映画『バスカヴィル家の犬シャーロック劇場版』のネタバレあらすじ結末と感想

この記事では、映画『バスカヴィル家の犬シャーロック劇場版』のストーリー（あらすじ）をネタバレありで結末まで起承転結で分かりやすく簡単に解説していきます。

また、映画ライターや読者による映画感想も数多く掲載中または掲載予定です。

映画『バスカヴィル家の犬シャーロック劇場版』の作品情報
映画『バスカヴィル家の犬シャーロック劇場版』の登場人物（キャスト）
映画『バスカヴィル家の犬シャーロック劇場版』のネタバレあらすじ（ストーリー解説）
映画『バスカヴィル家の犬シャーロック劇場版』の感想・評価・レビュー
映画『バスカヴィル家の犬シャーロック劇場版』のネタバレあらすじ結末と感想まとめ

映画『バスカヴィル家の犬シャーロック劇場版』の作品情報

出典：https://video.unext.jp/title/SID0074337

製作年	2022年
上映時間	118分
ジャンル	ミステリーサスペンス
監督	西谷弘
キャスト	ディーン・フジオカ岩田剛典新木優子広末涼子村上虹郎
製作国	日本

映画『バスカヴィル家の犬シャーロック劇場版』の登場人物（キャスト）

誉獅子雄（ディーン・フジオカ）: フリーランスの犯罪捜査専門のコンサルタント。数々の調査依頼から興味のある事件だけを選んで請け負う。自由気ままで自分勝手。
若宮潤一（岩田剛典）: 元精神科医。獅子雄の相棒。犯罪捜査能力はあまり高くないため、獅子雄に助言を受けることが多い。
蓮壁千鶴男（西村まさ彦）: 不動産会社の社長。基本的に他人を信用していない。仕事柄、出張で家を空けることが多い。亭主関白で依羅や馬場から恐れられている。
蓮壁依羅（稲森いずみ）: 千鶴男の妻。専業主婦で馬場のサポートを受けながら、育児や家事をこなしている。
蓮壁紅（新木優子）: 蓮壁家の長女。美術系の大学に通っている。絵が上手い。蓮壁家から自立したいという思いが強い。
蓮壁千里（村上虹郎）: 蓮壁家の長男。明光医科大学の薬学部に通っている。若宮に大学の受験勉強をしてもらっていた。
馬場杜夫（椎名桔平）: 蓮壁家の使用人。蓮壁家にとって、父親のような存在で、みんなが頼りにしている。
捨井遥人（小泉孝太郎）: 南海大学の准教授。千里が小学生の頃、家庭教師をしており、現在もよく蓮壁家を訪れる。地震を予測する研究をしている。
冨楽朗子（広末涼子）: リフォーム会社を夫婦で経営する。リフォームの見積もりのため、蓮壁家にたびたび訪問している。

映画『バスカヴィル家の犬シャーロック劇場版』のネタバレあらすじ（ストーリー解説）

映画『バスカヴィル家の犬シャーロック劇場版』のストーリー（あらすじ）を結末・ラストまでわかりやすく簡単に解説しています。この先、ネタバレを含んでいるためご注意ください。

映画『バスカヴィル家の犬シャーロック劇場版』のあらすじ【起】

誉獅子雄と若宮潤一は、資産家の蓮壁千鶴男からリモートで調査依頼を受ける。千鶴男のもとに、娘の紅を誘拐した犯人から脅迫状が届いた。鉱山にある金庫に向かい、身代金を準備したが犯人は現れず、帰宅すると既に紅が解放されていたという奇妙な事件だった。獅子雄らは詳しく話を聞こうとしたが、突然千鶴男が倒れ、そこに息子の千里が帰宅する。

千鶴男は亡くなった。亡くなる直前、話していた獅子雄らは警察署で事情聴取を受けた。そこで、顔見知りの刑事に、千鶴男の死因は狂犬病で、足首に傷があったことと、千鶴男が誘拐事件の日に、赤い目の犬の写真を撮っていたことを聞く。

獅子雄らは千鶴男の遺産を目的とした殺人だと考え、娘の誘拐の件も含めて調査するため、千鶴男の家族が住む霞島へ向かった。

蓮壁家には現在、娘の紅と妻の依羅と使用人の馬場杜夫と愛犬のヴィルが住んでおり、千里が千鶴男の葬式のために戻ってきていた。そのほかに、蓮壁家のリフォームの見積もりをしている冨楽朗子や、千里が小学生の頃の家庭教師だった捨井遥人が蓮壁家を出入りしていた。

