この記事では、映画『リロイ＆スティッチ』のストーリー（あらすじ）をネタバレありで結末まで起承転結で分かりやすく簡単に解説していきます。
また、映画ライターや読者による映画感想も数多く掲載中または掲載予定です。
映画『リロイ＆スティッチ』の作品情報
出典：https://video.unext.jp/title/SID0025320
| 製作年 | 2006年 |
|---|---|
| 上映時間 | 72分 |
| ジャンル | アニメ ファンタジー アドベンチャー |
| 監督 | トニー・クレイグ ロバーツ・ガナウェイ |
| キャスト | ティア・カレル クリス・サンダース デイヴィー・チェイス デヴィッド・オグデン・スタイアーズ |
| 製作国 | アメリカ |
映画『リロイ＆スティッチ』の登場人物（キャスト）
- リロ・ペレカイ（諸星すみれ）
- ハワイ・カウアイ島に住む5歳の女の子。両親を事故で亡くし、姉と暮らしていた。しっかり者で両親から受け継いだオハナの精神を大事にする心優しい性格だが、周りからは変わり者だと思われている。スティッチたちと出会うまで友達がおらず、手作りの人形・スクランプで遊んでいた。島に放たれた600匹以上のスティッチのイトコである生物兵器の試作品たちに名前を付け、イトコたちの住処や仕事を探し日々見回っている。
- スティッチ（山寺宏一）
- ジャンバの違法な遺伝子実験により生み出された生物兵器の試作品・626号。破壊本能がプログラムされており、怪力で固いものも噛み砕いて食べる。銀河連邦軍から脱走してカウアイ島に不時着し、リロと出会った。リロの弟のような存在で、リロを守ろうとする。地球では、リロのペット犬としてリロの家で生活している。
- ジャンバ・ジュキーバ（飯塚昭三）
- 違法な実験でスティッチたち試作品を生み出した、自称・悪の天才科学者。一度は銀河連邦軍に逮捕され刑務所に収容されたが、スティッチが逃亡した際、議長に命じられスティッチ捕獲のため地球に送り込まれた。リロやスティッチ、ウェンディと過ごすうちに家族愛が芽生え、そのままリロの家でリロの親戚のおじさんとして生活している。ハムスターヴィールとは昔、手を組んで活動していたことがある。
- ウェンディ・プリークリー（三ツ矢雄二）
- 一つ目のエイリアンで、女装趣味がある。銀河連邦市民大学で優秀な成績を収め、元々は銀河連邦の諜報員として研究のために地球にやってきた。ジャンバのお目付け役に任命されてから地球に残り、リロの家でリロの親戚のおばさんとして生活している。怖がりな性格で、地球では女装して外出する。
- リロイ（山寺宏一）
- ジャンバが開発した試作品・627号。スティッチとよく似ているが、体毛は赤い。毛の色を青に変えてスティッチに化けることができる。スティッチと同じ能力を持ち、強さは互角。
- ガントゥ（石塚運昇）
- 銀河宇宙連邦の元エリート大尉で、地球ではサモア人として壊れた宇宙船で生活している。逃亡したスティッチを捕獲するために地球に派遣されたが、議長に銀河宇宙連邦をクビにされハムスターヴィールに雇われた。スティッチのイトコである試作品を捕獲し、ハムスターヴィールに転送しようとするが、リロとスティッチに邪魔され成功したことがない。自分のキャリアを潰したスティッチを恨んでいる。
- ジャック・フォン・ハムスターヴィール（家中宏）
- ゼノン宇宙域小惑星刑務所K37に収容されている悪の天才科学者で、ジャンバの旧友。ジャンバの作った試作品を集めて世界征服を企んでおり、牢獄の設備を改造し連絡を取ったガントゥを安月給で雇って、試作品を回収させている。
- ルーベン（小森創介）
- ジャンバが作った試作品・625号。スティッチと同等の力を持つが、怠け者でいつも好物のサンドイッチを作っている。スティッチよりも言語能力が優れており、ガントゥと宇宙船で暮らす。リロが名前を付けていない唯一のイトコ。
- 議長（谷育子）
- 宇宙の権力者である銀河連邦の議長。ジャンバとウェンディを地球に送り込み、リロとスティッチに地球で試作品の居場所を探す任務を与えた。銀河連邦軍の本部に、自分の部屋を持っている。
映画『リロイ＆スティッチ』のネタバレあらすじ（ストーリー解説）
映画『リロイ＆スティッチ』のあらすじ【起】
リロ、スティッチ、ジャンバ、ウェンディは、試作品の回収と居場所作りの任務を終了させ、銀河連邦議会で議長から功績をたたえられた。功績の褒美として、リロは地球上の試作品たちを見守る銀河連邦初の地球大使に、スティッチは宇宙船の指揮官に任命される。また、ジャンバには最先端の科学研究室、ウェンディには大学名誉教授としての地位が与えられた。しかし、リロたちは与えられた地位を断り、ハワイ・カウアイ島のリロの家に戻る。
