この記事では、映画『メタモルフォーゼの縁側』のストーリー(あらすじ)をネタバレありで結末まで起承転結で分かりやすく簡単に解説していきます。
また、映画ライターや読者による映画感想も数多く掲載中または掲載予定です。
映画『メタモルフォーゼの縁側』の作品情報
出典:https://video.unext.jp/title/SID0077039/
製作年 | 2022年 |
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上映時間 | 117分 |
ジャンル | ヒューマンドラマ 青春 |
監督 | 狩山俊輔 |
キャスト | 芦田愛菜 宮本信子 高橋恭平 古川琴音 |
製作国 | 日本 |
映画『メタモルフォーゼの縁側』の登場人物(キャスト)
- 佐山うらら(芦田愛菜)
- 駅前の書店でアルバイトしている女子高生。BLが大好きであるが、そのことを共有することができる友人がいないことに寂しさを感じている。
- 市野井雪(宮本信子)
- 75歳の未亡人。穏やかながらも退屈な日々を過ごしている。ある日、偶然購入したBL本をきっかけに、うららとの友情を育む。
- 河村紡(高橋恭平)
- うららと同じ学校に通う男子高校生。うららとは、幼なじみでもある。明るく軽い性格で、見た目もチャラい。英莉と付き合っている。
- コメダ優(古川琴音)
- BL漫画本の「君のことだけ見ていたい」の作者。商業誌にも掲載しているプロの漫画家である。
- 花江(生田智子)
- 雪の一人娘。外国人の夫との結婚で日本を離れ、北欧に暮らしている。年老いた母親のことを心配している。
- 沼田(光石研)
- 雪たちが暮らす商店街で印刷業を営む中年の男性。同人誌を作成するため、努力しているうららと雪を応援している。
映画『メタモルフォーゼの縁側』のネタバレあらすじ(ストーリー解説)
映画『メタモルフォーゼの縁側』のあらすじ【起】
夫の死後、75歳になる市野井雪は、本屋で一冊の本を見つける。「君のことだけ見ていたい」というボーイズラブの漫画であった。レジに居た17歳の高校生の佐山うららは、カバーをかけず持ち帰った雪に驚くのであった。
表紙の美しさに惹かれて本を購入した雪は、その内容にドキドキしてしまう。雪は、再び本屋に来て「君見て」の2巻を購入する。すぐに2巻を読み終えた雪は、すぐに3巻を購入しに行くが、在庫切れであった。たまたま接客したうららが注文を受けてくれる。
3巻入荷の知らせを雪にしたうらら。雪は、うららとBLについて語りたいと考え、カフェに誘う。本当は、うららも雪とBLについて話したかったため、連絡先を交換するのであった。一方うららは、自宅では受験のことについて考えており、親からもプレッシャーを受けていた。
その後、うららと雪は、頻繁に連絡を取るようになり、そのたびに「君見て」の話で盛り上がっていた。
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映画『メタモルフォーゼの縁側』のあらすじ【承】
雪の家にやって来たうららは、雪の娘である花江と雪から自分でBL漫画を描くことを提案される。当初うららは、自分に才能がないことを理由に拒否するのだが、雪からのさり気ない一言で考えるのであった。
うららは、以前から気になっていた冬のコミケに雪を誘う。雪は、乗り気になり、参加をするつもりであった。ところが、うららは、雪の腰の不調を心配し、雪を傷つけないよううららの受験勉強を理由に参加を見送ることにする。
実際、うららは学校に進路希望調査票を提出する必要があった。ノートに自分が好きな漫画を描いている場合ではない状況に少し焦りを覚えていた。たまたま見かけた紡はうららが描いた漫画を見て、うららが好きなものに打ち込んでいる様子を羨ましがりながらも応援してくれるのであった。紡の彼女の英莉の留学が決まり、自身の周囲の人がやりたい事を決めていることに少し不安を感じている紡であった。
映画『メタモルフォーゼの縁側』のあらすじ【転】
うららは、雪に5月に行われる同人誌即売会に出ることを提案する。前向きに話すうららの圧に押されながらも、雪は食い気味に参加を表明する。
道具を揃えて漫画の執筆を始めるうらら。受験勉強しないで、漫画を描いている自分におかしさを覚えながらも少し楽しくなってくるのであった。
うららの様子を見た雪は、近所の印刷屋の沼田を紹介し、製本をすることを提案する。いよいよ即売会参加が現実的なものになってきて、怖気づいてしまううららであったが、後戻りは出来なくなってしまう。
入稿まで残り数日。寝る間を惜しんで執筆作業をするうらら。描いている途中は、大変と思っていたうららであったが、完成後には自然と楽しかったという気持ちでいっぱいになっていた。
ついに作品が製本され、雪とうららは喜びを分かち合う。ところが急に雪の腰痛が悪化してしまう。翌日の即売会の会場に雪の姿は無く、不安な気持ちで押しつぶされたうららは家に帰ってしまう。一方で、会場へ沼田の車で向かっていた雪は、途中で女性に話しかけられて完成した本を一冊販売してしまう。
映画『メタモルフォーゼの縁側』の結末・ラスト(ネタバレ)
悲しい気持ちで帰宅したうららを雪は、本が売れたと励ます。即売会から数か月後、「君見て」は最終回を迎える。二人で最終回を読み終えて、望んでいた結末に満足する二人だった。
最終回の翌月に行われた「君見て」作者のコメダ優のサイン会を訪れようとする二人。早めに準備をしていたうららの所に紡がやって来る。紡は、留学へ行く英莉の見送りに怖気づいている様子であった。不安な様子の紡を励まし、紡と一緒に空港の途中まで向かってあげるうらら。サイン会に遅れることを雪に伝え、走り出すうららと紡。一方で、サイン会に並ぶ雪は、コメダ優が先日うららの本を購入した人物だと気が付き驚く。事情をうまく説明できなかった雪だったが、遅れてサイン会を終えたうららにそのことを伝えるとうららも驚いて叫んでしまう。
数か月後、雪は娘の花江が住むノルウェーに旅立ってしまう。雪の居なくなった家を訪れる沼田とうらら。うららは、少し寂しく思いつつも、また雪に漫画を送ろうとしているのであった。
映画『メタモルフォーゼの縁側』の感想・評価・レビュー
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映画『メタモルフォーゼの縁側』のネタバレあらすじ結末と感想まとめ
以上、映画『メタモルフォーゼの縁側』のネタバレあらすじ結末と感想について紹介しました。
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