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映画『ダンテ01』のネタバレあらすじ結末と感想

この記事では、映画『ダンテ01』のストーリー(あらすじ)をネタバレありで結末まで起承転結で分かりやすく簡単に解説していきます。

また、映画ライターや読者による映画感想も数多く掲載中または掲載予定です。

映画『ダンテ01』の作品情報


出典:https://video.unext.jp/title/SID0094773

製作年 2008年
上映時間 85分
ジャンル SF
ホラー
監督 マルク・キャロ
キャスト ランベール・ウィルソン
リン・ダン・ファン
シモーナ・メカネスキュ
ドミニク・ピノン
製作国 フランス

映画『ダンテ01』の登場人物(キャスト)

ジョルジュ(ランベール・ウィルソン)
新入りの囚人。漂流船から血まみれの状態で見つかった。身元不詳。無口だが、人を治癒する能力がある。
エリザ(リン・ダン・ファン)
ニューリノス社の若い女性遺伝心理学者。ナノ・テクを使う治療の実験を行っている。新しい治療を試すため、ダンテ01へやってきた。
ペルセポネ(シモーナ・メカネスキュ)
ニューリノス社の心理学者。囚人をモルモット扱いすることに反対している。心の治癒に人生を捧げてきた女性。
シャロン(ジェラール・ラロシュ)
この船の司令官。ニューリノス社の人物。スキンヘッドでメガネをかけている。
セザール(ドミニク・ピノン)
小柄な囚人。短気で気性が荒い。モロックやラザロと一緒にいることが多い。
ブッダ(ブリュノ・ロシェ)
殺人鬼のような側面を持つ囚人。急に激怒する。瞑想中と言い、ただ眠っていることもある。
ラザロ(フランソワ・レヴァンタル)
背が高くイカツい囚人。落ち着いているが、案外残酷な面を持つ。
モロック(フランソワ・ハジー・ラザロ)
体格の良い囚人。食欲が旺盛でいつも何か食べている。
アッティラ(ヤン・コレット)
何を考えているか分からない囚人。IT技術を持っており、シャロンに頼まれた仕事をこなしている。

映画『ダンテ01』のネタバレあらすじ(ストーリー解説)

映画『ダンテ01』のストーリー(あらすじ)を結末・ラストまでわかりやすく簡単に解説しています。この先、ネタバレを含んでいるためご注意ください。

映画『ダンテ01』のあらすじ【起】

宇宙の果てにダンテという名の惑星があった。周囲ではダンテ01という、小さなステーションが周回している。ダンテ01にはニューリノス社の拘留所があり、サイコ犯罪者の実験が行われていた。

ある日そこへ遺伝心理学者エリザと、1名の囚人が到着する。囚人は脅えており、精神が錯乱しているようだった。彼は「神は信じるものを見捨てない」と独り言を言う。周囲の囚人は、この新人に聖ジョルジュとあだ名を付けた。司令官のシャロンは、エリザとジョルジュが来た理由を、囚人のアッティラに調べさせた。

囚人エリアには警備員が行き、医師が直接入ることはなかった。その代わり医師たちは、応答室で話す囚人の会話を聞くことができる。また監視カメラも付いていた。

囚人ブッダが無口なジョルジュに苛立ち、彼の首を絞めた。セザールら囚人がブッダを止める。厄介なことになりそうだったので、医師は催眠ガスを撒き囚人たちを眠らせた。

エリザは眠っているブッダを医療室へ運び、ナノテクノロジーで染色体の機能障害を無くす注射を打つ。心理学者ペルセポネは、人の感情をDNAで操作するのは非人道的だと批判した。

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映画『ダンテ01』のあらすじ【承】

ブッダは拒否反応で苦しむが、医師たちは彼をそのまま独房へ戻す。ブッダの元へジョルジュが現れた。ジョルジュはブッダの胸の位置から、苦しみの種と思われるエイリアンのような生物を取り出し、食べた。するとブッダの苦しみは治まる。

ペルセポネは「ブッダに拒否反応が出ていた」とエリザを責める。そして人間をモルモット扱いすることに、心理学者として断固反対する。

アッティラはパソコンで、エリザとジョルジュについて調べた。そしてエリザの研究で、自分たちが皆記憶を消されたり殺されたりするのだと知る。

ブッダは、ジョルジョに救われたと囚人たちに話す。だがモロックとセザールは、もはやブッダを信用できない。刃物を持ったモロックは、ブッダを殺そうとした。ラスプーチンがブッダの話を信じ、喧嘩の仲裁に入る。モロックはラスプーチンと取っ組み合いの喧嘩になり、自分の持っていた刃物で喉を切ってしまった。血を流し倒れたモロックを、またもジョルジュが癒す。するとモロックの首から傷がなくなった。再び催眠ガスが撒かれ、今度はセザールがナノ注射される。

映画『ダンテ01』のあらすじ【転】

ペルセポネは、ジョルジュの持つ不思議な治癒能力に気づいていた。

セザールやラザロは、ジョルジュの力を恐れた。ラザロはセザールから貰ったナイフで、ジョルジュを殺害しようとする。ジョルジュは応答室で寝ており、部屋の前でラスプーチンが見張りをしていた。ラザロとモロックがラスプーチンに暴行を加えると、応答室にいるジョルジュは自分のことのように苦しむ。ジョルジュは部屋から出ると、ラザロに何度も刺された。だが医療室に運ばれたジョルジュは、無傷だった。

ペルセポネはこの奇跡を「復活」と受け止める。そしてエリザによるジョルジュの実験を、犯罪心理の責任者として禁止する。だがシャロンが、ペルセポネを解任した。エリザはこの囚人を連れ、ここを発つ予定なのだ。注射を打たれそうになったジョルジュは、ハッと目を覚ます。そしてエリザに注射を向け、人質にした。シャロンがエリザを助ける。だが彼女はシャロンの不手際を指摘し、ビンタした。

ナノ注射のせいでセザールが発症し、苦しみはじめた。ジョルジュはいつものやり方で、彼を救済する。

映画『ダンテ01』の結末・ラスト(ネタバレ)

警告音が鳴った。アッティラが囚人の元に来て「プログラムを消去したからステーションがダンテに衝突するぞ」と叫ぶ。エリザの研究内容を知った彼は、医師が憎くなり、自爆行為に走ってしまったのだ。アッティラはジョルジュの救済からも逃げた。そして誰もいない場所で首を吊った。

ステーションはダンテの方へ突進している。航路を変えるには、医師たちが囚人エリアへ行く必要があった。囚人エリアのハッチを開け、操縦室のパネルで緊急エンジンを作動させるのだ。シャロンは囚人たちに協力を求める。

エリザは催眠ガスを撒き、2人乗りのシャトルでの逃亡を図る。だがラザロに見つかり、仕方なく彼もシャトルに乗せた。シャトルはアッティラに細工されており、発射後すぐに燃えた。

残りの者は目を覚まし、急いで作業に取りかかる。厳重に装備した小柄なセザールが、煮えたぎった管の中に入り、手動操縦に切り替えようとしたが失敗した。セザールが犠牲を払い、最終的にジョルジュが船外服を着てダンテへ向かう。両手を広げダンテに近づくジョルジュは、まるで十字架のようだった。ダンテの周囲には、難を逃れたステーションがぽっかり浮かんでいる。

映画『ダンテ01』の感想・評価・レビュー

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映画『ダンテ01』のネタバレあらすじ結末と感想まとめ

以上、映画『ダンテ01』のネタバレあらすじ結末と感想について紹介しました。

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