この記事では、映画『きっと地上には満天の星』のストーリー（あらすじ）をネタバレありで結末まで起承転結で分かりやすく簡単に解説していきます。
また、映画ライターや読者による映画感想も数多く掲載中または掲載予定です。
映画『きっと地上には満天の星』の作品情報
出典：https://video.unext.jp/title/SID0075738
| 製作年 | 2020年 |
|---|---|
| 上映時間 | 90分 |
| ジャンル | ヒューマンドラマ |
| 監督 | セリーヌ・ヘルド ローガン・ジョージ |
| キャスト | ザイラ・ファーマー セリーヌ・ヘルド ファットリップ ジャレッド・アブラハムソン |
| 製作国 | アメリカ |
映画『きっと地上には満天の星』の登場人物（キャスト）
- リトル（ザイラ・ファーマー）
- 5歳の女の子。母であるニッキとふたりで暮らしているが、周りには親しい大人がたくさにた。寂しがる様子は見せないものの、母を慕っている。星が好き。
- ニッキ（セリーヌ・ヘルド）
- リトルの母。生活が厳しく、娘とふたりで地下街で暮らしている。娘のことを心から思いやっており、娘と暮らす家を探すため必死になっている。
- ジョン（Fatlip）
- リトルとニッキと同じ地下街で暮らす男性。リトルのことを気にかけており、学校教育を施してやるべきだと感じている麻薬の販売人。音楽家のFatlipが演じている。
映画『きっと地上には満天の星』のネタバレあらすじ（ストーリー解説）
映画『きっと地上には満天の星』のあらすじ【起】
幼いリトルはお母さんのことがだいすき。美しいものを拾っては、帰ってきた母・ニッキにプレゼントしようとする心やさしい様子を見せた。遅くに帰ってきたお母さんに擦り付いたリトルをニッキも愛している。
しばらくそのまま母子で抱きしめ合って過ごした。
ニッキとリトルは地下街で暮らす貧困家庭だ。彼らが暮らすのは、暗くて電車の音がよく響く彼らにとっての自宅だった。
その日、ニッキは近いうちに役所の職員が地下街の住民を追い出しに来ることを知らされた。改装工事を行うため、住民が追い出されてしまうというのだ。
ニッキは連日、リトルと一緒に暮らすための家を探し、地上で暮らすための資金作りへ出かけるようになる。時にはリトルを誰かに預けながら、ニッキは子どもとの生活を守るために次第に必死になっていった。
映画『きっと地上には満天の星』を無料視聴できる動画配信サービスと方法については、以下の記事をご覧ください。
映画『きっと地上には満天の星』のあらすじ【承】
リトルは星が好きだ。空に輝く星興味があるが、暮らしている場所の関係で実物を目にしたことはまだない。
ニッキは星のことをあれこれ聞きながら想像を楽しむ。いつか母と一緒に星を見る約束をし、その日を心待ちにするようになった。
ニッキが家を空けている日、お腹が空いて時間を持て余したリトルはある男性・ジョンのもとを訪れる。食事を分けてもらい、まだ5歳のリトルが足し算を知っていること褒めてもらった。
後日、リトルが再びジョンのもとを訪ねると、そこにはニッキがいた。
ニッキはジョンを男性に渡して何かを購入しようとしている。子どもを抱えた家探しの毎日で苦しいと訴えるニッキが欲しがっていたものは薬だった。
ニッキは麻薬の常習だったのだ。
しかし麻薬売りのジョンはリトルの賢さに気がついている。市内で暮らし、娘を学校へ入れるようにとニッキを説得した。お金がなくそんなことはできないと叫ぶニッキをクソ親と呼んでまでリトルを守ろうとしてくれたジョンは、その後やってきた行政職員の囮となり、ニッキとリトルを地上へ逃がしてくれた。
映画『きっと地上には満天の星』のあらすじ【転】
初めて外へ出たリトルは、市街の照明の明るさに驚いてしまう。外を歩くことと、電車に乗ることを怖がってしまったリトルは、ニッキの膝の上でお漏らししてしまう。
駅を出たリトルは空を見た。しかし音に満ちており人や物だらけの地上に我慢できなくなったリトルはそのまま泣き出してしまう。
知り合いに連絡をし続けるニッキはやっと1件の家に入れてもらうことができた。恐ろしい男性たちに囲まれて怯えるニッキだったが、窓の外の夜景に目を奪われる。
その家の男はニッキに横になるよう要求し、リトルのようなかわいい子は高くつくと売春まがいのことを勧める。リトルの危険を感じたニッキは打たれそうになった薬の注射を奪い取り、男に背中に突き刺して抵抗し、娘を連れて逃げ出した。
しかし途中の駅で電車に乗り遅れてしまったリトルの前で扉が閉まり、ニッキだけを乗せた電車が発車してしまう。ニッキはパニックを起こした。
1駅で慌てて電車を降り元の駅に戻ったニッキだったが、移動をしてしまったリトルの姿を見つけることはできなかった。
映画『きっと地上には満天の星』の結末・ラスト（ネタバレ）
ニッキは初め駅の職員にリトル探しを手伝ってもらおうとするが、どこかへ電話をかけようとする職員を見て逃げ出してしまう。
所得がなく娘を学校に入れてもいない自分は、行政に見つかってしまえばリトルを引き離されてしまうと考えたのだ。そうしてひとりで電車をひとつひとつ走り回り、駅の周りでクタクタになる。
困り果てたニッキは元の地下街に戻ってきた。そうして自分の家でひとしきり泣き、ジョンの家で盗みを働こうとする。
ジョンに見つかり、リトルとはぐれた事情を問われると、ニッキはリトルが保護されていてもう一緒には暮らせない可能性を受け入れ始めた。
その後も電車に乗り子どもを探し続けるニッキはある日、電車の座席の下にうずくまる小さな子どもを見つけた。声をかけようかだいぶ迷った後に、駅のスタッフに女の子がいることを知らせ保護を要請する。
遠くから様子を伺っていたニッキは、その子が確かに自分の娘であることを確認してから、そっとその場を離れた。
映画『きっと地上には満天の星』の感想・評価・レビュー
この映画の感想・評価・レビューはまだ投稿されていません。
映画『きっと地上には満天の星』のネタバレあらすじ結末と感想まとめ
以上、映画『きっと地上には満天の星』のネタバレあらすじ結末と感想について紹介しました。
映画『きっと地上には満天の星』を見逃した人やもう一度見たい人のために、以下の記事では映画『きっと地上には満天の星』を無料で視聴できる動画配信サービスと方法について紹介しています。
ぜひ、以下の記事もご覧いただき、映画『きっと地上には満天の星』を視聴してみてはいかがでしょうか。
みんなの感想・レビュー