この記事では、映画『ミシェル・ヴァイヨン』のストーリー(あらすじ)をネタバレありで結末まで起承転結で分かりやすく簡単に解説していきます。
また、映画ライターや読者による映画感想も数多く掲載中または掲載予定です。
映画『ミシェル・ヴァイヨン』の作品情報
出典:https://video.unext.jp/title/SID0025586
製作年 | 2003年 |
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上映時間 | 103分 |
ジャンル | アクション |
監督 | ルイ=パスカル・クーヴレール |
キャスト | サガモア・ステヴナン ディアーヌ・クルゲール ピーター・ヤングブラッド・ヒルズ ジャン=ピエール・カッセル |
製作国 | フランス |
映画『ミシェル・ヴァイヨン』の登場人物(キャスト)
- ミシェル・ヴァイヨン(サガモア・ステヴナン)
- 父アンリの経営するチーム・ヴァイヨンのトップレーサー。家族や友人に優しい若者だが、いたずら好きでもある。ル・マン24時間耐久レースに出場が決まるものの、様々なトラブルに見舞われる。
- アンリ・ヴァイヨン(ジャン=ピエール・カッセル)
- チーム・ヴァイヨンの創設者でありオーナー。ミシェルの父親。家族思いだが、人一倍レース好きである。正統派の走りでライバルのリーダーにも勝利してきた。孫のローラを可愛がっている。
- エリザベート(ベアトリス・エイジナン)
- アンリの妻で、ピエールやミシェルの母。ミシェルがル・マンで、ライバルチームの車と接触事故を起こし死亡する夢を見たことで、ル・マンへの出場に反対する。
- ジャン=ピエール・ヴァイヨン(フィリップ・バス)
- ミシェルの兄。チーム・ヴァイヨンのマネージャー。以前はレーサーだったが、引退した。幼い娘ローラやミシェルらと父の屋敷でと暮らしている。レース中のミシェルの走行に疑問を持ち、異常な事態にいち早く気づいた。
- ジュリー・ウッド(ダイアン・クルーガー)
- デヴィッドの妻。夫の代わりにル・マンに出場。タフな走りで人々を魅了する。車を走らせるのが好きで、すぐにミシェルと意気投合した。夫が何らかの作為によって殺されたのではないかと疑っている。
- スティーヴ・ウォーソン(ピーター・ヤングブラッド・ヒルズ)
- チーム・ヴァイヨンのレーサー。ミシェルの親友。女好きで不真面目なところもあるが、実力を持っている。ミシェルやジュリーらとル・マンに出場し、様々な難題にぶち当たる。
- デヴィッド(スコット・スラン)
- チーム・ヴァイヨンのレーサーで、ミシェルの弟分。ル・マンに出場できると聞いて大はしゃぎした。オーナーのアンリに敬意を持っている。妻はレーサーのジュリー・ウッド。
- ボブ・クレイマー(フランソワ・レヴァンタル)
- ミシェルのライバル的な存在。いつも険しい表情をしている。あるラリーの表彰式の日、ミシェルやその友人たちに絡まれ腹を立てた。その後チーム・リーダーのレーサーとしてル・マンに出場。
- ルース・ワン(リサ・バービュシア)
- ヴァイヨンのライバルチーム「リーダー」のチームマネージャー。黒髪の美女。亡くなったワンの娘。父が負け続け無念な生涯を送ったことで、ヴァイヨンに恨みを持っている。父親に似た性格で、どんな汚い手を使ってでも勝利すれば良いと思っている。
- オデッサ(ジャンヌ・モラン)
- 金髪でショートヘアの美女。ルースの手下で独特なムードを持っている。ルースから指示された様々な罠をチーム・ヴァイヨンに仕掛け、それを楽しんでいる。
映画『ミシェル・ヴァイヨン』のネタバレあらすじ(ストーリー解説)
映画『ミシェル・ヴァイヨン』のあらすじ【起】
ヴァイヨンとリーダー、この2つのレーシングチームは25年もの間、様々なサーキットで覇権を争っている。ミシェル・ヴァイヨンの母エリザベートは、ルマン24時間レースでミシェルが事故を起こす夢を見た。
その頃ミシェルはウォーソンら仲間たちと、ラリーの授賞式に向かっていた。その際宿敵のボブに、悪ふざけで嫌がらせをした。
ミシェルの父でヴァイヨンの創始者であるアンリは、新しいエンジンが出来上がったのでチームのル・マン出場を決意する。ミシェルやウォーソンと共にレーサーに選ばれたデヴィッドは、狂喜した。
