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映画『劇場版 ねこ物件』のネタバレあらすじ結末と感想

この記事では、映画『劇場版 ねこ物件』のストーリー(あらすじ)をネタバレありで結末まで起承転結で分かりやすく簡単に解説していきます。

また、映画ライターや読者による映画感想も数多く掲載中または掲載予定です。

映画『劇場版 ねこ物件』の作品情報


出典:https://video.unext.jp/title/SID0074222

製作年 2022年
上映時間 93分
ジャンル ヒューマンドラマ
監督 綾部真弥
キャスト 古川雄輝
細田佳央太
上村海成
本田剛文
製作国 日本

映画『劇場版 ねこ物件』の登場人物(キャスト)

二星優斗(古川雄輝)
幼い頃に両親を事故で亡くし、祖父と猫と暮らしていたが祖父の死後、四つ葉不動産の有美と出会い、猫が認めた人が入居可能な猫と暮らすシェアハウス・二星ハイツのオーナーとなる。猫のことを第一に考えるため、猫が受け入れない人は自身も受け入れられない。真面目で几帳面な性格で、料理が得意。30年間一度も働いた経験がなく、有美に紹介してもらったアルバイトも一日で辞めてしまうほど人と接するのが苦手だが、元ハイツの住人達とは楽しく暮らしていた。SNSに疎く、自分で更新するのは苦手なため基本的に人任せだが、猫の写真を撮るのは得意。幼少期の記憶は、ほぼない。
広瀬有美(長井短)
四つ葉不動産の職員で幸三が所有する物件を担当していたが、幸三が他界した後、優斗の現状や相続などの問題からシェアハウスを提案した。猫が苦手だが面倒見がよく、優斗の無茶ぶりにも尽力する。幸三から優斗の話をよく聞いていた。仕事が早く、ハイツの人間関係トラブルも円滑に解決する優斗になくてはならない存在。
立花修(細田佳央太)
ハイツの元住人。弁護士を目指し現在は海外のロー・スクールに通っている。ハイツに住んでいたときにハイツのSNSアカウントを開設した。幼い頃から猫好きだが、自身は飼ったことがない。常に冷静な態度で、落ち着いて相手を観察する。
島袋毅(上村海成)
ハイツの元住人で、役者を目指す劇団の研究生。明るく声が大きいが、調子が良くビックマウスなところがある。ハイツのキャットタワーなどを作った。オーディションで主役に抜擢されハイツを出た。
矢澤丈(本田剛文)
プロボクサーを目指す、元ハイツの住人。優しく穏やかな性格だが、自室をサウナ状態にしてトレーニングするなどストイックな一面がある。プロ試験に合格し、ハイツを出た。
ファン(松大航也)
ハイツの元住人で、台湾からの留学生。流暢な日本語を話し、猫嫌いな父親と離れて引き取った保護猫・たまと暮らすためハイツへ入居した。父親の事業を継ぐため、ハイツを出て帰国した。
加納直人(金子隼也)
二星ハイツに入居を希望する青年。人当たりが良く、猫は人生の師匠だと言い猫好きをアピールするが、仕事や私生活は謎に包まれている。
二星幸三(竜雷太)
優斗の祖父で唯一の肉親。両親を亡くした優斗を長年育ててきたが、ある日突然他界した。優斗に猫との接し方や生き方を教え、優斗の心の支えとなっている。

映画『劇場版 ねこ物件』のネタバレあらすじ(ストーリー解説)

映画『劇場版 ねこ物件』のストーリー(あらすじ)を結末・ラストまでわかりやすく簡単に解説しています。この先、ネタバレを含んでいるためご注意ください。

映画『劇場版 ねこ物件』のあらすじ【起】

二星ハイツで眠る優斗は、一緒に暮らす二匹の猫・クロとチャーに起こされた。家族は一緒に朝食を食べるという二星家の家訓を作った祖父・幸三の教えに倣い、優斗は丁寧に朝食を作り猫と一緒に食べる。ハイツの住人だった弁護士志望の修、俳優志望の毅、プロボクサーを夢みる丈、台湾からの留学生ファンはそれぞれハイツから旅立ち、優斗は人生初の人ロスを感じていた。幸三が残した手紙から生き別れた弟・雅人の存在を知った優斗だが、特に弟を探そうとも思わず、猫たちと気ままな日々を過ごす。

