12000作品を紹介!あなたの映画図書館『MIHOシネマ』

映画『トレマーズ2』あらすじネタバレ結末と感想

この記事では、映画『トレマーズ2』のあらすじをネタバレありの起承転結で解説しています。また、累計10,000本以上の映画を見てきた映画愛好家が、映画『トレマーズ2』を見た人におすすめの映画5選も紹介しています。

この記事でわかること
  • 『トレマーズ2』の結末までのストーリー
  • 『トレマーズ2』を見た感想・レビュー
  • 『トレマーズ2』を見た人におすすめの映画5選

映画『トレマーズ2』 作品情報

トレマーズ2

  • 製作年:1995年
  • 上映時間:99分
  • ジャンル:SF、アクション
  • 監督:S・S・ウィルソン
  • キャスト:フレッド・ウォード、クリストファー・ガーティン、ヘレン・シェイヴァー、マイケル・グロス etc

映画『トレマーズ2』 評価

  • 点数:80点/100点
  • オススメ度:★★★★☆
  • ストーリー:★★★★☆
  • キャスト起用:★★★★☆
  • 映像技術:★★★☆☆
  • 演出:★★★☆☆
  • 設定:★★★☆☆

[miho21]

映画『トレマーズ2』 あらすじネタバレ(起承転結)

映画『トレマーズ2』のあらすじを紹介します。※ネタバレ含む

映画『トレマーズ2』 あらすじ【起・承】

前作から7年後の話、メキシコの油田に巨大なミミズに様なモンスターである「グラボイズ」が発生。
油田会社は、過去にグラボイズを倒したと言われるアール・バセット(フレッド・ウォード)に依頼をする。依頼を受け5万ドル目当てに新しい相棒の青年、グラディ・フーパー(クリストファー・ガーティン)と探索へ。

缶やチェーンをつけた騒がしい車で、相手を探る。秘密兵器も用意しており、準備は万端。
探索ラジコンに噛み付いたのを爆破した事を皮切りに、どんどん地を爆発させていく。

退治を進めるアール達だが、グラボイズは進化をとげており、2足歩行も出来、巨大な顎で獲物を噛み砕くモンスターと化していた。新しい仲間のグラディやケイト、バートと共に倒していく。

鳥のような物が現れるが、どうやらモンスターの進化した姿とわかり、攻撃するアールとグラディ。通信機が壊されて絶望していたが、車を見つけ一時移動する事に。

一方、単独で谷へと向かっていた軍事オタクのバートは、気がつくと、鳥のような
姿をしたモンスター数匹に囲まれていた。
進化したグラボイズの前に苦戦しながら安全な場所へと一時退去すると、別行動をしていて死んでしまったかと思われていたバートがボロボロになった車で1匹捕獲して帰還した。

映画『トレマーズ2』を無料視聴できる動画配信サービスと方法
映画『トレマーズ2』を無料視聴できる動画配信サービスと方法を分かりやすく紹介しています。

映画『トレマーズ2』 結末・ラスト(ネタバレ)

調べる為別室に連れて行くが、車の陰に瀕死の別のモンスターが潜んでいるのにアール達は気がつかないままだった。
捕獲されたのは新種のシュリーカーと言うモンスターであり、食べた分増殖する特徴があった。実際に目の前で増殖を始め、単体での繁殖が出来る事に驚愕する一同。
1匹が3匹になり倍々で増えていくのだ。

その時に車に隠れていたシュリーカーが増殖して襲撃。
その事で油田は大量のモンスターの襲撃に見舞われる。
アールは、熱で感知して襲ってくる特徴を利用し、温めた服を囮にしてオイルタワーへと上る。
パニック状態になり応戦出来ないアール達だが、バートの攻撃のミスで脱出用の車まで爆破されてしまう。逃げる術を失うも、バートは自ら囮となり、モンスター達を倉庫へと閉じ込める。しかし、その倉庫は食料貯蔵庫であった。
食べる事でどんどん増殖が増長され、事態は収集不可能状態に。

感知されない様ドライアイスで服を凍らせ、倉庫に爆薬を取りに行ったアールは、無事倉庫の爆破に成功する。

映画『トレマーズ2』 感想・評価・レビュー(ネタバレ)

映画『トレマーズ2』について、感想・レビュー・解説・考察です。※ネタバレ含む

前作とまた違うパターン

前作を観た人はたしかに倍楽しめる映画ではあるが、今回の2から見ても内容的には十分理解する事が出来る。
今回主役のアール・バセット(フレッド・ウォード)は続投なので、もう片方の相棒がチェンジした事もあり、新鮮味も十分あるのだ。
敵となるグラボイズはミミズやナメクジが巨大化し、凶暴化したモンスターだが、そのモンスターの知識も前作を観ていなくても自然に頭に入ってくる。
むしろ今回の2が基盤になり、この後の3、4と作品が続いていく様に感じる演出もあるので、2だけ観ても十分満足できるかもしれない。
パニック映画だが、コメディ要素が強いので何故か明るく観られてしまう。
しかも前作のケヴィン・ベーコンは出演していないが、その分バート(マイケル・グロス)軍事オタクっぷりがコメディ色に磨きをかけていて楽しめる。
せっかく逃げ込んだはずの倉庫がハリボテで、ドアで身を隠して逃げるなど観ていて笑える部分が多い。

