この記事では、映画『ドーナツもり』のストーリー(あらすじ)をネタバレありで結末まで起承転結で分かりやすく簡単に解説していきます。
また、映画ライターや読者による映画感想も数多く掲載中または掲載予定です。
映画『ドーナツもり』の作品情報
出典:https://video.unext.jp/title/SID0085008
製作年 | 2022年 |
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上映時間 | 44分 |
ジャンル | ヒューマンドラマ |
監督 | 定谷美海 |
キャスト | 中澤梓佐 足立智充 髙橋雄祐 tara |
製作国 | 日本 |
映画『ドーナツもり』の登場人物(キャスト)
- 公子(中澤梓佐)
- ドーナツ屋「ドーナツもり」で働く女性。ドーナツもりに来るお客さんたちとのコミュニケーションを欠かさない。
- 森(足立智充)
- ドーナツ屋「ドーナツもり」の店長。公子の上司。優しくて、面倒見が良い。賄いで料理を振る舞ってくれる。
- ちーちゃん(仁科かりん)
- ドーナツもりのお客さん。人間関係に悩む女性。自己肯定感が低く、恋人に求める条件が高い。
- 八木(遊屋慎太郎)
- ドーナツもりのお客さん。背が高く、優しい男性。恋人との関係性に悩みを抱えている。
- ルイ(安藤聖)
- ドーナツもりのお客さん。いつも無愛想で、イライラしているように見える。公子はルイの態度に内心腹を立てながら接客している。
- ユータ(関口アナン)
- 公子の元彼。カメラマンとしてフリーで活動している。公子から冷たい態度をとられることが多い。
映画『ドーナツもり』のネタバレあらすじ(ストーリー解説)
映画『ドーナツもり』のあらすじ【起】
公子はドーナツ屋「ドーナツもり」で働いている。ドーナツもりでは、かわいらしいドーナツから王道のオールドファッション、ドーナツの穴をくりぬいた生地だけで焼いた「ドーナツの穴」を販売していた。
ドーナツもりにカップルが来店してきた。カップルはそれぞれ1つずつドーナツを選び、女性は「はんぶんこにする?」と男性に聞いた。彼が「1人で食べたい」と答えると、その女性は店から出て行ってしまった。公子は気まずそうにドーナツを2つ、彼に渡した。
この日以来、カップルの女性は毎回、別の男性を連れて何度も来店してきた。そして、毎回男性に同じ質問を繰り返し、断られ続けていた。
また別の日、公子の元彼であるユータが来店してきた。ユータの存在に気づいた森は、割引するよう、公子に伝えるが、公子は拒否した。公子にとって、別れたあともしつこく電話をかけてくるユータが鬱陶しい存在となっていた。
ドーナツもりに背の高い男性が来店してきた。公子は彼からプレゼント用に買いたいと言われた。公子はプレゼントに合いそうなドーナツを勧め、彼は公子が勧めたドーナツを買っていった。
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映画『ドーナツもり』のあらすじ【承】
その日の帰り、公子は店長の森から、余りものの「ドーナツの穴」を受け取り、帰ろうとした。すると、ドーナツもりの前にユータがいた。ユータはドーナツもりの近くで、自身の撮った写真を披露する個展を開くことが決まっていた。その宣伝広告をドーナツもりに置かせてほしいとのことだった。森に相談すると、すぐ受け入れてくれた。公子もユータから広告をもらった。
公子は帰宅途中、今日来店してきた背の高い男性が、恋人らしき男性から別れを告げられているところを見かけた。購入したドーナツを結局渡せなかったようだった。気づけば、公子はその背の高い男性と一緒に歩いていた。突然彼は泣き出し、公子は戸惑った。
公子は彼を連れてお気に入りの公園にやってきた。彼の名前は八木というらしい。公子は八木が買ったドーナツを一緒に食べた。公子は失恋に落ち込む八木に「ドーナツの穴」を渡して元気づけた。八木はすっきりとした顔をして帰っていった。
映画『ドーナツもり』のあらすじ【転】
また別の日、カップルの女性が別の男性を連れて来店してきた。いつもの問いかけに、公子は心の中で祈った。すると、初めて男性が「いいね。そうしよう」と答えた。公子は男性にバレないよう静かに喜んだ。
ドーナツもりに無愛想な女性が来店してきた。彼女はいつもオールドファッションを買って帰っていく。公子は少し腹を立てながら、接客をした。
その日の帰り道、公子は昼間にはんぶんこを了承されて喜んでいた女性が、男性から逃げているところを見かけた。
公子は女性に「あの男性はドーナツ半分くれたでしょ?」と聞いた。彼女は「結局みんな半分くれるけど、全部はくれない」と答えた。公子にはその言葉が理解できなかった。彼女は「奥さんがいたり、仕事が忙しかったり、私に全部はくれない」と続けた。彼女の名前はちーちゃんというらしい。「自分には何もない」と悲観的になっているちーちゃんに、公子は「空っぽだと思っているだけ」といった。ちーちゃんは元気を取り戻し、帰っていった。
映画『ドーナツもり』の結末・ラスト(ネタバレ)
公子はユータの個展に向かった。そこに飾られている写真のなかに、いつもオールドファッションを買いに来る女性を見つけた。ユータは「この女性はルイさん。旦那さんが春に亡くなった。休日はいつもおやつにドーナツを食べていたらしい」と伝えた。公子はユータに「君らしかった」というコメントをした。
また別の日、ルイが来店してきた。公子は思わず「ルイさん」と声を掛けてしまった。ルイは驚いた表情を見せ、公子は「私の友人がカメラマンをしている」と説明した。ルイはこれまでの態度を公子に謝罪してきた。公子は「ドーナツの穴」を渡し「これもおいしいので、よかったら旦那さんに教えてあげてください」と言った。ルイは初めて公子に笑顔を見せた。
映画『ドーナツもり』の感想・評価・レビュー
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映画『ドーナツもり』のネタバレあらすじ結末と感想まとめ
以上、映画『ドーナツもり』のネタバレあらすじ結末と感想について紹介しました。
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