この記事では、映画『金の国 水の国』のストーリー(あらすじ)をネタバレありで結末まで起承転結で分かりやすく簡単に解説していきます。
また、映画ライターや読者による映画感想も数多く掲載中または掲載予定です。
映画『金の国 水の国』の作品情報
出典:https://video.unext.jp/title/SID0088517
製作年 | 2023年 |
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上映時間 | 117分 |
ジャンル | アニメ ファンタジー |
監督 | 渡邉こと乃 |
キャスト | 賀来賢人 浜辺美波 戸田恵子 神谷浩史 |
製作国 | 日本 |
映画『金の国 水の国』の登場人物(キャスト)
- サーラ(浜辺美波)
- アルハミトの第93王女。おっとりとした穏やかな性格。父王の命令でバイカリの婿を取ることになる。
- ナランバヤル(賀来賢人)
- バイカリの建築士。お調子者だが頭の回転が早く、口も上手い。族長の命令でアルハミトの嫁を迎えることになる。
- レオポルディーネ(戸田恵子)
- アルハミトの第1王女。反戦派の中心人物で、父王とは対立している。
- ピリパッパ(茶風林)
- アルハミトの右大臣。ラスタバン3世に信頼されている。
- ラスタバン3世(銀河万丈)
- アルハミトの国王。後世に残る自分の評判を気にしている。家族や国民からも嫌われ、孤立している。
映画『金の国 水の国』のネタバレあらすじ(ストーリー解説)
映画『金の国 水の国』のあらすじ【起】
貿易などで栄えている金の国アルハミトと、自然豊かな水の国バイカリ。二国は隣り合っているが、ささいなことで昔から戦争が絶えず、長い間国交が断絶していた。
ある時、500年前に交わされた誓いのため、アルハミトは国中で一番美しい娘を嫁に、バイカリは国で一番賢い若者を婿にやることになる。アルハミトは第93王女のサーラ姫が婿をとり、バイカリでは建築士のナランバヤルが嫁をもらうことになっていたが、実際に二人のもとに送られたのはなんと犬と猫だった。
サーラとナランバヤルは戦争を回避するため、それぞれその事実を黙っていようと決意する。サーラはその犬にルクマンと名付けて飼い始めたが、第1王女のレオポルディーネに夫を紹介しろと言われて困ってしまう。国境付近の森でたまたまナランバヤルに出会ったサーラは咄嗟に、バイカリから来た花婿の代役を頼み込む。
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映画『金の国 水の国』のあらすじ【承】
ナランバヤルに夫のふりをしてもらい、なんとか危機を乗り越えた二人は、しばらく偽の夫婦として生活することになる。サーラの家に居候するナランバヤルは、アルハミトが水資源に乏しいことを知り、水の豊かなバイカリから水路が引けないかと計画する。そしてレオポルディーネの愛人で左大臣のサラディーンとともに、水路の建設に動き出す。
一方、サーラは脱走したナランバヤルの猫、オドンチメグを追ってバイカリに入った。偶然たどり着いた先がナランバヤルの実家で、これからバイカリの族長がアルハミトの嫁を見に来るという。ナランバヤルに美しい嫁がいると勘違いしたサーラはショックを受けるが、彼の父親に頼まれて嫁のふりをすることを了承する。
アルハミトの嫁が国一番の美女だと聞いていた族長は、ふくよかなサーラを見て失望し、侮辱する。ナランバヤルまでも馬鹿にされて憤慨したサーラは、族長に飲み比べを仕掛けて勝利する。しかし心は傷つき、帰り道で偶然ナランバヤルと出くわした瞬間、思わず泣き出してしまう。ナランバヤルはサーラを抱きしめ、水路を完成させることを誓った。
映画『金の国 水の国』のあらすじ【転】
水路を作ることでナランバヤルが国交を回復させようとしていることを知り、開戦派のアルハミト右大臣ピリパッパは彼を暗殺しようと企てる。ピリパッパとの会談に向かうナランバヤルの前に、「今行けば殺される」とひそかに忠告してくれる者があり、こんなところで死ぬわけにはいかないとナランバヤルは必死で王宮内を逃げ回る。反戦派のレオポルディーネたちの所へ逃げ込もうとするが、次第に追い詰められていくナランバヤル。そこへ、王宮の様子がおかしいことに気づいたサーラが彼を助けに駆けつける。王族しか知らない秘密の抜け道に案内すると言い、囮になってくれた人たちの身を案じながら二人で逃げていく。
秘密の抜け道に辿り着いた二人。一緒に、と手を取り合って抜け道を進むが、サーラの父、ラスタバン3世が剣を携えて二人を追いかけてきていた。
映画『金の国 水の国』の結末・ラスト(ネタバレ)
過去にバイカリと和平を結ぼうとしていたラスタバン2世は、アルハミトでは腰ぬけ王と呼ばれていた。名声を気にするラスタバン3世は、2世のようになりたくないと、バイカリに対して常に好戦的だった。ナランバヤルは「バイカリでは、ラスタバン2世は偉大な王として知られている。水路を完成することができれば、貴方の名声は1000年後も続くだろう」と3世を諭す。会話の流れで、ラスタバン3世が嫁の代わりに猫を送ったことが判明し、ナランバヤルに妻がいないことを知ったサーラは「父が国王でよかった」と涙した。娘に認められて頑なな気持ちをほぐされたラスタバン3世は、戦争以外の方法で名を残すことを改めて思い直す。
ラスタバン3世はバイカリの族長を国に招き、和平を進めていく。水路の建設は順調に進み、サーラとナランバヤルも正式に結婚。その後、二人の子どもにも恵まれた。
今日も仲睦まじく、水路の視察を行うサーラとナランバヤル。そこへ、ルクマンたちを連れて、娘たちがお弁当を届けにやってくるのだった。
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映画『金の国 水の国』のネタバレあらすじ結末と感想まとめ
以上、映画『金の国 水の国』のネタバレあらすじ結末と感想について紹介しました。
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