のどかなはずの戦闘場所

作中でのグラボイズとの戦いは、開けた油田など景色が閑散としている場所が多い。
のどかな山や野原の景色に癒される半面、なかなかのグロテスクで凶暴さをほこるモンスターはアンバランス感が半端ない。
その分、ミスマッチな居心地の悪さで観ている人の恐怖感が引き立つように感じる。
人の戦い方にも注目だが、攻撃段階でどんどん変化していくグラボイズの不気味さと、醜悪さがこの映画の見所である。
確かにパニックアクションなので、見ていて気持ちが良くないシーンもあるが、コメディ度合いが強いので中和されている。
しかも車に乗りながら奮闘するなど戦うシーンの迫力があるのでグラボイズの姿はもちろん、人々の戦い方にも注目である。


『トレマーズ2』は、前作の延長線上にありつつも、新たな進化を遂げたグラボイドたちが登場することで一気にスリルが倍増していました。地中から現れるだけでなく、今作では“歩く”という衝撃の進化を見せ、完全にパターンが変わる展開には興奮!バートの登場によって火力も一気に強化されて、B級モンスター映画として理想的な続編だったと思います。(20代 男性)


前作のケヴィン・ベーコンが出ていない点で正直不安でしたが、フレッド・ウォードがしっかりとシリーズのバトンを引き継いでくれました。今回はメキシコの油田地帯が舞台で、異国感が新鮮。グラボイドの進化によって地上戦に変わったことで、サスペンスよりアクション寄りに。終盤の爆発シーンやトラックでの逃走劇は見応えあり!バートの重火器シーンは圧巻です。(30代 女性)


とにかくモンスター映画としてのアイデアがすごい。グラボイドが分裂して地上で活動する“シュリーカー”という新種が出てくるのが面白く、単なる焼き直しにならないのが好感触。B級ながらも創意工夫があり、笑える場面と怖い場面のバランスも絶妙。お金はかかってないけど、こういう手作り感ある続編は好きです。シリーズとしての可能性を感じました。(40代 男性)


派手さはないけど、テンポの良いストーリーと、どこか憎めないキャラたちのやり取りが楽しい映画でした。バートの「準備万端」なサバイバル精神が大好きで、彼の装備部屋が出てきた時には笑ってしまいました。敵の進化に対して人間たちがどう立ち向かうか、知恵と勇気で乗り切る感じが良いです。前作が好きな人なら絶対楽しめる内容でした。(50代 女性)


B級映画の名作続編ってなかなか難しいけど、これは大成功の部類だと思います。地面から現れるだけだった敵が、今度は地上でも襲ってくるという展開は緊張感が倍増。しかも“赤外線で人を探す”って設定も良いアクセント。終盤でみんなで協力して爆破するところは思わず拍手したくなりました。映画館で観たかったなぁ。(30代 男性)


トレマーズシリーズの魅力は、人間とモンスターの知恵比べにあると思っています。今作では敵が進化した分、人間側も新しい戦い方をしなければならず、そのアイデア勝負が面白かったです。シュリーカーの赤外線視覚という弱点をつく戦略がうまくはまっていたし、軽妙な会話も健在で、笑いながらドキドキできる貴重なシリーズだと思いました。(20代 女性)


90年代B級モンスター映画の中でも、これは異色の成功例。グラボイドから分裂した新種が予想外の機動力を持っていて、あっという間にピンチになる展開が上手かった。人間たちが窮地でも諦めずに戦う姿にエールを送りたくなります。ちょっと古臭いけど、特撮と実写の混合感が今観ると逆に味になっていて、懐かしく楽しめました。(40代 男性)


父親が好きで一緒に観たのがきっかけですが、自分でもハマってしまいました。グラボイドの進化がすごくて「こんな風になるの!?」って思わず声が出た。ド派手じゃないけど、緊迫感とギャグのバランスが絶妙で、昔のアクション映画が好きな人にもおすすめ。バートの“何でも爆破する”スタイルが最高でした。武器庫のシーンはずっと見てられる。(20代 男性)


最初は「どうせ前作の焼き直しだろう」と思って観たのですが、全然そんなことなくて驚きました。敵が地上で跳ね回るようになったことで、移動=安全という前提が崩れ、逃げ場がなくなる感じが非常に怖かったです。主人公たちもそれに適応していく展開がテンポよくて、あっという間にラストまで楽しめました。バートが出てくるだけで安心できるのもいいですね。(30代 女性)


