この記事では、映画『コンボイ』のストーリー(あらすじ)をネタバレありで結末まで起承転結で分かりやすく簡単に解説していきます。
また、映画ライターや読者による映画感想も数多く掲載中または掲載予定です。
映画『コンボイ』の作品情報
出典:https://video.unext.jp/title/SID0035732
製作年 | 1978年 |
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上映時間 | 111分 |
ジャンル | アクション |
監督 | サム・ペキンパー |
キャスト | クリス・クリストファーソン アリ・マッグロー アーネスト・ボーグナイン バート・ヤング |
製作国 | アメリカ |
映画『コンボイ』の登場人物(キャスト)
- ラバー・ダック(クリス・クリストファーソン)
- 長距離輸送を担う大型トラックの運転手で、ラバー・ダックは仲間たちの間で使っている通称。トラック運転手を取り締まる警察をものともしない性格が、他の運転手仲間から慕われている。
- メリッサ(アリ・マッグロー)
- 1人旅をしている女性カメラマン。旅の資金を稼ぐために乗っていた車を売り払い、ラバー・ダックのトラックに同乗することになる。
- ウォーレス(アーネスト・ボーグナイン)
- 長距離トラックの運転手を目の敵にし、その逮捕に執念を燃やす保安官。運転手たちの無線を傍受し、罠にかけようと試みる。
- ラブ・マシーン(バート・ヤング)
- 大型トラックの運転手で、ラバー・ダックとは旧知の仲。共にハイウェイを走っているところで、ウォーレスの仕掛けた罠にハマってしまう。
- ハスキンス(シーモア・カッセル)
- ニューメキシコ州の州知事で、人々の人気者となったラバー・ダックに取り入り、次の選挙戦に利用しようと考える。
映画『コンボイ』のネタバレあらすじ(ストーリー解説)
映画『コンボイ』のあらすじ【起】
大型トラックの運転手・通称”ラバー・ダック”は、同じ運転手仲間の”ラブ・マシーン”、”スパイダー・マイク”と3台のトラックで、アリゾナ州の荒野を真っすぐに走るハイウェイを走行していた。
運転手仲間同士は、運転席に備え付けてある無線で互いに会話をし、ハイウェイパトロールなどの取り締まり情報を交換していた。そしてこうした長距離運転のトラックを目の敵にしている保安官・ウォーレスは、この無線を傍受し仲間のフリをして、ラバー・ダックたちを誘いだす。
ウォーレスはおびき出したラバー・ダックたちに速度違反だと告げ、罰金の金額をオークションのように交渉してせり上げていく。ラバー・ダックはきりのいいところで罰金を払い、運転手たちが集まる馴染みの店へと向かう。
店に入ると、1人旅をしているカメラマンの女性・メリッサが、旅の資金を稼ぐために手持ちの衣料や車まで売り払い、乗せてくれる運転手を探していた。店員たちからそれを聞いたラバー・ダックは、メリッサを自分のトラックに乗せることにする。
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映画『コンボイ』のあらすじ【承】
そこで店にウォーレス保安官が入って来て、スパイダー・マイクに言いがかりをつけるウォーレスに腹を立てたラバー・ダックはウォーレスを殴り、それをきっかけにして店内で大乱闘が始まる。
ラバー・ダックは気絶したウォーレスを手錠で店内のイスにくくりつけ、乗っていたパトカーの配線を引き千切って追いかけられないようにした上で、店から出ていく。メリッサは運転手たちの行動に唖然とするが、ラバー・ダックはいつものことだと言わんばかりにこの騒動を楽しんでいた。
しかし保安官を殴ってパトカーを損傷させたことは事実で、ラバー・ダックは州境を超えて警察の追跡を振り切ろうと考える。ラブ・マシーンやスパイダー・マイクもそれに従い、店にいた他のトラックもラバー・ダックの後に続く。
やがてラバー・ダックの武勇伝は運転手同士の無線で広く知れ渡り、ハイウェイを進んで行くたびに、ラバー・ダックに賛同したトラックが次々にトラックの列に連なっていく。トラックの数は数十台にも膨れ上がり、その長い隊列は「船団(コンボイ)」と呼ばれ始める。
映画『コンボイ』のあらすじ【転】
パトカーを壊されたウォーレスは、車を乗り変えながらしつこくラバー・ダックたちを追跡していく。やがてニューメキシコ州に入った頃、ウォーレスは地元の保安官に協力を仰ぎ、ラバー・ダック逮捕に執念を燃やす。
トラックの隊列はニューメキシコで、町の人々の歓迎を受ける。体制に逆らう象徴として、いつの間にか人気者になっていたのだ。州知事のハスキンスはこの人気を利用して、ラバー・ダックを持ち上げて次の選挙を有利にしようと考える。
ラバー・ダックとトラックの運転手たちはキャンプ場でつかの間の休息を取るが、そこにハスキンス知事がやって来て、ラバー・ダックとの会見をセッティングする。ラバー・ダックも渋々この面会を承諾するが、そこでスパイダー・マイクがウォーレスに捕まったという知らせが入る。
マイクは妊娠中の妻が産気づいたという連絡を受け、隊列を離れて1人で家に帰る途中のところを狙われ、留置場に収監されていた。ラバー・ダックは知事との会談を中断し、マイクを助けに行くことを決める。
映画『コンボイ』の結末・ラスト(ネタバレ)
ラバー・ダックが1台きりでマイクが収監されている刑務所の手前まで来ると、その後ろからラブ・マシーンや他のトラックたちが走って来て、ダックの横に並ぶ。こうしてラバー・ダックは頼もしい仲間たちと共に警察署に突入し、マイクを救い出す。
ダックはそのままメキシコへ渡ろうと考えていたが、国境前にある橋の向こう側に、警察隊が武装して待ち構えていた。ラバー・ダックは橋の手前でメリッサを降ろすと、猛烈な銃撃を受けながら橋を渡っていくが、途中で貨物が爆発を起こし、運転席は川へ転落していく。
数日後、ヘスキンスの主催したラバー・ダックの追悼式が開催されるが、ラブ・マシーンは「ただの票集めじゃねえか」と、スピーチをせずに式場を立ち去っていく。メリッサも涙に濡れながら式に参列していたが、誘われて乗った移動教会の車の中に、包帯を巻いたラバー・ダックが乗っていた。
メリッサはダックと抱き合い、他のトラックたちと共に式場を後にする。そしてウォーレスは、走り去る車の中にラバー・ダックの姿を見つけ、まだ生きていたことを知ると、嬉しそうに高笑いするのだった。
映画『コンボイ』の感想・評価・レビュー
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映画『コンボイ』のネタバレあらすじ結末と感想まとめ
以上、映画『コンボイ』のネタバレあらすじ結末と感想について紹介しました。
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