この記事では、映画『ノー・グッド・シングス』のストーリー(あらすじ)をネタバレありで結末まで起承転結で分かりやすく簡単に解説していきます。
また、映画ライターや読者による映画感想も数多く掲載中または掲載予定です。
映画『ノー・グッド・シングス』の作品情報
出典:http://eiga-chirashi.jp/view_item.php?titleid=13287
製作年 | 2002年 |
---|---|
上映時間 | 97分 |
ジャンル | サスペンス |
監督 | ボブ・ラフェルソン |
キャスト | サミュエル・L・ジャクソン ミラ・ジョヴォヴィッチ ステラン・スカルスガルド ダグ・ハッチソン |
製作国 | ドイツ |
映画『ノー・グッド・シングス』の登場人物(キャスト)
- ジャック(サミュエル・L・ジャクソン)
- 窃盗課の刑事で、チェロを弾くのを趣味にしている。隣人の依頼で家出した少女を探し始め、思わぬ事件に巻き込まれる。
- エリン(ミラ・ジョヴォヴィッチ)
- 銀行から金を盗み出そうと計画している一味の、若い女性。もとピアノの特待生だったという過去を持つ。
- タイロン(ステラン・スカルスガルド)
- 銀行から金を盗み出そうと計画している一味の、リーダー格。銀行員を引き込むため、エリンに銀行員と男女の仲になるよう指示していた。
- フープ(ダグ・ハッチソン)
- 銀行から金を盗み出そうと計画している一味の、若い男。家出した少女を探すジャックを、自分を探していると勘違いして拘束する。
- イザベル(グレイス・ザブリスキー)
- 家の玄関口で転んでしまったところを、ジャックに助けられた老婆。家に上がったジャックにお茶を勧める。
- トーマス(ジョス・アックランド)
- イザベルの夫。妻を助けてくれたジャックを歓迎し、家出した少女を探しているという話を聞く。
- デビッド(ジョナサン・ヒギンズ)
- タイロンたちが狙っている銀行に勤める、銀行員。エリンと男女の仲になったことで、犯行に引き込まれる。
映画『ノー・グッド・シングス』のネタバレあらすじ(ストーリー解説)
映画『ノー・グッド・シングス』のあらすじ【起】
窃盗課の刑事で、チェロを弾くのが趣味のジャックは、隣人の依頼で家出した少女を探すことにする。娘の彼氏が住んでいるという地域で聞き込みを始めたジャックは、老婆が玄関前の階段を上がるところで転んでしまったのを見かけ、老婆が抱えていた荷物を拾って家の中まで付き添ってあげる。
イザベルという名の老婆は夫のトーマスと共にジャックに礼を言い、お茶でも飲んで行かないかと勧めてくる。そこでジャックは、自分は刑事で家出した娘の彼氏を探しているのだと説明し、老婆の家を去ろうとする。すると何者かがジャックの後頭部に、拳銃を突きつける。
拳銃を突きつけたのはフープという男で、ジャックが言った彼氏の特徴が自分と似ていたため、ジャックは自分を探しいているのだと思い込んでいた。フープがジャックをイスに縛り付けたところで、タイロンという中年男とエリンという若い女性がやって来る。タイロンを始めエリン、フープ、そして老夫婦は悪党の一味で、銀行から金を盗み出す計画を立てていた。
映画『ノー・グッド・シングス』を無料視聴できる動画配信サービスと方法については、以下の記事をご覧ください。
映画『ノー・グッド・シングス』のあらすじ【承】
狙っている銀行にはデビッドという男が勤めていて、タイロンはエリンをデビッドと「男女の仲」になるよう仕向け、犯行仲間に引き込んでいた。タイロンたちはエリンをジャックの見張り役として家に残し、犯行の準備に出かけて行く。
