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映画『あしたになれば。』のネタバレあらすじ結末と感想

この記事では、映画『あしたになれば。』のストーリー(あらすじ)をネタバレありで結末まで起承転結で分かりやすく簡単に解説していきます。

また、映画ライターや読者による映画感想も数多く掲載中または掲載予定です。

映画『あしたになれば。』の作品情報


出典:https://video.unext.jp/SID0031749

製作年 2015年
上映時間 98分
ジャンル 青春
監督 三原光尋
キャスト 小関裕太
黒島結菜
葉山奨之
小川光樹
製作国 日本

映画『あしたになれば。』の登場人物(キャスト)

松井大介(小関裕太)
南河内に暮らす高校2年生。野球部に所属しているが、甲子園予選での失敗を引きずり、部活をしばらく休んでいる。純粋で真っ直ぐな性格で、父からは「何事にも全力投球する息子」と称されている。
佐々木美希(黒島結菜)
大介の通う高校の隣に所在する女子高に通う2年生。東京からの転校生で、母と2人で暮らしている。東京で暮らすパティシエの父が作ってくれたドーナツの味が忘れられない。清楚な美少女で、素直な性格だが、人見知りをする一面もある。
安田元(葉山奨乃)
大介の親友。大介と一緒に自転車で登校する際、ラーメンを賭けて競争をしたり、地元の不良に大介が絡まれると助けようとしたりと、絆は深い。過去に、同級生の健二、昭吾、大介と共に大食いコンテストに出場した。
大島玉子(富山えり子)
美希のクラスメートで、転校生の美希がなかなかクラスに馴染めずにいたところに声をかけ、親交を深めた。中等部の頃から菓子部に所属し、調理も製菓も得意である。面倒見が良く、率直な物言いをする。

映画『あしたになれば。』のネタバレあらすじ(ストーリー解説)

映画『あしたになれば。』のストーリー(あらすじ)を結末・ラストまでわかりやすく簡単に解説しています。この先、ネタバレを含んでいるためご注意ください。

映画『あしたになれば。』のあらすじ【起】

大阪府南河内市の男子校に通う松井大介は、野球部に所属する高校2年生で、甲子園予選で敗退したのは自分のせいだと思い悩み、しばらく部活を休んでいる。

夏休みのある日、大介は校長に呼び出された。
その席には同級生で大介と仲の良い安田元、大野健二、三村昭吾の姿もあった。
校長は大介らに「南河内グルメ開発プロジェクト」への参加を要請した。
地元の特産品を使った料理を開発し、8月30日のイベントで出店してその料理を売って、来場者の投票で第1位となったものをふるさとグルメに認定するというものだ。
大介たちは初め、乗り気ではなかったものの、近隣の女子高・飛鳥女学院の生徒2名も一緒に取り組むと聞き、参加を決めた。

大介らと共にプロジェクトに取り組む飛鳥女学院の生徒は、東京出身で、離れて暮らす父がパティシエである佐々木美希と、プリン・アラモードが大好きな大島玉子だ。
大介は美希を見てすぐに、以前、大介が独りグラウンドで自主トレーニングをしているときにボールを拾ってくれた女子だと気付いた。

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映画『あしたになれば。』のあらすじ【承】

プロジェクトの参加メンバーは、大介の通う学校の家庭科室に定期的に集まることにし、試作品を作り始めた。
地元野菜を使ったカレーは、味は良いがインパクトに欠け、地元ワインで肉と野菜を煮込んだ料理は原価が高く、大阪府民に愛される粉ものを集めた、お好み焼きをトッピングしたうどんは見た目が良くなかった。
元は調理中に、誤って包丁で指を切ってしまったが、美希がすぐに駆け寄り、絆創膏を貼ってくれた。

大介は野球部の仲間に呼び出され「いつまでいじけているんだ。誰もお前を責めていないから、戻ってこい」と言われたが、大介はそれに応えることはできなかった。
大介が複雑な気持ちになり、河原で独り佇んでいたところへ、美希が通りがかり、声をかける。
大介と美希が雑談しながら帰路を辿っているところへ、今度は車に乗った大介の母が通りがかり、美希を夕食に招いた。

大介の家族と共に、賑やかな夕食を楽しんだ美希は、家まで送ろうとする大介に「キャッチボールをしたい」と言い、2人は夜のグラウンドでキャッチボールをしながら、自身の境遇を打ち明けあった。

映画『あしたになれば。』のあらすじ【転】

美希の母は南河内の出身で、上京して家庭を持ち、美希を出産した。
そして離婚後は人生の再スタートを切るべく南河内に戻り、新たな出会いに恵まれた。
美希は東京にいるパティシエの父が、幼い頃に作ってくれたドーナツの味を忘れられずにおり、母の新しい相手を紹介されても、心を開くことができない。

プロジェクトの参加メンバーは、試作と意見交換を繰り返すうちに絆が深まり、イベントでの優勝を本気で志すようになっていた。
地元の食材を研究するためにイチジク農家を訪れたり、以前のコンテストで優勝した農大に潜入したりと、勝つための戦略を練るのだった。
その中で、健二は玉子に、元と大介は美希にいつしか恋心を抱くようになっていた。
元は大介に、美希に告白する決心をしたと告げる。

ある日から美希は、試作会に来なくなった。
心配した大介は美希の家を訪ね、美希の母から、美希が東京の実父のもとへ行き、いつ戻るかわからないことを聞いた。
大介は美希をめぐって元との仲も微妙になり、落ち込んだが、父からの温かい励ましの言葉を受けて、前向きさを取り戻した。

映画『あしたになれば。』の結末・ラスト(ネタバレ)

東京から戻った美希は大介のもとを訪れ、パティシエを志して、2学期から東京に戻り、父親と暮らすことにしたと告げる。

ある日大介は、いつも大介や元たちに絡んでくる不良たちに捕まってしまった。
元、健二、昭吾が大介を助けにやって来たが、4人ともボコボコにされた。
それが契機となって大介と元は友情を取り戻し、その夜、大介はプロジェクトに参加するメンバーのグループラインに「辛いことも、あしたになれは、全部大丈夫」と投稿した。

大介たちは、美希と父との思い出のドーナツに、地元のイチジクやブドウのソースをかけた「初恋ドーナツ」を開発し、8月30日のイベントに臨んだ。
結果は準優勝で、大介たちはイベントの打ち上げに河原で花火を楽しんだ。
そこで美希が「大介君のこと、ずっと応援する」と宣言し、大介は「俺も美希ちゃんのこと、ずっと応援する」と宣言した。

その後野球部に戻った大介に、東京にいる美希から手紙が届いた。
そこには「落ち込むこともありますが、あしたになれば、素敵なことが起こる気がして頑張っています」と書いてあった。

映画『あしたになれば。』の感想・評価・レビュー

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映画『あしたになれば。』のネタバレあらすじ結末と感想まとめ

以上、映画『あしたになれば。』のネタバレあらすじ結末と感想について紹介しました。

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