ハイツを訪ねてきた四つ葉不動産の有美は、かつての同居人たちの活躍を伝え優斗にシェアハウスの再開を持ち掛けるが、優斗はまだ違う人と住むことができないと断った。

有美に紹介された猫カフェのアルバイトに向かった優斗は、勤務初日に微かに幼い頃の記憶を思い出し、そのまま店を早退する。優斗は有美にシェアハウスを再開すると伝え、入居条件を優斗よりも年下で猫好きな男性と提示した。さらに優斗は、ハイツを全国にアピールするためSNSに力を入れ出す。

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映画『劇場版 ねこ物件』のあらすじ【承】

一時帰国した修が、ハイツを訪れた。優斗がSNSの更新に苦戦している姿を見た修は、次の渡航まで再びハイツで生活しながらSNSの宣伝活動を手伝う。修は、丈と毅をハイツに呼び宣伝活動の協力を頼んだ。

台湾で有名ユーチューバーになっていたファンが、ハイツのアカウントを宣伝した影響もあり、ハイツのアカウントのフォロワー数が1万人から10万人に増える。数日後、ファンも日本に戻り、かつての住人が全員揃った。

ハイツの入居希望者は1500人に上り、優斗と有美は入居面接を行う。そんな中、テレビ局からハイツの撮影オファーが来た。撮影を許可した優斗は、取材の中で弟を探すためにシェアハウスを再開したと語る。

幸三から雅人の存在を聞いていた有美は、ある公園のベンチに優斗を連れ出した。有美は、両親を事故で亡くした優斗と雅人はベンチの近くにあった養護施設から、それぞれ別の里親に引き取られ幸三は優斗の祖父ではなく里親だったと話す。優斗は幸三に引き取られるまでの記憶がなく、幸三と由美は優斗に真実を伝えることができなかった。

映画『劇場版 ねこ物件』のあらすじ【転】

テレビのオンエアで優斗がハイツを宣伝していた理由を知った修たちは、弟探しを手伝う。SNSのフォロワー数は15万人を突破した。SNSでの宣伝と並行して入居者面接を続けていた優斗は、応募者の一人・加納直人と出会う。直人は、優斗の記憶にあった弟と同じ癖を持ち、「猫は人生の師匠だ。」という過去に優斗が言ったセリフと同じ発言をした。優斗は、本人には弟の可能性を敢えて話さず直人をハイツの住人として受け入れる。ハイツに越してきた直人は、人当たりも良く元同居人たちともうまくやっているように見えたが、時折ハイツのルールを守れず、優斗は直人に厳しく接した。

優斗は直人を公園のベンチに連れて行くと、直人は幼い頃の記憶がなく、天涯孤独の身だと語る。ハイツに戻った直人は、猫とじゃれる修たちを羨ましそうに見つめるが、仲間に入ろうとはしなかった。その夜、優斗と修は、直人の部屋からくしゃみをする音を聞く。

映画『劇場版 ねこ物件』の結末・ラスト(ネタバレ)

翌日の朝食は、優斗と直人と猫たちだけだった。そこへ由美が保護猫を引き取ってほしいと連絡があったと告げに来る。優斗は直人に猫じゃらしを渡すが、猫たちは反応しなかった。優斗は、直人が猫アレルギーで、取材に来た番組スタッフだと言い当てる。直人は、ハイツならずっと一人だった自分を受け入れてもらえると期待し、面接を受けに来ていた。直人は、一度でいいから家族が欲しかったと告げる。直人が猫をなめていたのが許せなかっただけだと話したうえで、優斗が住人を続けるかと問う。直人は、ハイツを去る決心をした。

縁側で優斗と由美が話をする。小学生の頃、校舎裏で優斗と猫が戯れる姿をずっと見ていた由美は、当時の優斗の姿が心の支えになっていた。就職後、幸三の担当になった由美は優斗を発見し、幸三に小学生の頃の話をしていた。外で暇を潰していた同居人たちが戻ってくる。クロが有美に懐くと、優斗は空いている部屋への入居を勧めた。

優斗はおさむ、毅、丈、ファン、有美と朝食を取り、玄関先でみんなを見送ると幸三との会話を思い返す。

映画『劇場版 ねこ物件』の感想・評価・レビュー

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映画『劇場版 ねこ物件』のネタバレあらすじ結末と感想まとめ

以上、映画『劇場版 ねこ物件』のネタバレあらすじ結末と感想について紹介しました。

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