家に戻ったリロは、自らがイトコと呼ぶ試作品たちのアルバム作りに励んだ。しかし、銀河連邦から授与されるはずだった地位に未練があるように見えるスティッチ、ジャンバ、ウェンディを見たリロは、三人を宇宙へ還すと決断する。その頃、スティッチを敵対視するガントゥがシャトルでゼノン宇宙域小惑星刑務所K37に忍び込み、ハムスターヴィール博士を脱獄させた。
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映画『リロイ＆スティッチ』のあらすじ【承】
リロからそれぞれ餞別を受け取ったスティッチたちは、宇宙へ戻る。銀河連邦大尉となったスティッチは、銀河艦隊の初仕事として脱獄したハムスターヴィールの確保を命じられた。スティッチは宇宙船・ビッグレッドバトルシップの指揮をとるが、次第に一人の時間が多くなる。名誉教授になったウェンディも教鞭をとることはできず、豪華な部屋で一人、暇な時間を送っていた。さみしさを感じたスティッチとウェンディは、リロから貰った餞別を眺める。
一人で研究室に籠もるジャンバは、実験の成果を声高らかに発表するが周囲には誰もいなかった。ジャンバが、リロから餞別でもらったレコードをかけるとハムスターヴィールが研究室を訪れる。ハムスターヴィールは仮釈放されたと嘘をつき、ジャンバにまた一緒に研究をしようと持ち掛けた。ジャンバは誘いを断るが、ハムスターヴィールに脅され仕方なく試作品作りを開始する。ジャンバは赤い、スティッチに似た試作品・627号を完成させ、ハムスターヴィールは627号にリロイと名付けた。
映画『リロイ＆スティッチ』のあらすじ【転】
スティッチが、ハムスターヴィールを追って研究室に現れる。スティッチとリロイは激しく交戦するが、ウェンディが研究室を訪れるとリロイがスティッチ、ジャンバ、ウェンディを捕らえた。ハムスターヴィールは、スティッチたちをシャトルに乗せてブラックホールに飛ばし、軍隊を作るためリロイのクローンを量産してビッグレッドバトルシップを乗っ取った。
胸騒ぎを感じたリロは、スティッチと連絡を取ろうとするが電話は繋がらず、ガントゥが住む壊れた宇宙船を訪れる。リロは、宇宙船でガントゥと暮らしていた試作品・625号と出会い、ルーベンと名前を付けた。リロとルーベンが、テレビ電話を直してビッグレッドバトルシップに連絡すると、スティッチに化けたリロイがテレビに映る。しかし、リロに偽物だと見破られたリロイは、ビデオ電話を破壊した。
リロとルーベンは、宇宙船を直して宇宙へ向かう。同じ頃、地球にやってきたリロイは、リロの部屋からイトコたちのアルバムを盗んで試作品狩りを始め、スティッチたちを乗せたシャトルはブラックホールに突入した。
映画『リロイ＆スティッチ』の結末・ラスト（ネタバレ）
リロとルーベンが議長の部屋に入ると、部屋にはハムスターヴィールがいた。リロイから試作品を捕まえたと報告を受けたハムスターヴィールは、ガントゥにリロとルーベンを牢に入れるよう命じ、地球へ向かう。しかし、ハムスターヴィールからクビを告げられたガントゥは、リロたちを逃がし共にスペースポートを目指した。その時、リロたちの前にシャトルに乗ったスティッチたちが現れる。
リロたちは、ハムスターヴィールの攻撃からイトコたちを救うと、リロイの軍隊と対峙した。イトコたちも参戦し、試作品たちが激しい戦いを繰り広げる中、リロイの弱点を知るジャンバの作戦に乗り、リロ、スティッチ、ルーベンが歌い出す。すると、リロイたちの動きが停まった。
ハムスターヴィールとリロイの軍隊が捕まり、銀河連邦の危機が去るとリロたちは改めて議会で表彰される。褒美として、ガントゥは銀河連邦の隊員に戻り、ルーベンはガントゥの専属シェフになった。そして、リロ、スティッチ、ジャンバ、ウェンディは銀河連邦を離れみんなでリロの家に帰る。
映画『リロイ＆スティッチ』の感想・評価・レビュー
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映画『リロイ＆スティッチ』のネタバレあらすじ結末と感想まとめ
以上、映画『リロイ＆スティッチ』のネタバレあらすじ結末と感想について紹介しました。
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