説)
映画『忌怪島 きかいじま』のあらすじ【起】
片岡は、天才脳科学者で、VR開発チームである「シンセカイ」に参加する。「シンセカイ」は、忌怪島という島の情報をVRデータとして取り込み、仮想空間を構築しようとしていた。
忌怪島にやって来たチームは、シェアハウスで生活をすることになる。シェアハウスの管理は、シゲルという老人がしているのだが、シゲルは村人たちから迫害を受けていた。シゲルに親切にする村人は、リンという中学生のみであった。
片岡たちは、忌怪島のデータを完全にコピーすることに成功する。その後、片岡は「シンセカイ」のリーダーの井出が数日前に不審死していることを知る。井出は、ラボで開発中のVR装置を付けたまま亡くなっており、その時のラボは水浸しであったという。そして同時刻に島民の園田という男性も井出と同じような死に方をしていたことが判明する。園田の娘である環と偶然知り合いになった片岡は、事件の調査をすることになる。
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映画『忌怪島 きかいじま』のあらすじ【承】
井出と園田が死の直前に見ていた映像を確認する片岡。そこには、赤い鳥居がある海岸に赤い着物の女性が現れて、仮想空間の海に引き込まれて亡くなったことが分かる。井出と園田は、着物の女性に襲われたのであった。
片岡は、この女の幽霊の調査を進める。島のシャーマンであるトキの協力のもと、トキの脳波のデータからシンクロ機能により、トキと同様の霊能力を手に入れる。
次の日、開発チームの北島が亡くなっていた。井出の時と同様に床は、海水で濡れていた。監視カメラの映像を確認すると、北島が何者かに導かれるように鳥居がある海に移動していた姿が映っていた。その一方で、鳥居のそばにいた女性の幽霊の姿は見えなくなっていた。
その後、島民が女の幽霊に殺害される事件が起き、身の危険を感じた片岡は、再びトキの元を訪れる。そこで、トキから女の幽霊の正体を聞くのであった。
映画『忌怪島 きかいじま』のあらすじ【転】
女の幽霊の正体は、「イマジョ」と呼ばれるものであった。「イマジョ」は、かつてこの忌怪島に暮らしていた女性で、島の有力者と無理やり愛人にさせられた人物であった。その女性は、有力者の妻に愛人であることがばれてしまうと、無残な姿で殺されてしまったという。島の有力者や妻に対する恨みを抱えたまま、怨霊となった女性は「イマジョ」となり、島の人々を次々に呪い殺していったのである。
さらにトキは、これまで大人しかった「イマジョ」が、シンセカイのメンバーが島にやって来たことで再び人々を呪うようになったと言う。イマジョは、シンセカイのメンバーが構築した仮想空間を使って、彼岸と此岸を行ったり来たりできるようになったらしい。
「イマジョ」の呪いは強大で、このままだと島の人々もシンセカイのメンバーも全滅してしまう可能性が出てくる。あの世とこの世の出入り口が海にある鳥居であることに気が付いた片岡は、鳥居を封じようと動き出すのであった。
映画『忌怪島 きかいじま』の結末・ラスト(ネタバレ)
シゲルの家に話を聞きに行く環。そこで、「イマジョ」を解き放ったのは、シゲルであることが判明する。シゲルは、娘のリンだけは「イマジョ」から守ろうとしており、押し入れに閉じ込めていた。環がリンを助け出すと、シゲルはそのまま倒れて死んでしまう。
片岡と山本は、「イマジョ」を封印するため、仮想空間の中にある島へ向かう。そこで鳥居を見つけるのだが、「イマジョ」に襲撃され、山本が殺されてしまう。その後、片岡も「イマジョ」に襲われてしまうのであった。
一方で、現実世界では、環と金城が海にある鳥居を発見し、燃やしてしまう。鳥居を燃やしたことで、「イマジョ」に襲われていた片岡は助かる。
シンセカイのメンバーは、忌怪島から船で出ようとする。ところが、片岡と環の腕には、仮想空間に居ることを表す数字が光っているのであった。島に残った金城は、シゲルから教えてもらった歌を歌いながら、鳥居のある海へ歩いていきながら、そのまま沈んでいくのであった。
映画『忌怪島 きかいじま』の感想・評価・レビュー
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映画『忌怪島 きかいじま』のネタバレあらすじ結末と感想まとめ
以上、映画『忌怪島 きかいじま』のネタバレあらすじ結末と感想について紹介しました。
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