映画『バスカヴィル家の犬シャーロック劇場版』を無料視聴できる動画配信サービスと方法については、以下の記事をご覧ください。

映画『バスカヴィル家の犬シャーロック劇場版』を無料視聴できる動画配信サービスと方法

映画『バスカヴィル家の犬シャーロック劇場版』を無料視聴できる動画配信サービスと方法を分かりやすく紹介しています。

映画『バスカヴィル家の犬シャーロック劇場版』のあらすじ【承】

獅子雄らは紅の誘拐事件当時の状況について話を聞いた。紅はバイト帰りに誘拐され、気づいたときには家の前にいたと証言した。獅子雄らが千鶴男は狂犬病で亡くなったと伝えると、依羅と紅と馬場は「黒犬のたたり」だと怯えた。霞島には、墓に初めに入った人は成仏できないとされ、身代わりに黒い犬を殺して墓に入れるという迷信があった。

馬場が「直ちに立ち退かなければ、黒犬の制裁を受ける」という脅迫状が数回届いていることを打ち明けた。新聞の切り抜き文字で作られており、紅の誘拐事件の脅迫状も同じ形式だった。千里は捨井を疑っていた。彼は大学で地震を予測する研究を行っており、蓮壁家がある地域で大地震が起こるから、引っ越しするように何度も訴えに来ていた。

獅子雄は独自に捜査を始め、若宮は蓮壁家で紅らの行動を見張っていた。若宮は蓮壁家の会話を盗み聞きし、紅がキャバクラでアルバイトをしていたことを知る。

金庫の中の遺言書を取りに行くため、鉱山に向かった千里が遺体で見つかる。千里も赤い目の犬の写真を撮っていた。依羅は千里の死が受け入れられず、憔悴していた。

映画『バスカヴィル家の犬シャーロック劇場版』のあらすじ【転】

獅子雄は立ち退きの脅迫状の差出人を突き止めた。捨井の研究室にある貯金箱から小銭以外の音が混じっていたのである。捨井は紅に好意を抱き、地震発生後に脅迫状を送ったのは自分だと打ち明ければ、彼女が振り向いてくれると考えていた。

若宮は獅子雄の指示で紅に睡眠薬を飲ませ、その後鉱山に向かった。鉱山で赤い目の犬を見て、平静さを失った若宮のもとに獅子雄が現れ、そこに朗子と彼女の夫、そして甥がやってきた。赤い目の犬の正体は犬に模したドローンで、甥が朗子らに頼まれ、操作していたことが判明した。

20年前、冨楽夫妻は娘の碧海を誘拐された。捜査が打ち切られたあとも、朗子らは諦めずに碧海を探し続けた。ある日、街中で碧海と目がそっくりの紅と遭遇し、朗子らは後を追い、蓮壁家に辿り着いた。朗子はリフォーム業者として、蓮壁家に侵入し、紅の歯ブラシでDNA鑑定を行った。その結果親子関係が認められ、紅に真実を打ち明けた。

真実を知った紅が蓮壁家の遺産を狙い、千鶴男らの殺害を計画した。千鶴男と千里は朗子らが闇サイトで入手した狂犬病ウイルスを傷口に塗られ、殺害されていた。

映画『バスカヴィル家の犬シャーロック劇場版』の結末・ラスト（ネタバレ）

獅子雄らは蓮壁家へと戻った。紅は眠ったままで、依羅は亡くなっており、馬場は首を吊って死んでいた。馬場は遺書を残していた。

20年前、蓮壁家には娘の紅がいた。しかし、依羅が目を離した隙に、紅がお風呂で溺れてしまう。馬場が依羅と紅を車に乗せて、病院へ向かう途中、紅は亡くなり、千鶴男に叱られることを恐れた依羅が碧海を連れ去った。

依羅は長男の千里が産まれてから、紅に愛情を注がなくなり、千鶴男は紅が誘拐された碧海であることに気づいており、冷たく接していた。紅は自身を娘のように可愛がってくれる馬場に、実の両親に再会できたことと、殺害計画を伝えていた。馬場は紅の代わりに依羅を殺し、自ら命を絶ったのだ。

獅子雄らは「碧海が起きたら、自首する」といった冨楽夫妻と依羅、馬場の遺体を残し、蓮壁家を去った。そのあと、大地震が発生し、目を覚ました碧海はこのまま家族3人で死ぬことを望み、冨楽夫妻はそれを受け入れた。そのあと、蓮壁家は崩れてしまった。

映画『バスカヴィル家の犬シャーロック劇場版』の感想・評価・レビュー

この映画の感想・評価・レビューはまだ投稿されていません。