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映画『RUBIKON ルビコン』のネタバレあらすじ結末と感想

この記事では、映画『RUBIKON ルビコン』のストーリー(あらすじ)をネタバレありで結末まで起承転結で分かりやすく簡単に解説していきます。

また、映画ライターや読者による映画感想も数多く掲載中または掲載予定です。

映画『RUBIKON ルビコン』の作品情報


出典:https://video.unext.jp/title/SID0073084

製作年 2022年
上映時間 109分
ジャンル SF
監督 マグダレナ・ラウリッチ
キャスト ユリア・フランツ・リヒタ
ジョージ・ブラグデン
マーク・イヴァニール
コンスタンチン・フロロフ
製作国 オーストリア

映画『RUBIKON ルビコン』の登場人物(キャスト)

ハンナ・ワグナー司令官(ユリア・フランツ・リヒター)
ナイブラ社から宇宙ステーション「ルビコン」へ派遣された兵士。ショートヘアでしっかり者の女性。宇宙船の操縦や船外作業などを器用にこなす。以前から借金の返済のためハードなミッションを続けてきた。クルイロフからはスパイだと思われている。地球に妹のクノップがいる。
ギャヴィン・アボット博士(ジョージ・ブラグデン)
科学者で重役の息子。ハンナと一緒にルビコンへ派遣される。環境活動家で、仲間を心配してこのミッションに参加した。怖がりだが人道主義者。ルビコンで境地に陥ったとき、ハンナと恋愛関係になる。
ディミトリ・クルイロフ博士(マーク・イヴァニール)
初老の男性。ナイブラ社と協定を結び、息子ダニーロたちとルビコンで藻による酸素供給システムを開発した。基本的に自分のことしか考えず、正義感の強い息子ダニーロといつも口論になる。息子と性格が似ているアボットに、親近感を抱くようになった。
ダニーロ・クルイロフ(コンスタンチン・フロロフ)
クルイロフ博士の息子。ルビコンの乗組員。気性は荒いが正義感が強く、藻のシステムを公共のものにしようと戦っている。金持ちの息子であるアボットを目の敵にし、何かと絡む。

映画『RUBIKON ルビコン』のネタバレあらすじ(ストーリー解説)

映画『RUBIKON ルビコン』のストーリー(あらすじ)を結末・ラストまでわかりやすく簡単に解説しています。この先、ネタバレを含んでいるためご注意ください。

映画『RUBIKON ルビコン』のあらすじ【起】

2056年、地球の酸素が不足し裕福層の人々はエアドームに住むようになった。そこに入れなかった市民は、巨大企業に支配されるようになる。環境問題を研究するナイブラ社は、宇宙ステーション「ルビコン」で科学者に酸素循環システムの研究をさせていた。

ルビコンにはクルイロフ博士やジェンソン司令官など、数名の職員が滞在していた。そこへ地球から、ハンナ・ワグナー司令官とアボット博士の乗るロケットが到着する。ルビコンには、クルイロフが開発した藻の酸素循環システムがあった。兵士であるハンナは用意された自室で、地球にいる妹のクノップと連絡を取る。

クルイロフの息子ダニーロは、金持ちの息子であるアボットに悪態をついた。ジェンソンやダニーロらは、翌日地球へ帰還する予定である。だが北半球で奇妙な霧が発生していると聞き、一同は顔色を変えた。

次の日予定通りダニーロたちは、サンプルの藻を持ってヴェスタ2で地球へ向かった。ナイブラ社と連絡を取ったハンナは、機密のイカロス計画を実行しろと命令される。ハンナが船内の藻を調べていると、クルイロフに注意された。

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映画『RUBIKON ルビコン』のあらすじ【承】

ダニーロらの乗るヴェスタ2から異常事態だと連絡が入る。地球の基地と連絡が取れないことで、ジェンソンは酷く動揺している様子だった。ハンナがヴェスタ2を救おうと、船外作業に入る。だがその努力も虚しくヴェスタ2は爆発した。

それ以来地球とも全く連絡が取れなくなった。地球は霧で覆われ、人類が無事かどうかも分からない。息子を亡くしたクルイロフは、ショックで自室に籠る。アボット、ハンナ、クルイロフの3人が船にとり残された。

科学者のアボットはあの霧が猛毒だと分かり、悲観的になって自殺を図った。医者でもあるクルイロフやハンナの救助により、アボットは一命を取りとめる。地球にいる妹を心配したハンナは、クルイロフの協力を得て古い無線を復旧させた。だが地球の基地とは繋がらない。

クルイロフは目を覚ましたアボットに、ルビコンには藻があるから自分たちは生き残れると説明した。だがそれには条件があり、藻から空気交換するには最低3人必要だった。

以前から密かに惹かれ合っていたハンナとアボットは、肉体関係を持った。ふたりはクルイロフとも打ち解け、3人で密造酒を飲んだ。

映画『RUBIKON ルビコン』のあらすじ【転】

地球にいるナイブラ本部の生存者エスターから、ルビコンに連絡があった。エスターの話では、地球の避難壕に300人ぐらい生存者がいるようだった。彼女は博士の開発した藻の循環システムのことを知っており、地球の酸素不足を訴える。それを聞いたアボットとハンナは、ヴェスタ1で地上まで降り人々に藻を届けようとクルイロフに提案する。だがクルイロフはこの無謀な計画に反対した。

ハンナは、妹が生きているのではと希望を持つ。だが船内の藻に異変が起こり、それがハンナの尿によるものだと分かった。ハンナはアボットとの子供を妊娠していたのだ。それでもハンナは考えを変えず、結局クルイロフも一緒に地球へ向かうことになった。

だがいざ出発となるとヴェスタ1の燃料タンクがオーバーヒートして、3人は爆発寸前のヴェスタからルビコンに戻る。アボットはこの事態を地上に連絡した際、イカロス計画について知った。

イカロス計画とは藻の循環システムごとラボへ入れて地球に向かうという、ナイブラ社の極秘ミッションだった。アボットはこの計画を隠していたハンナに腹を立て、ぜひ実行すべきだと主張する。

映画『RUBIKON ルビコン』の結末・ラスト(ネタバレ)

一方ハンナは、クルイロフがヴェスタ1をわざとオーバーヒートさせたのだと気づく。ハンナがこのことを言及すると、彼はイカロス計画を黙っていたハンナの気持ちを察し、子供が出来たから自分を守るのは当然だと言った。

アボットは、人々の救助を最優先に考えイカロス計画を実行しようとしていた。だがハンナは、ナイブラの社員が兵士を避難壕から追い出し自分らだけ生き残っているのだと知る。ハンナは兵士が駒扱いされたことに憤った。そして地球へは行かず、ここで子供を産んで育てようと思う。ハンナは理想だけを語るアボットを責めた。

アボットは、ハンナたちが地球に戻る気がないと察し自殺した。酸素を作るのに3人必要なら、自分が死んで2人になればハンナたちは地球へ行くだろうと思ったのだ。だが3人必要というのは、クルイロフがアボットの自殺防止のためについた嘘だった。クルイロフは嘆き悲しむ。

数年後ルビコンでは、幼い少女クノップがはしゃぎまわっている。結局ハンナはルビコンで子供を産み、クルイロフと育てていた。ある日クノップは地球の生存者の子供から、電波をキャッチする。

映画『RUBIKON ルビコン』の感想・評価・レビュー

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映画『RUBIKON ルビコン』のネタバレあらすじ結末と感想まとめ

以上、映画『RUBIKON ルビコン』のネタバレあらすじ結末と感想について紹介しました。

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