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映画『バビロン(2022)』のネタバレあらすじ結末と感想

この記事では、映画『バビロン(2022)』のストーリー(あらすじ)をネタバレありで結末まで起承転結で分かりやすく簡単に解説していきます。

また、映画ライターや読者による映画感想も数多く掲載中または掲載予定です。

映画『バビロン(2022)』の作品情報


出典:https://www.video.unext.jp/title/SID0084898/

製作年 2022年
上映時間 188分
ジャンル ヒューマンドラマ
歴史
監督 デイミアン・チャゼル
キャスト ブラッド・ピット
マーゴット・ロビー
ディエゴ・カルバ
ジーン・スマート
製作国 アメリカ

映画『バビロン(2022)』の登場人物(キャスト)

ジャック・コンラッド(ブラット・ピット)
サイレント映画の世界の頂点に立つ大スター。自信家だが、トーキー映画の時代に適応できずに苦しんでいる。
ネリー・ラロイ(マーゴット・ロビー)
ニュージャージー州の田舎出身の承認欲求が強く目立ちたがりの女優志望の女性。トーキー映画への適応に苦しむ。
マニー・トレス(ディエゴ・カルバ)
12歳の時に渡米したメキシコ移民。ハリウッド映画界に憧れ、メインスタッフとして働くことを夢見ている。
シドニー・パーマー(ジョヴァン・アデポ)
ジャズ・トランペット奏者の黒人男性。演奏に定評がある。映画音楽の世界で活躍するのだが、その在り方に疑問を感じている。
ジョージ・マン(ルーカス・ハース)
映画プロデューサーでジャックの友人。失恋しては自殺未遂を起こす悪癖がある。ジャックの才能を見出してプロデュースしてきた。

映画『バビロン(2022)』のネタバレあらすじ(ストーリー解説)

映画『バビロン(2022)』のストーリー(あらすじ)を結末・ラストまでわかりやすく簡単に解説しています。この先、ネタバレを含んでいるためご注意ください。

映画『バビロン(2022)』のあらすじ【起】

1926年、ロサンゼルス。黄金期の映画業界の中心で、メキシコ系アメリカ人のマニーは、映画製作会社の重役の邸宅で使用人として働いていた。毎晩のように繰り広げられる豪華絢爛なパーティー。その喧騒の中、マニーは邸宅に侵入しようとする新人女優ネリーを助ける。彼女は自分をスターだと主張し、警備員と揉めていた。自由奔放なネリーに導かれ、マニーは会場に彼女を招待する。

ネリーの提案でドラッグを試した二人は、夢を語り合う。その夜、キノスコープの専属歌手フェイや、黒人トランペット演奏家のシドニーが演奏でパーティーを盛り上げ、場内は熱狂の渦に包まれた。

ネリーは狂ったように踊り続け、周囲の目を釘付けにする。その大胆な行動がドン・ワラックの目に留まり、代役のチャンスを掴んだ。一方、マニーはひどく酔っぱらったスター、ジャックを介抱したことがきっかけで、彼の付き人として雇われることになった。

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映画『バビロン(2022)』のあらすじ【承】

ネリーとマニーは、それぞれの道で映画業界での成功を収めていた。しかし、業界自体が大きな変革の時期を迎えていた。サイレント映画からトーキー映画への移行は、映画製作にとって革命的な変化を意味していた。

マニーは映画『ジャズ・シンガー』をいち早く鑑賞し、トーキー映画の革新性に驚嘆した。マニーは「時代が変わる」とジャックに報告し、新たな映画の可能性を示唆した。ジャックもその可能性を即座に認識し、トーキー映画の制作に意欲を燃やした。彼は新時代に自分の場所があると確信し、その場での成功を目指して前進した。

一方、ネリーもトーキー映画という新たな挑戦に立ち向かうことを迫られた。彼女の演技力が声を伴う新しいスタイルでどう評価されるのか、ネリー自身もまた、どのようにして自分の存在感を示すのかが問われると感じていた。

映画『バビロン(2022)』のあらすじ【転】

トーキー映画の台頭により、ミュージカル映画が注目される。マニーはジャックとの経験を活かし、奏者たちを前面に出した映画で高く評価され、キノスコープ社から重役待遇を受ける。ところが、シドニーは見栄え重視の業界に嫌気が差し、映画業界を去り元々いたジャズクラブに戻る。

大女優となったネリーは、トーキー映画に挑戦をする。しかしながら、音域の調整や、セリフの暗記など様々なことに苦労していた。そこでネリーは、酒やドラッグに逃避してしまう。マニーがネリーのことを助けようとするが、逆に失敗してしまい、業界から疎まれてしまう。

ジャックもトーキー映画に挑戦するが観客に嘲笑され、昔から付き合いのあった評論家のエリノアに「時代が終わった」と告げられてしまう。しかし、彼の姿は映画に残り続けるという愛情が込められたメッセージでもあった。

映画『バビロン(2022)』の結末・ラスト(ネタバレ)

ジャックには駄作のオファーしか来なくなり、情熱も失いかけていたが、自身の境遇を受け入れる努力をしていた。そんなジョージのもとに古くからの友人であったジョージの自殺の知らせが来る。ジャックは、自殺の事実に打ちのめされる。ジャックは、パーティでフェイに「疲れたが恵まれた人生だった」と語り、そのまま自ら命を絶つのであった。

ネリーは酒、ドラッグ、賭博に溺れていた。そんなネリーのところにマニーから借金の返済の助けを求める連絡が来る。マニーは偽札を使ってマッケイに借金の返済を試みるが失敗してしまう。マニーは、ネリーと共に街を去る決意をする。しかしネリーは途中で姿を消し、その後ホテルで、遺体となって発見される。

1952年、マニーはニューヨークでラジオショップを営み、妻子とハリウッドを訪れる。映画館で『雨に唄えば』を見て、サイレント時代の思い出に涙を流す。

映画『バビロン(2022)』の感想・評価・レビュー

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映画『バビロン(2022)』のネタバレあらすじ結末と感想まとめ

以上、映画『バビロン(2022)』のネタバレあらすじ結末と感想について紹介しました。

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