この記事では、映画『あのコの、トリコ。』のストーリー(あらすじ)をネタバレありで結末まで起承転結で分かりやすく簡単に解説していきます。
また、映画ライターや読者による映画感想も数多く掲載中または掲載予定です。
映画『あのコの、トリコ。』の作品情報
出典:https://video.unext.jp/title/SID0040594
製作年 | 2018年 |
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上映時間 | 99分 |
ジャンル | 恋愛 ヒューマンドラマ |
監督 | 宮脇亮 |
キャスト | 吉沢亮 新木優子 杉野遥亮 岸谷五朗 |
製作国 | 日本 |
映画『あのコの、トリコ。』の登場人物(キャスト)
- 鈴木頼(吉沢亮)
- メガネ男子。地味でおとなしい高校生。過去のある経験から、いつも自信なさげで、平凡な生活を送っている。
- 立花雫(新木優子)
- 頼の幼馴染。美人でスタイル抜群。女優になることを夢に、モデル活動を頑張っている。雫の幼馴染で、俳優の昴を尊敬している。
- 東條昴(杉野遥亮)
- 圧倒的な人気を誇る、若手イケメン俳優。雫の夢を応援し、いつか共演できる日を楽しみにしている。
- 奥井広道(古坂大魔王)
- 雫が所属する事務所の社長。雫が悩んでいるときには、親身になって寄り添ってくれる。楽観的な一面もある。
- 近藤啓(岸谷五朗)
- 現場プロデューサー。素早い判断力をもっているため、予測不能なトラブルが起きたときも、臨機応変に対応する。
映画『あのコの、トリコ。』のネタバレあらすじ(ストーリー解説)
映画『あのコの、トリコ。』のあらすじ【起】
地味で平凡な日々を送る鈴木頼は、堀切学園高校に転入した。そこで、幼馴染でモデルの立花雫と再会する。
9年前、頼と雫は子役仲間として切磋琢磨しあい、女優と俳優になることを約束した。雫はオーディションを受けるたびに合格していたが、頼は毎回不合格で、徐々に自信を無くし、引っ越しをきっかけに活動を辞めてしまった。頼と雫には幼馴染の東條昴がおり、彼は現在映画やドラマに引っ張りだこの人気俳優となっていた。
雫の所属事務所社長の奥井広道から、雫の付き人を頼まれた頼は、事務所から雫がいる現場へ向かうとき、監督の近藤啓と初対面を果たした。近藤監督は頼の顔立ちを見て、オーラを感じ取った。
1年前、頼は雫と約束した俳優になる夢をとっくに諦め、普通に生きていくことを決めていた。しかし、コンビニで雫が表紙を飾る雑誌を見かけ、あの頃の夢を実現するために、突き進む雫に衝撃を受け、上京を決意した。
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映画『あのコの、トリコ。』のあらすじ【承】
下着メーカーのCM出演が決まった雫は、下着に抵抗が芽生え、楽屋に引きこもってしまった。頼は女優になる夢を叶えるための一歩だと説得し、急いで現場に向かったが、次の予定があった共演者の昴はすでにいなくなっていた。現場はCM撮影を諦め、撤収作業が行われていた。雫の夢が遠のくことを恐れた頼は、昴の代役を務めると宣言し、頼のオーラに惹きつけられていた近藤監督は承諾してくれた。無事に撮影が始まり、現場スタッフもみんな納得の出来となった。
雫は近藤監督が演出する「ロミオとジュリエット」の舞台への出演を決めた。相手役は昴で、今度こそ迷惑を掛けられないと、雫は意気込んでいた。頼は舞台での体力づくりとセリフ合わせにも付き合い、雫を献身的に支えた。
初めての舞台稽古に必死に食らいつく雫だったが、昴が稽古場に向かう途中、玉突き事故に遭い、全治1か月のけがを負い、最悪の場合、中止となる可能性があることを告げられた。頼はずっとそばで見てきた雫の努力と、雫の夢を諦められないという思いから、稽古の代役を自ら立候補し、近藤監督もセリフが完璧な頼を頼りにした。
映画『あのコの、トリコ。』のあらすじ【転】
本番まであと数日となり、頼と雫はゲネプロに参加していた。その途中、雫がセットの2階から足を踏み外し、雫をかばった頼は足にひびが入るケガを負った。ちょうど昴が復帰したところで、舞台に関する支障はなかったため、頼は安心していた。
舞台初日、頼は舞台袖からこっそりと鑑賞した。舞台が終わり、頼は感想を伝えようと雫に駆け寄ろうとしたが、昴が雫に突然告白したところを見てしまい、そのまま帰宅した。
雫は奥井社長から初日に頼が観劇に来ていたことと、頼が近藤監督の最新作映画の主演に抜擢されたことを聞かされた。雫も昴とのラブストーリー映画の出演が決まっていたため、お互い頑張ることを誓い、それぞれの仕事を全うした。この時点で付き人と女優と言う関係性は無くなった。
頼と雫は映画の撮影に臨む日々を送っていた。スタジオで遭遇した時も、あえて距離を取り、話さないようにした。スタジオで昴は頼を呼び出し「日本シネマ大賞の最優秀新人賞を取った方が雫に告白する」という約束を交わした。
映画『あのコの、トリコ。』の結末・ラスト(ネタバレ)
日本シネマ大賞受賞式の日。頼と雫と昴は最優秀新人賞にノミネートされ、最優秀新人賞を獲ったのは昴だった。トロフィーを受け取った昴は、約束通り雫に「好きだ」と告白した。目の前でそれを見た頼は、雫のことを諦め、ハリウッドでオーディションを受けるために、海外へ飛び立つことを決めた。
雫は映画の撮影に臨んでいた。奥井社長から、頼がアメリカに行くことを告げられたことによって、雫は頼のことが頭から離れず、撮影に集中できなくなってしまった。
頼は空港に向かう途中、雫とともに歩んできたこれまでの経験を振り返っているなかで、雫に対する想いが溢れてきて、いてもたってもいられず、雫の現場へ乗り込んだ。
頼は雫に「子どもの頃からずっと好きだった」と告白した。雫も「子役のときからずっと頼のことを頼りにしてきた」と応えた。雫は「頼がアメリカで大スターになって、日本に帰ってきたら、大スター同士で結婚しよう」と言い、頼は雫との夢を叶えるため、アメリカへと飛び立った。
映画『あのコの、トリコ。』の感想・評価・レビュー
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映画『あのコの、トリコ。』のネタバレあらすじ結末と感想まとめ
以上、映画『あのコの、トリコ。』のネタバレあらすじ結末と感想について紹介しました。
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