トレマーズ1を観てからすぐに2に突入しましたが、想像以上に完成度が高くてびっくりしました。CGに頼らず工夫で見せるクリーチャーと、知恵を使って戦う人間たちの構図が痛快。グラボイドの進化形・シュリーカーはキモかわいさもあって、ちょっとクセになる存在です。全体的にテンポが良く、バートの暴れっぷりも最高で、大満足の続編でした。(20代 男性)

映画『トレマーズ2』を見た人におすすめの映画5選

累計10,000本以上の映画を見てきた映画愛好家が、映画『トレマーズ2』を見た人におすすめの映画5選を紹介します。

トレマーズ(1990)

この映画を一言で表すと?

砂漠の町に突如現れた“地中の怪物”との命がけの戦いを描いたモンスター映画の傑作!

どんな話?

アメリカの田舎町に突如出現した、地中を移動する巨大生物“グラボイド”が人々を襲撃。町の住民たちは逃げ場のない地獄から、生き残りを懸けて知恵と勇気で戦う。サバイバル要素とB級の味が光る名作。

ここがおすすめ!

『トレマーズ2』の原点となる第1作。シンプルながらハラハラさせる展開と、ユーモアのバランスが絶妙。グラボイドの初登場の衝撃は必見で、シリーズを通して観ることでキャラクターの成長も楽しめます。

ディープ・ライジング(1998)

この映画を一言で表すと?

謎の巨大生物に襲われるクルーズ客船…海が舞台のモンスターパニック・アクション!

どんな話?

強奪目的で大型豪華客船に乗り込んだ傭兵チームが、船内で謎の生物に襲われる。逃げ場のない密室と未知の怪物、次々と消えていく仲間たち。果たして彼らは生き延びることができるのか?

ここがおすすめ!

『トレマーズ2』が好きな人にはぴったりの、閉鎖空間×クリーチャー×ユーモアの3点セット。テンポの良い展開と過剰気味な演出が、B級の楽しさを倍増させてくれます。映像も派手で満足度高し。

エイト・レッグド・フリークス(2002)

この映画を一言で表すと?

巨大グモ軍団が田舎町を襲う!パニック&笑い満載のモンスター・コメディ。

どんな話?

有毒廃棄物の影響で巨大化したクモたちが田舎町を襲撃!人間たちは予想外のサバイバルに巻き込まれ、笑いとスリルの入り混じる戦いを繰り広げていく。どこか懐かしい80年代風のテイストも魅力。

ここがおすすめ!

『トレマーズ2』のようなユーモラスなモンスターパニックを求めるならこれ。コミカルなキャラクター、意外としっかり作られた特撮、そして誰もが笑って叫べる娯楽映画としておすすめです。

アラクノフォビア(1990)

この映画を一言で表すと?

リアルな恐怖が忍び寄る…日常を侵食するクモの脅威を描いたサスペンス・ホラー。

どんな話?

南米から持ち込まれた毒グモがアメリカの町で繁殖。静かに人々を蝕んでいく中、医者と虫嫌いの住民たちが立ち上がる。日常の中に潜む“見えない恐怖”がジワジワと迫るタイプのモンスター映画。

ここがおすすめ!

『トレマーズ2』のようなモンスターものが好きな人に、より現実的で背筋が凍る恐怖を体験できる作品。特に虫系が苦手な人には効く!派手さはないけれど、じわじわ来る不気味さがクセになります。

フロッグ・ナイト(原題:FROGS, 1972)

この映画を一言で表すと?

自然が牙をむく…70年代エコ・ホラーの異色作。

どんな話?

自然破壊に手を染めた一家の元へ、カエルやヘビ、昆虫などの生き物たちが次々と襲いかかる。B級ならではのチープさと、予測不能な展開でカルト的な人気を誇る作品。

ここがおすすめ!

『トレマーズ2』のようなクリーチャー系で“生き物”が主役の映画が好きなら、ちょっと変化球でこちらも楽しめるはず。ゆるいテンションと意味深な雰囲気が独特で、B級ファン必見です。

この記事の編集者
影山みほ

当サイト『MIHOシネマ』の編集長。累計10,000本以上の映画を見てきた映画愛好家です。多数のメディア掲載実績やテレビ番組とのタイアップ実績があります。平素より映画監督、俳優、映画配給会社、映画宣伝会社などとお取引をさせていただいており、映画情報の発信および映画作品・映画イベント等の紹介やPRをさせていただいております。当サイトの他に映画メディア『シネマヴィスタ』の編集長も兼任しています。

影山みほをフォローする
SF映画アクション映画

みんなの感想・レビュー