この記事では、映画『ビヨンド・ザ・トレック』のストーリー(あらすじ)をネタバレありで結末まで起承転結で分かりやすく簡単に解説していきます。
また、映画ライターや読者による映画感想も数多く掲載中または掲載予定です。
映画『ビヨンド・ザ・トレック』の作品情報
出典:https://video.unext.jp/title/SID0053532
製作年 | 2016年 |
---|---|
上映時間 | 89分 |
ジャンル | SF アクション |
監督 | イアン・トゥルートナー |
キャスト | サニー・メイブリー ランス・ブロードウェイ T・J・ホーバン クリスチャン・ピトル |
製作国 | アメリカ |
映画『ビヨンド・ザ・トレック』の登場人物(キャスト)
- ダンカン(サニー・メイブリー)
- 環境汚染が深刻になった地球を救うため、外宇宙へ飛び立った宇宙船テレイオス号の乗組員で、遺伝子操作によって生まれた「CGヒューマン」と呼ばれる新人類。心理医学士の資格を持っており、連絡が取れなくなった宇宙船で唯一生き残っていた整備士・オニールから、事情を聞き出す役目を担う。
- リンデン(ランス・ブロードウェイ)
- 遺伝子操作によって生まれた新人類「CGヒューマン」で、テレイオス号の艦長を務める。CGヒューマンは頭脳明晰で性格も良好なはずだったが、宇宙船の乗組員たちに不安な精神状態が見られるようになり、リンデン自身も苛立ちを覚え始める。
- オニール(ウィータス・クレン)
- 土星の惑星・タイタンの軌道上で連絡を絶っていた宇宙船アトロミトス号の乗組員であり唯一の生存者で、整備士をしていた。船内で何か大きなショックを受けたのか、茫然自失状態になっており、心理医学士のダンカンが事情を聞き出す役目を担うことになる。
映画『ビヨンド・ザ・トレック』のネタバレあらすじ(ストーリー解説)
映画『ビヨンド・ザ・トレック』のあらすじ【起】
時は21世紀中盤、人類は遺伝子組み換えによる新人類の開発に成功し、頭脳明晰で身体能力が高く、気質のブレもない優秀な新人類は開発を手掛けたCG社の名前を取り、「CGヒューマン」と呼ばれることになった。
CGヒューマンの第一世代が成人する頃、地球では環境悪化が深刻化し、解決策を求めてCGヒューマン5人を乗せた宇宙船・テレイオス号が外宇宙へ向けて飛び立つ。土星の衛星・タイタンで発掘作業をしていたアトロミトス号の積荷を持ち帰るのが、テレイオス号の使命だった。
艦長のリンデンの他、医師の資格を持つオーソン、技術者のジマー、女性操縦士のアンダーソン、そして女性心理学士のダンカンという5名を乗せたテレイオス号は、タイタンの軌道上に浮ぶアトロミトス号を発見、積荷を移動するためアトロミトス号に乗り移ることになる。
アトロミトス号は、タイタンで発見した地球上の大気を改善することが可能な触媒を持ち帰ろうとしていたが、その後乗組員と連絡が取れなくなっていた。そしてリンデンたちは、意識朦朧とした乗組員・オニールと、女性型アンドロイド・ルルを発見する。
映画『ビヨンド・ザ・トレック』を無料視聴できる動画配信サービスと方法については、以下の記事をご覧ください。
映画『ビヨンド・ザ・トレック』のあらすじ【承】
オニールは何かのショックを受けて茫然自失状態になっていると思われ、心理学士のダンカンが、船内で何があったのかの情報をオニールから聞き出す役目を請け負う。アンドロイドのルルは、記録されているはずのデータが消去されていた。
目的の積荷を求めてアトロミトス号内を探索しているうちに、テレイオス号の乗組員に変化が現れ出す。アンダーソンはジマーに恋愛感情を抱き、ジマーもそれを受け入れる。そしてオーソンは物忘れが激しくなり、リンデンはそんな乗組員たちに対し、苛立ち始める。