チームがル・マンに出場することになり、エリザベートの気持ちは落ち込む。ミシェルは「夢に出てきたライバルチーム・リーダーは出場しないから大丈夫」だと言って母をなだめた。
だが後日リーダーのル・マン出場が決定する。娘のルース・ワンが、亡くなったワン・シーを引き継いでチームマネージャーを務めるようであった。エリザベートは夫アンリに、レースに出ないでほしいと懇願する。だがアンリは、息子はル・マンで勝つことが夢だと言って譲らない。
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映画『ミシェル・ヴァイヨン』のあらすじ【承】
そんな中、デヴィッドがラリー中に命を落とす。アンリはショックのあまり、葬儀に参列できなかった。ミシェルやその兄ピエールはデヴィッドの葬儀で、彼の妻ジュリーに会う。
後日ジュリーがピエールを訪ね、夫の代わりにレースに出場したいと申し出る。テスト走行でジュリーの素晴らしい走りを見たミシェルたちは、彼女をチームのレーサーとして迎え入れることにした。
デヴィッドの乗っていたラリーカーから、プロテウスの結晶が検出された。この結晶のせいで彼の車は爆発したと考えられ、誰かが細工をした可能性が高かった。
ル・マンの開催中、アンリは妻を気遣い彼女と自宅に残ることにした。
ル・マンの会場では、その日運ばれるはずの車が届かず、ピエールがイライラしていた。レーシングカーはジョゼによってトラックで運搬されていたが、ルースの手下オデッサの妨害により、湖に転落したのだ。連絡を受けたミシェルたちは、事故現場へ向かいレーシングカーに乗り込むと、そのまま公道を暴走。なんとかエントリーに間に合い、レースの出場権を獲得した。ルースはそれを悔しそうに眺める。
映画『ミシェル・ヴァイヨン』のあらすじ【転】
オデッサはルースからの命令で、ヴァイヨンのタイヤに穴を開けた。だが誰もタイヤの穴には気がつかない。
またルースは自宅にいるアンリを部下に誘拐させ、給水塔に監禁した。母からアンリがいないと連絡を受けたミシェルは、ルースを疑い彼女の部屋へ行く。ルースは警察に通報したり、レースで優勝したりすれば父の命はないと、ミシェルを脅した。このままレースを続け、ヴァイヨンがリーダーに負けたときのみ父親を返すと言うのだ。
そして遂にレースが始まった。ミシェルがトップバッターとなり、ヴァイヨンの青い車でスタート。ボブの乗るリーダーの赤い車の後を走った。兄やチームのメンバーは、ミシェルの走りが遅いので心配する。
ピットで交代し戻ってきたミシェルは、兄に事情を話した。そして父を助けに行くために、ジュリーに自分の代走を頼む。
ミシェルが敵方の車のGPSから父の居場所を探っていると、ルースに見つかった。捕まったミシェルは、ちょうどレース中に怪我をしたボブの代走を頼まれる。
映画『ミシェル・ヴァイヨン』の結末・ラスト(ネタバレ)
ジュリーはレースに出る直前、夫の車に細工をしたのがボブだったと知る。ジュリーは怒りを抑えきれず、レース中ボブの車を攻撃的に突いた。しかしその車に乗っていたのは、代走を頼まれたミシェルである。
これは母が夢で見た光景と同じだった。ミシェルが執拗な攻撃を仕掛けたと、アナウンスされる。アンリを心配し会場まで来ていた母は、この光景を見て一時的に気を失う。その後2台は衝突。敵方の車に乗っていたミシェルは、急いでジュリーを救助した。
母はミシェルが生きていたと分かり、ようやく笑顔を見せる。その後ミシェルはジュリーやウォーソンと給水塔へ行き、アンリを救出した。
ウォーソンはアンリ救出の際肩を負傷したが、そのまま交代しレースに出場する。好調な走りを見せたウォーソンだが、オデッサの開けた穴のせいでタイヤがパンクし速度が低下する。一方リーダーの車はオイル切れで止まってしまい、車を押しながらゴールを目指すしか方法はなかった。そして先にウォーソンの車がゴールインし、ヴァイヨンは勝利する。
ルースはヴァイヨンに負け、放心状態になった。ミシェルは母を見つけ抱きしめる。
映画『ミシェル・ヴァイヨン』の感想・評価・レビュー
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映画『ミシェル・ヴァイヨン』のネタバレあらすじ結末と感想まとめ
以上、映画『ミシェル・ヴァイヨン』のネタバレあらすじ結末と感想について紹介しました。
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