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映画『見えない目撃者(2019)』のネタバレあらすじ結末と感想

この記事では、映画『見えない目撃者(2019)』のストーリー(あらすじ)をネタバレありで結末まで起承転結で分かりやすく簡単に解説していきます。

また、映画ライターや読者による映画感想も数多く掲載中または掲載予定です。

映画『見えない目撃者(2019)』の作品情報


出典:https://video.unext.jp/title/SID0045101

製作年 2019年
上映時間 128分
ジャンル サスペンス
ヒューマンドラマ
監督 森淳一
キャスト 吉岡里帆
高杉真宙
大倉孝二
浅香航大
製作国 日本

映画『見えない目撃者(2019)』の登場人物(キャスト)

浜中なつめ(吉岡里帆)
警察学校を優秀な成績で卒業し警官になる予定だったが、思わぬ事故で視力を失ってしまう。盲導犬を連れて歩いている時に、誘拐されたらしい若い女性の声を聞き取り、事件に巻き込まれて行く。
国崎春馬(高杉真宙)
スケボーが得意な男子高校生で、なつめが誘拐犯ではないかと通報した車の、もう1人の目撃者。しかしなつめが言っていた若い女性は、車に乗っていなかったと証言する。
木村(田口トモロヲ)
なつめの証言を元に、少女誘拐事件を調べることになった刑事。事件の真相を探るため、以前に起きた似た事件を担当した刑事に会いに行く。
吉野(大倉孝二)
木村と共に、なつめの証言した少女誘拐事件を担当することになる刑事。最初は目の見えないなつめの証言を信用していなかったが、なつめに自分の特徴を言い当てられ、徐々に信頼するようになる。

映画『見えない目撃者(2019)』のネタバレあらすじ(ストーリー解説)

映画『見えない目撃者(2019)』のストーリー(あらすじ)を結末・ラストまでわかりやすく簡単に解説しています。この先、ネタバレを含んでいるためご注意ください。

映画『見えない目撃者(2019)』のあらすじ【起】

警察学校に通う若い女性・浜中なつめは、卒業式では卒業生代表に選ばれるほどの優秀な成績を収め、研修の後に交番での勤務も決定する。そんななつめの心配の種は、高校生なのに夜中まで遊び歩いている弟の大樹だった。

ある夜、なつめは大樹を車に乗せて家に帰ろうとする際に、運転を誤って道路で横転してしまう。なつめはすれ違った車の運転手に助け出されたが、大樹は車の中で足を挟まれ動きが取れず、漏れたガソリンに火がついて車は爆発、炎上する。なつめは必死に弟の名を呼ぶが、事故で頭を打ったのが原因か、なつめの視力は失われていた。

それから3年後、なつめは弟が死んだ責任を感じて自殺未遂を起こすほど精神的に不安定になりながらも、盲導犬を連れて出歩くことも可能になり、母親と共になんとか生活していた。そんなある日、高架下と思われる場所で車とすれ違ったなつめは、停車した車の中から「助けて」と呼ぶ若い女性の声を耳にする。

車はそのまま走り去り、なつめは誘拐だと考え警察に通報するが、警察は目の見えないなつめの証言をなかなか信用しなかった。

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映画『見えない目撃者(2019)』のあらすじ【承】

そこでなつめは、車とすれ違った際にスケボーの音がしたことを訴える。警察署の木村刑事と後輩の吉野刑事がなつめの証言を元に現場近くを当たり、国崎春馬という高校生が、高架下でなつめとすれ違った車と遭遇していたことを突き止める。

しかし春馬は、スケボーがぶつかりそうになったことでその車の運転手と話したが、なつめが声を聞いた後部座席には誰も乗っていなかったと語る。春馬の証言を聞いて、なつめが聞いた声は勘違いで事件性はないと一度は判断されるが、なつめは目の前にいる吉野刑事の身長など特徴をズバリと言い当て、視力以外の感覚が優れていることを証明する。

なつめ自身も春馬に話を聞きにいった結果、春馬の知り合いのつてをたどって、なつめが聞いた声の主「レイサ」という名前の女子が、風俗店に勤めていることを発見する。レイサと同じ風俗店に勤める女性の話を聞くと、レイサは「救(きゅう)さま」と呼ばれる男に出会い、店を辞めたという。

「救さま」は、風俗店に勤める女性に仕事を与えて解放してくれる男性で、風俗嬢の間では半ば都市伝説のように伝えられていた。

映画『見えない目撃者(2019)』のあらすじ【転】

しかし数日後の夜、事件を追っていたせいか春馬は怪しい車につきまとわれ、危うく轢かれそうになる。春馬はなんとか車から逃げ出し、覚えていたナンバーを元に、警察は以前児童ポルノ違反で逮捕歴がある男の住所を突き止める。

木村と吉野がその男の住まいへ行くと、男はすでに死んでいて、裏庭に積み上げられたゴミ山の中から、4名の若い女子の死体が発見される、4人の女子はそれぞれ、耳・鼻・口・手首を切断されていた。

警察は死んだ男が誘拐犯だと認定するが、なつめは切断された体の箇所を検索し、六根清浄と呼ばれ体を清めてくれる宗教的な部位であることを知る。その部位はすでに切り取られた箇所の他に目と頭部の2か所あり、なつめは「あと2人殺される」と木村に告げる。

そして更になつめは、補導歴があるはずの死んだ女子やレイサの記録が見当たらなかったことから、恐らく犯人は警察内部にいるのではないかと推理する。なつめの推理を聞いた木村は、以前似た事件を担当した平山という刑事の元を訪ねる。

映画『見えない目撃者(2019)』の結末・ラスト(ネタバレ)

平山は、自分が担当した事件には目撃者がいて、犯人が被害者を切り刻む場面を録画していたと語る。その目撃者の素性を追ったところ、木村と同じ警察署の生活安全課に勤める日下部という警官であることがわかる。木村は日下部の家を訪ね、誘拐と殺人のことを問い詰めるが、逆に刃物で刺し殺されてしまう。

一方なつめは春馬と吉野刑事と共に、以前の事件が起きた廃屋へ向かう。犯人は、自分が過去に目撃した事件に影響を受けていると考えたのだ。廃屋に入った吉野もまた日下部に殺害されるが、なつめは屋内の電源をショートさせて暗闇にすると、捕らわれていたレイサともう1人の女子を助け出す。

そこに日下部が足音を忍ばせて近づいて来るが、なつめは弟の形見であるアクセサリーを床に置いていて、日下部がそれを踏んだ音を頼りに、吉野が持っていた拳銃で日下部を射殺する。

こうして事件を見事に解決したなつめは、これまで行けなかった弟のお墓参りをし、卒業後のことを考えていなかった春馬は、なつめに「警官になりたい」と将来の希望を語るのだった。

映画『見えない目撃者(2019)』の感想・評価・レビュー

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映画『見えない目撃者(2019)』のネタバレあらすじ結末と感想まとめ

以上、映画『見えない目撃者(2019)』のネタバレあらすじ結末と感想について紹介しました。

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