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映画『聖なる泉の少女』のネタバレあらすじ結末と感想

この記事では、映画『聖なる泉の少女』のストーリー(あらすじ)をネタバレありで結末まで起承転結で分かりやすく簡単に解説していきます。

また、映画ライターや読者による映画感想も数多く掲載中または掲載予定です。

映画『聖なる泉の少女』の作品情報


出典:https://pex.jp/douga/videos/detail/46389/

製作年 2017年
上映時間 91分
ジャンル ヒューマンドラマ
監督 ザザ・ハルヴァシ
キャスト マリスカ・ディアサミゼ
アレコ・アバシゼ
エドナル・ボルクヴァゼ
ラマズ・ボルクヴァゼ
製作国 ジョージア
リトアニア

映画『聖なる泉の少女』の登場人物(キャスト)

ナメ(マリスカ・ディアサミゼ)
泉の少女。ほっそりとした体系で、物静か。表情もあまり豊かではなく、心境を表に出さない若い女性。他の若い女性と同じように家柄に縛られず、自由に生きたいと願っている。
アリ(アレコ・アバシゼ)
ナメの父。村の人々を助けてきた癒しの泉を守る家系。息子たちに泉を継がせたかったが難しそうなため、娘のナメを癒し手として継がせたいと考え始めている。

映画『聖なる泉の少女』のネタバレあらすじ(ストーリー解説)

映画『聖なる泉の少女』のストーリー(あらすじ)を結末・ラストまでわかりやすく簡単に解説しています。この先、ネタバレを含んでいるためご注意ください。

映画『聖なる泉の少女』のあらすじ【起】

自然の中の泉が映る。雪が残っている中で、清らかな水の音がした。
おじいさん・アリが水辺でひとり作業している様子が映る。木を加工して何かを作っている。続いてターバンを巻いた少女・ナメが水辺へやってきた。

日中、村の人たちが集まっている。ひとりの男性を担架に乗せて運びだした。意識がなかった男性を、ナメが水で清める。すると男性は気がついて、自らの力で座ることができるようになった。

その日、ナメは自宅でアリに、普通の生活がしたいとこぼす。他の人とは違う様子の自分の生活に悩む様子を見せた。彼女は「癒し手」と呼ばれる存在だった。

ナメの兄は学校で学問を教えていた。ある日、ナメはそこまで兄を訪ねる。
ナメは兄に水を注いで飲ませ、少し会話をした。帰省をしない理由を多忙と説明する兄に、父が心配していることを伝える。

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映画『聖なる泉の少女』のあらすじ【承】

一方、ナメの兄は父とは求める生活が違い、相容れないのだとこぼした。
兄に、お前は求める人生を生きているのかと問われたナメは、わからないと答えた。
その足で神父をしている別の兄のものへ尋ねたが、父が自分ではなく息子たちに跡を継がせたがっている話はここでもあまり聞き入れてもらえなかった。

夜、アリは森の中で何かに火をつける。長い棒の先端に、同じように火を灯した人々が集まっていた。

魚の餌を調達に街へ出るという父を送り出したナメ。しかしアリが向かったのは大きな研究所だった。アリは白衣を着た人物に何かの液体を見せ、また来週会う約束をして、退室する。

ナメはある患者のやけどの様子を見て、1日3回肌に塗るようにと水を持たせる。若い男性患者は、ナメの親切さにひどく感謝した。

映画『聖なる泉の少女』のあらすじ【転】

家族に代々受け継がれてきた泉が、アリとナメの代で調子を崩していた。魚の具合が悪いのはなぜかと、与える餌についてふたりは議論する。

ある日、ナメは街のコスメショップへ出かける。ルージュやネイル、アイシャドウなどのテスターをもらい、品物を試してみるも、途中で恥ずかしくなったように逃げ出してしまった。
その帰り道、以前火傷を治した若い男性にばったりでくわす。彼は親切でナメの荷物を持ち、車で送ってくれた。途中池に立ち寄り、ナメの悩みを聞く。ナメと彼は恋人同士になった。

アリは、ナメは「母親の一件」で変わったと考えている。泉を守る家族の一員として結婚をさせないつもりだ。

癒し手の親子は魚を助けられずにいた。
水の力を信じる街の人たちをどこか侮るような様子を見せる。人が自分の力で元気になったのを、水の力だと人々は信じているのだと話した。

映画『聖なる泉の少女』の結末・ラスト(ネタバレ)

ある日の往診の帰り道、ナメは川の近くでゆっくりしていると、水質の異変に気がついた。
その頃、上流では水力発電所が作られようとしており、人の通りが多くなった上流には、テクノロジーが集まっていたのだ。

雪の降る季節、ナメはボウルに入れた白い魚をどこかへ運んでいく。大きな水辺にたどり着くと、水の中をゆっくりと歩いた。そうして立ち止まると、かがんで魚を放してやる。

自分は何を恐れているのか、自問するナメ。みんな結局は去っていくのだから恐れるものなど何もないはずだと繰り返した。
濃い霧の中で、魚を入れていたボウルを水に浮かべたまま、ナメは立ち尽くす。静かな霧は滑を少しずつ覆っていき、やがて彼女の姿を見えなくさせた。

川の上流にはその日もトラックや乗用車が多く集まり、水力発電所の用意が着々と進められているのだった。

映画『聖なる泉の少女』の感想・評価・レビュー

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映画『聖なる泉の少女』のネタバレあらすじ結末と感想まとめ

以上、映画『聖なる泉の少女』のネタバレあらすじ結末と感想について紹介しました。

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