アトロミトス号で何が起きたのかわからず、積荷も見つからない状態で行き詰ったリンデンは、オニールから強引にでも情報を聞き出す必要があると考える。リンデンの指示を受けたオーソンはダンカンの反対を押し切り、オニールを拷問にかけることに同意する。
オーソンはルルをオニールの前に連れて行き、電気カッターでルルの腕を切断し始める。ルルには本来装備されていなかった「性的機能」が付属されており、整備士だったオニールがルルを女性として見ていた結果、新しい機能を付属させたのではないかと推測したのだ。
映画『ビヨンド・ザ・トレック』のあらすじ【転】
オーソンが腕を切断し、ルルのAI機能を破壊しようとしたところで、オニールは積んでいた貨物の追跡コードを白状する。そしてオニールはダンカンに、ルルを修理したいと依頼する。
ダンカンは修理器具をオニールに渡す代わりに、船内で何が起きたか話して欲しいと告げる。覚悟を決めたオニールは、タイタンで見つけた触媒には、水に混入すると猛毒に変化する成分が含まれていたと語り出す。
アトロミトス号を送ったCG社の目的は、地球の大気を改善することではなく、この猛毒成分を持ち帰ることだった。地球で猛毒の触媒を拡散し、自社で開発した浄水装置を売りだせば大儲け出来ると企んでいたのだ。アトロミトス号はそれも踏まえて、猛毒を除去できる浄水装置も積んでいたのだった。
自分たちの目的が恐るべき陰謀に繋がっているとわかった乗組員の中には、触媒を地球に持ち帰ることに反対する者も現れたが、本社と共に儲けを得ようとする一派に殺害されていた。整備士のオニールはこの状況に絶望し、乗組員全員を殺害して、触媒を持ち帰らせないようにしていた。
映画『ビヨンド・ザ・トレック』の結末・ラスト(ネタバレ)
オニールはルルを修理するフリをして、格闘機能を含めたデータを挿入する。オニールはルルを殺人マシーンに改造して、アトロミトス号の乗組員を殺害していた。そこでリンデンたちに、地球から通信が入る。CGヒューマンたちに気質の変化が現れ、暴動が始まったという知らせだった。
通常CGヒューマンには気質のブレがなかったため、遺伝子の突然変異による気性の変化に耐えられなかった。テレイオス号の乗組員にも、同じ症状が出始めていたのだ。そして変化した気質を抑えるには、人間の血液を採取するしかなく、CGヒューマンが人々を襲い始めたのだ。
リンデンたちがオニールの血液を奪おうとする中、ルルは優れた格闘機能で乗組員たちを次々に殺害していく。最後に残ったダンカンは、自分はCGヒューマンの数少ない「失敗作」で、小さい頃から気性の変化が起きていたため、遺伝子の突然変異に耐えられたのだと悟る。
しかし自分が人類にとって危険な存在であると認識したダンカンは、オニールとルルをテレイオス号へ移動させると、アトロミトス号に残ったまま、タイタンの地上に激突して自爆する道を選ぶのだった。
映画『ビヨンド・ザ・トレック』の感想・評価・レビュー
この映画の感想・評価・レビューはまだ投稿されていません。
映画『ビヨンド・ザ・トレック』のネタバレあらすじ結末と感想まとめ
以上、映画『ビヨンド・ザ・トレック』のネタバレあらすじ結末と感想について紹介しました。
映画『ビヨンド・ザ・トレック』を見逃した人やもう一度見たい人のために、以下の記事では映画『ビヨンド・ザ・トレック』を無料で視聴できる動画配信サービスと方法について紹介しています。
ぜひ、以下の記事もご覧いただき、映画『ビヨンド・ザ・トレック』を視聴してみてはいかがでしょうか。
みんなの感想・レビュー