この記事では、映画『かれらに音楽を』のストーリー(あらすじ)をネタバレありで結末まで起承転結で分かりやすく簡単に解説していきます。
また、映画ライターや読者による映画感想も数多く掲載中または掲載予定です。
映画『かれらに音楽を』の作品情報
出典:https://video.unext.jp/title/SID0079213
製作年 | 1939年 |
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上映時間 | 103分 |
ジャンル | ヒューマンドラマ 音楽 |
監督 | アーチー・L・メイヨ |
キャスト | ジーン・レイノルズ ヤッシャ・ハイフェッツ ジョエル・マクリー アンドレア・リーズ |
製作国 | アメリカ |
映画『かれらに音楽を』の登場人物(キャスト)
- フランキー(ジーン・レイノルズ)
- 同級生からお金を盗んでしまう不良少年。実は父を亡くしており、現在は養父と母と暮らしている。養父とは折り合いが悪い。
- ヤッシャ・ハイフェッツ(本人)
- プロフェッショナルのロシア人ヴァイオリニスト。素晴らしい演奏でコンサートのたびに観客を感動させている。細かい弓の動きが得意。
- ローソン教授(ウォルター・ブレナン)
- ローソン音楽学校の教師。丸メガネをしていて、いつも音楽教育に情熱を注いでいる。若い演奏家たちのクラスを受け持っている。
映画『かれらに音楽を』のネタバレあらすじ(ストーリー解説)
映画『かれらに音楽を』のあらすじ【起】
1人の少年が外を歩いていると、3人の少年の悪巧みによってつまずき、転ばさせられてしまった。フランキーたち3人の少年はいつも裕福な彼からお金を盗んでいた。
フランキーは養父との折り合いが悪く、いつもけんかしてしまっては少年院に入れると脅されている。そこでお金を用意して家出をしようと考えていた。仲間たちもお金に困っている事情がそれぞれにあった。
フランキーが養父に閉じ込められた物置で、彼はヴァイオリンを発見する。一度質に入れてお金を作ったが、しかし別の日にハイフェッツのヴァイオリンコンサートに紛れ込んだフランキーは涙を流して感激し、ヴァイオリンを買い戻そうとする。
亡くなったフランキーの産みの父はヴァイオリニストで、昔フランキーにヴァイオリンを教えていたのだ。
家で楽しく演奏をしていたフランキーはしかし、昔の父の姿を連想させたことで養父の逆鱗に触れ、家出をしてしまう。
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映画『かれらに音楽を』のあらすじ【承】
フランキーが道の途中で購入したホットドッグを食べていると、1匹の犬が擦り寄ってきた。お腹が空いている様子の犬にパンを分けてやると、犬はフランキーのことを気に入り、どこまでもついてくるようになる。
そうしてフランキーは犬と一緒に家での旅を続けることになった。
ある日フランキーが外を歩いていた時に、犬が勝手にある敷地に忍び込んでしまう。
大きな家の中では、数々の音楽が聞こえていた。それぞれの部屋では小さな子どもがピアノを巧みに演奏したり、歌を歌ったりと音楽を学んでいる。
ローソン音楽学校は私立の学校で、貧しくても才能のある子どもたちに無料の音楽教育を施していた。
ローソン教授の授業教室に忍び込んだフランキーは絶対音感の才能を見出され、ローソン音楽学校への入学を許可された。そうしてフランキーは本格的にヴァイオリンを習い始める。
映画『かれらに音楽を』のあらすじ【転】
ローソン音楽学校は寄付で賄っている学校だった。寄付が足りていない時期は家賃を滞納してしまい、金銭トラブルによって楽器の貸出先に閉校へ追い込まれている。
そのことを知ったフランキーは学生仲間を引き連れて路上で演奏し、寄付金を集めようとする。そこを通り過ぎた紳士はヴァイオリニストのハイフェッツだった。
ハイフェッツはローソン音楽学校のために力を貸そうと考えるが、マネージャーや他の大人に反対される。
ハイフェッツが学校の演奏会に演奏に来てくれればお金が集まるのだが、大事な演奏会の日にフランキーは怪我をして歩けなくなってしまう。
そこへ協力しようとフランキーの元悪友たちが力を貸してくれる。そしてフランキーを勇気づけようとヴァイオリンをひとつ入手してきた。
その日、ハイフェッツのストラディヴァリウスというメーカーの高級ヴァイオリンが盗まれたと大々的なニュースになった。
映画『かれらに音楽を』の結末・ラスト(ネタバレ)
フランキーはハイフェッツの事務所に電話し、それらしいヴァイオリンを持っていること、本人が来てくれたら大事な話とともに楽器を渡すことを伝えた。
しかしマネージャーはハイフェッツの代わりに警察を約束の場所に手配した。そうしてヴァイオリン泥棒としてフランキーは疑われてしまう。
演奏会当日、ハイフェッツもコンサートを控えていた。コンサート後に学校に駆けつけてきてくれるのを教師たちは待っているが、演奏会中に警察や保安官、取り立てがやってきたことで会場は混乱に陥る。
幕間に楽器が全て回収されてしまった時、フランキーがハイフェッツを連れて会場に到着する。観客や保安官の前で演奏してくれると生徒たちに楽器が戻され、コンサートは無事に進行していく。
最後の曲はローソン音楽学校の生徒とハイフェッツによる共演となり、コンサートは大成功となった。
映画『かれらに音楽を』の感想・評価・レビュー
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映画『かれらに音楽を』のネタバレあらすじ結末と感想まとめ
以上、映画『かれらに音楽を』のネタバレあらすじ結末と感想について紹介しました。
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