この記事では、映画『スターフィッシュ』のストーリー(あらすじ)をネタバレありで結末まで起承転結で分かりやすく簡単に解説していきます。
また、映画ライターや読者による映画感想も数多く掲載中または掲載予定です。
映画『スターフィッシュ』の作品情報
出典:https://video.unext.jp/title/SID0066592
製作年 | 2018年 |
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上映時間 | 100分 |
ジャンル | ヒューマンドラマ SF |
監督 | A・T・ホワイト |
キャスト | ヴァージニア・ガードナー クリスティーナ・マスターソン エリック・ビークロフト ナタリー・ミッチェル |
製作国 | アメリカ イギリス |
映画『スターフィッシュ』の登場人物(キャスト)
- オーブリー(ヴァージニア・ガードナー)
- 若い女性。ラジオ番組「スピリット105AM」に出演している。親友グレイスの葬儀に参列するが、彼女と疎遠になっていたことに後ろめたさを感じている。
- グレイス(クリスティーナ・マスターソン)
- 病気で亡くなったオーブリーの親友。オーブリーと恋愛関係にあったようだが、真実は謎のまま。
- エドワード(エリック・ビークロフト)
- オーブリーが度々思い出す男性。
- アリス(ナタリー・ミッチェル)
- グレイスのいとこでイギリス人。グレイスはいつもあなたの話をしていたと、オーブリーに伝える。
映画『スターフィッシュ』のネタバレあらすじ(ストーリー解説)
映画『スターフィッシュ』のあらすじ【起】
グレイスの葬儀に参列したオーブリーは、親友の死を受け入れることができず呆然としていた。外に出ると、グレイスのいとこのアリスが話しかけてくる。彼女の話によれば、グレイスがある曲を聴きながら「オーブリーなら分かってくれる」と言っていたようだ。
その晩オーブリーは、グレイスの住んでいた家に侵入した。家の1階はバーで、2階がグレイスの住居空間であった。2階に上がったオーブリーは、カメとクラゲに餌をやる。水槽にヒトデがヒラヒラと落ちた。
ベッドサイドには、無線機があった。オーブリーは、居間にある電話で母に連絡する。部屋にはテープレコーダーがあり、中には「#7」と書かれたカセットテープが入っていた。オーブリーはそれを再生する。
眠りに就いたオーブリーは、夢を見た。グレイスの死をエドワードが嘆いている。エドワードの顔には、穴が空いていた。ハッとして目を覚ますと夜が明けており、窓の外は一面雪景色だった。なぜか電話や電気が使えない。店の扉に何者かがぶつかり、オーブリーはそれを追うように外に出た。何かが変だ。人の気配がない上、車も無造作にあちこちで乗り捨てられている。
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映画『スターフィッシュ』のあらすじ【承】
遠くに化け物がいたので、オーブリーはグレイスの家に戻る。化け物は、店のガラス扉に体当たりした。無線機の向うで見知らぬ男が、オーブリーの名を呼んでいる。オーブリーが無線機を手に取り、男の指示に従うと化け物は去って行った。彼はグレイスの知人で、彼女がオーブリーに伝言を残しているはずだと言う。そこで通信は切れた。外には、巨大な岩が現れている。
ふと見ると、棚の上にオーブリー宛の封筒があった。中には「#1」のカセットテープが入っており「このミックステープが世界を救う」と書いてある。再生すると、グレイスからの伝言が入っていた。異世界との扉が開いたせいで人が消え、危機的な状況にある。グレイスは7つのカセットテープを隠していた。音楽の中に隠された信号を繋げれば、世界を救うことができるようだ。「残りのテープは私たちの場所に隠すね」グレイスはそう言った。
その後オーブリーは「#2」のテープと、彼女のノートを見つける。再び男から連絡が入り、オーブリーに協力を求める。だが失意のどん底にあるオーブリーは何日も引き籠り、これに応じなかった。
映画『スターフィッシュ』のあらすじ【転】
遂に食料や水がなくなり、オーブリーはテープレコーダーを持って出かけた。まずスーパーマーケットへ行き、カップラーメンの棚から「#3」のテープを見つける。そして必要な食糧をリュックに詰めた。その後映画館へ向かう途中でまた化け物に遭遇し、車の中に避難する。車内では、アニメのような不思議な夢を見た。
映画館へ着くと、座席の下から「#4」のカセットを回収する。映画館を出ると、恐竜よりも大きな怪物が目の前を横切っていった。「人が死んで悲しいのは、物語が喪失するからだ。せめて物語は残って欲しい」オーブリーはそう思った。
その後図書館へ行き、遺失物の中に「#5」のカセットを見つける。図書館で眠っていると、グレイスが現れた。オーブリーは親友が苦しんでいる間、彼女に寄り添わなかったことを後悔している。その思いをグレイスに伝えると「幸せにならなきゃ」と、彼女は答えた。
オーブリーはまた音楽を聴く。すると映画『スターフィッシュ』の撮影に、オーブリー自身が参加するという幻覚を見た。ハッとしてもう1度再生ボタンを押すと、今度は海辺にいるエドワードと自分を思い出した。
映画『スターフィッシュ』の結末・ラスト(ネタバレ)
図書館を出るとまた化け物が現れたが、オーブリーはもう驚かなかった。化け物は静かに去っていく。オーブリーは、グレイスの墓石の前まで歩いた。
最後の目的地はラジオ局だ。「#6」のカセットを見つけ、これまでにゲットしたテープを公共の電波で次々に放送した。曲の中に潜む信号が全て流れ、これで世界を救えるはずだとオーブリーは思う。そして無線機に向かって「自分は生き残りだ」と話しかけた。すると男の声で応答があり、複数名の人たちが生き残っていると分かる。
男は「奴らからのメッセージを繋げた?信号が何かも知らず、害悪とも知らず、返信した?最悪だ」と嘆いた。オーブリーは、ようやくグレイスの本心を汲み取った。オーブリーは、敵のいる異世界との扉を開いてしまったのだ。それぞれカセットテープに貼られたアルファベットを書き出して、繋いでみる。すると「許して忘れよう」という意味であった。
ショックで呆然となったオーブリーは、そのまま外へ出た。謎の液体が上空に吸い上げられていき、見たことのない光景が広がる。オーブリーはぼんやり、エドワードと過ごした日々を思い出した。
映画『スターフィッシュ』の感想・評価・レビュー
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映画『スターフィッシュ』のネタバレあらすじ結末と感想まとめ
以上、映画『スターフィッシュ』のネタバレあらすじ結末と感想について紹介しました。
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