エリンと2人きりになったジャックは、タイロンから逃げるなら今だとエリンに話しかける。しかしエリンは自分の切断された足の指をジャックに見せ、タイロンに逆らうとこうなるとジャックに告げる。
家を出た老夫婦は飛行場に向かい、知り合いの整備士と落ち合って高跳びの準備を始める。一方修理工に変装したフープは銀行に入ると配電室に忍び込み、タイロンは盲目のフリをして銀行内でデビッドと商談を始める。
フープが銀行内の電源を落とすと、デビッドは予めパソコンに用意していたシステムで銀行から架空の送金を行ない、タイロンの指定した口座に1000万ドルの大金を振り込む。計画通り送金を済ませたデビッドは、送金手続きを保管したディスクをタイロンに渡す。
その頃エリンは、縛られていたジャックが気を失い、ジャックが糖尿病の持病を持っていることに気付く。
映画『ノー・グッド・シングス』のあらすじ【転】
エリンはジャックの財布で住所を調べ、ジャックの家に行って糖尿病の薬を持ってこようと考える。そして家に着いたエリンは、ジャックが弾いていたチェロを見つける。
ジャックの元に戻ったエリンは、ジャックにインシュリンの注射をすると、部屋にあったピアノを弾き出す。エリンは旧ソ連が崩壊した際に国外逃亡していたが、その前はピアノの特待生だった。
エリンはジャックに拳銃を向けながら、ジャックの家から持ってきたチェロを、自分のピアノに合わせて弾いて欲しいと依頼する。ジャックは仕方なくチェロを弾き始めるが、音楽を通じて2人の心は通い合っていく。そこにフープが戻って来て、フープはエリンを連れてデビッドの家に向かう。
エリンはタイロンの指示で、デビッドを落ち着かせるためにベッドを共にするが、エリンに惚れていたフープは逆上してデビッドを殺害する。タイロンは興奮するフープをなだめてジャックを殺害するよう命じ、先にジャックのいる家に向かわせるが、密かに拘束を解いていたジャックは襲ってきたフープを返り討ちにする。
映画『ノー・グッド・シングス』の結末・ラスト(ネタバレ)
遅れて来たタイロンとエリンがフープの死体に唖然としていると、そこに老夫婦が駆け込んでくる。タイロンは老夫婦を置いて車で国境を越えようと考えていて、老夫婦はそれを察して拳銃をタイロンに向ける。しかし2人がもみ合った際に拳銃が暴発し、弾はイザベルに当たってしまう。イザベルが死んだのを見て、トーマスは自分を撃って自害する。
そこでジャックは、今から車で出発したら渋滞にハマってしまう、自分ならパトランプ(一般車に付ける警察用の赤いランプ)を使って渋滞を抜けられると提案する。その案に同意したタイロンは、後部座席から銃を向けながらジャックの運転でカナダとの国境に向かうが、ジャックは国境前でエリンに渡されていた拳銃をタイロンに向ける。
タイロンは車を降りて強引に国境を越えようとするものの、付近にいた警官隊に射殺される。その後警察に保護されたエリンは、ジャックに「私は人質だと証言して」と言い残し、警察署を出て行く。
しかしジャックは傍にいた警官に、エリンを逮捕するよう指示する。我が家に戻ったジャックは1人、エリンを思い出しながらチェロを弾き始めるのだった。
映画『ノー・グッド・シングス』の感想・評価・レビュー
この映画の感想・評価・レビューはまだ投稿されていません。
映画『ノー・グッド・シングス』のネタバレあらすじ結末と感想まとめ
以上、映画『ノー・グッド・シングス』のネタバレあらすじ結末と感想について紹介しました。
映画『ノー・グッド・シングス』を見逃した人やもう一度見たい人のために、以下の記事では映画『ノー・グッド・シングス』を無料で視聴できる動画配信サービスと方法について紹介しています。
ぜひ、以下の記事もご覧いただき、映画『ノー・グッド・シングス』を視聴してみてはいかがでしょうか。
みんなの感想・レビュー