この記事では、映画『フェイブルマンズ』のストーリー（あらすじ）をネタバレありで結末まで起承転結で分かりやすく簡単に解説していきます。
また、映画ライターや読者による映画感想も数多く掲載中または掲載予定です。
映画『フェイブルマンズ』の作品情報
出典：https://video.unext.jp/title/SID0084894
| 製作年 | 2022年 |
|---|---|
| 上映時間 | 151分 |
| ジャンル | ヒューマンドラマ 青春 |
| 監督 | スティーヴン・スピルバーグ |
| キャスト | ミシェル・ウィリアムズ ポール・ダノ セス・ローゲン ガブリエル・ラベル |
| 製作国 | アメリカ |
映画『フェイブルマンズ』の登場人物（キャスト）
- サミー・フェイブルマン（ガブリエル・ラベル）
- スティーヴン・スピルバーグ本人をモデルとしている。幼いころに両親に連れられて観た映画の影響を受けて映画作りに興味を持つ。好奇心旺盛な性格。
- ミッツィ・フェイブルマン（ミシェル・ウィリアムズ）
- サミーの母親。元ピアニストで現在は子育てに追われている。スティーヴンの母親リア・アドラーをモデルとしている。
- バート・フェイブルマン（ポール・ダノ）
- サミーの父親で優秀なコンピューターエンジニア。滅多に怒らない性格で、感情を表に出すのが苦手。
- ベニー・ローウィ（セス・ローゲン）
- バートの助手を務めるエンジニアで親友。フェイブルマン家とは家族ぐるみで親しく、親戚ではないが「ベニーおじさん」と呼ばれている。
- モニカ（クロエ・イースト）
- カリフォルニアの高校における、サミーの同級生の少女。あることをきっかけにして、サミーにドキュメンタリーの撮影を任せる。
映画『フェイブルマンズ』のネタバレあらすじ（ストーリー解説）
映画『フェイブルマンズ』のあらすじ【起】
1952年、少年サミー・フェイブルマンは暗い映画館を恐れていた。科学者の父バートは映写機の仕組みをサミーに説明し、音楽家でピアニストの母ミッツィは優しくサミーをなだめた。初めて両親に連れられて映画館に入ったサミーは、『地上最大のショウ』が始まるとすぐにスクリーンに魅了される。
映画内の衝突シーンが印象に残ったサミーは、父に汽車のおもちゃを買ってもらい、映画のシーンを真似て何度も衝突させた。その様子を見かねたミッツィはサミーに8ミリカメラをプレゼントし、撮影すれば、何度も見返せるとアドバイスする。サミーは撮影にはまっていき、徐々に妹たちを役者にして作品を撮るようになった。
その後、バートはRCA社での革新的なシステムの開発が認められ、別の会社にスカウトされる。それに伴い、一家はアリゾナへ引っ越すことになる。かつての仕事仲間であり、子供たちが「ベニーおじさん」と慕う親友ベニーは置いていくつもりであったが、ミッツィの言葉で一緒に旅立つことになった。
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映画『フェイブルマンズ』のあらすじ【承】
サミーは引っ越し中もカメラを回し続け、記録を取り続けた。アリゾナでの新生活でジョン・フォード監督の映画作品に影響を受け、自分自身でも映画作りの興味が深まっていった。サミーは次回作として第二次世界大戦を描く映画を構想し、より高性能な8ミリカメラと編集機が必要になり、父親にせがむ。ところが父親には購入を拒否されてしまう。
その後、突然サミーの祖母が亡くなり、母ミッツィは悲しみに暮れていた。父バートは妻を元気づけようと、サミーに8ミリ用編集機を買い、キャンプ旅行の映像を編集するように頼む。
翌日、ミッツィの叔父ボリスが祖母の死をきっかけに現れる。ボリスは、もともとサーカスの調教師であったが、ハリウッドに転身した経歴を持っていた。ボリスは、映画界の話をしながらサミーに対して芸術は栄光と同時に、孤独をもたらすと忠告した。
映画『フェイブルマンズ』のあらすじ【転】
サミーはキャンプ旅行映画を編集中に、母ミッツィとベニーが友人以上の関係にあることに気付き、ショックを受ける。サミーは母ミッツィの秘密を話すべきかどうか葛藤する。サミーは、徐々に母ミッツィに対して辛く当たるようになってしまう。
父バートがIBMへ転職し、一家はアリゾナからカリフォルニアへ引っ越すことになる。しかし、今回はベニーを一緒に連れて行けず、彼と別れてアリゾナを離れる。
新しい高校でサミーは自身がユダヤ人であることでいじめを受けてしまう。ところがモニカという友人の紹介で上級生の“シニアスキップデー”を撮影するというボランティアを引き受けることになる。この映像は高校の卒業式で発表され、大盛況となり、サミーは称賛を受ける。そのままモニカに告白するサミー。しかしながら、モニカからはあっさりフラれてしまう。
映画『フェイブルマンズ』の結末・ラスト（ネタバレ）
ミッツィは離れ離れになったベニーを忘れられずにいた。ミッツィは、バートと別れてアリゾナへ戻ってしまう。一方で、高校を卒業したサミーはバートとロサンゼルスに残り大学に通う。しかしながら、学校に馴染むことができず、仕事も決まらないため大学を辞めようと考える。
ある日サミーは、大手テレビ会社から採用通知が届き、ドラマの助監督に任命される。サミーは、思いがけない出来事に対して大きく張り切る。さらには、スタジオ責任者の紹介でジョン・フォード監督のオフィスを訪れる機会を得る。サミーが映画作りを深めるきっかけになった人物と会うことになり、サミーは大興奮する。対面の日、フォードは部屋に遅れて現れ、葉巻を吸いながらサミーに対して語りかけ、サミーは感銘を受ける。
オフィスを出たサミーは嬉しそうに歩き始め、その後ろ姿を映していたカメラが上を向き、地平線が真ん中から下に下がる。
映画『フェイブルマンズ』の感想・評価・レビュー
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映画『フェイブルマンズ』のネタバレあらすじ結末と感想まとめ
以上、映画『フェイブルマンズ』のネタバレあらすじ結末と感想について紹介しました。
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