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映画『地中海殺人事件』のネタバレあらすじ結末と感想

この記事では、映画『地中海殺人事件』のストーリー(あらすじ)をネタバレありで結末まで起承転結で分かりやすく簡単に解説していきます。

また、映画ライターや読者による映画感想も数多く掲載中または掲載予定です。

映画『地中海殺人事件』の作品情報


出典:https://video.unext.jp/title/SID0070620

製作年 1982年
上映時間 116分
ジャンル サスペンス
ミステリー
監督 ガイ・ハミルトン
キャスト ピーター・ユスティノフ
ジェーン・バーキン
ダイアナ・リグ
製作国 イギリス

映画『地中海殺人事件』の登場人物(キャスト)

エルキュール・ポアロ(ピーター・ユスティノフ)
ベルギー人の私立探偵。保険会社から、億万長者の実業家ホレス・ブラット卿のダイヤの指輪を調査するよう依頼され、事件に巻き込まれる。
ダフネ・カースル(マギー・スミス)
タイラニア国王の元愛人。アイランドリゾートのオーナー。国王から譲り受けた城をリゾートホテルとして運営している。
アリーナ・マーシャル(ダイアナ・リグ)
リゾートホテルの宿泊客。ケネスの後妻で美貌を兼ね備えた元女優であるが、多くの人々とトラブルを抱えている。事件の被害者。
クリスティーヌ・レッドファン(ジェーン・バーキン)
パトリックの内気な妻。もともとの仕事は教師であった。夫パトリックとアリーナとの不倫に気が付き、アリーナのことを恨む。
オデル・ガードナー(ジェームズ・メイソン)
リゾートホテルの宿泊客。アメリカ人。ニューヨークで演劇のプロデューサーをしており、舞台を降板したアリーナと揉めていた。
レックス・ブリュースター(ロディ・マクドウォール)
リゾートホテルの宿泊客。気取った作家で演劇評論家。アリーナの伝記を書いていたが、出版をめぐってトラブルになっていた。金遣いが荒い。
マイラ・ガードナー(シルヴィア・マイルズ)
リゾートホテルの宿泊客。ニューヨークの演劇プロデューサーでオデルの妻。オデルと同様にアリーナと経済的なトラブルになっていた。
パトリック・レッドファン(ニコラス・クレイ)
ホテルの宿泊客。若い好青年で既婚者であるが、アリーナとは不倫関係にある。アリーナに招かれてホテルを訪れる。
ホレス・ブラット卿(コリン・ブレイクリー)
富豪の実業家で、ホテルの宿泊客。ヨットが趣味である。アリーナとダイヤの指輪をめぐってトラブルになっている。

映画『地中海殺人事件』のネタバレあらすじ(ストーリー解説)

映画『地中海殺人事件』のストーリー(あらすじ)を結末・ラストまでわかりやすく簡単に解説しています。この先、ネタバレを含んでいるためご注意ください。

映画『地中海殺人事件』のあらすじ【起】

イギリスのノース・ヨーク・ムーアズ国立公園で、ハイカーが女性の死体を発見する。犠牲者はアリス・ルーバーと判明し、首を絞められて殺害されていた。

一方で、ベルギー人の私立探偵エルキュール・ポワロは保険会社から億万長者ホレス・ブラット卿の偽物のダイヤの指輪に関する調査を依頼される。調査の結果、ポワロは指輪が偽物であると判断する。さらにポワロが本物の指輪は、ブラット卿が愛人のアリーナ・スチュアート・マーシャルに与えたと保険会社に伝える。ところが、アリーナはブラット卿との交際が終わったあとに、意図的に偽物のダイヤの指輪を返却したと思われると推理する。

ポワロはこの事実の確認を保険会社から追加で依頼を受けることになる。そこでポワロは、アドリア海と呼ばれる高級リゾートホテルで元愛人のアリーナと会うことになる。

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映画『地中海殺人事件』のあらすじ【承】

ポワロが訪れたリゾートホテルは、かつてタイラニア国王が夏に利用する宮殿であった。しかしながら、現在は国王の元愛人のダフネ・キャッスルが受け取り、ホテルとして運営していた。

ホレス卿の元愛人で女優のアリーナは、夫のケネスと共に休暇を楽しんでいるが、彼女は娘のリンダを実は虐待しており、さらに既婚者のパトリック・レッドファンとも関係を持っていた。パトリックがこの島にいる理由は、アリーナが費用も支払っているためであった。ケネスは、アリーナが彼とリンダの両方を軽視する態度に恐怖を感じ、旧友のダフネに助けを求める。アリーナはまた、舞台の役を降板し、他の芝居の役も拒否したため、同じリゾートに滞在している演劇プロデューサーのオデルとマイラ・ガーデナーとトラブルになっていた。

作家のレックス・ブリュースターは、アリーナの伝記を書いていた。彼は、アリーナから前払いされた原稿料を既に使い果たしていたのだが、アリーナはレックスの伝記の出版を突如拒否し、トラブルになっていた。

映画『地中海殺人事件』のあらすじ【転】

3日目の早朝、アリーナは手漕ぎボートでラダー湾に向かった。その後、パトリックとマイラは島を一周するボートで、浜辺に動かず横たわるアリーナの死体を発見する。パトリックは、アリーナの死因が首を絞められたことによるものだと明らかにする。ポワロは、ホテル滞在者の中から、犯人を捜すことになる。

ダフネは、殺人事件発生時刻に、ケネスが自分の部屋でタイピングしていたことを証言する。クリスティンはリンダと11:55まで近くの洞窟にいたことが明らかになる。ホレス卿は11:30にラダー湾でアリーナとダイヤの指輪の問題について口論しており、これは乗組員とダフネによって証言された。

ポワロは近くの洞窟で証言のあった偽の宝石を発見する。パトリックは11:30にマイラとホテルを出発し、ホレス卿のヨットを見て一緒に正午の大砲を聞いていた。レックスは12:00に近くの洞窟でリンダと会い、去り際にリンダが崖の上から投げられたボトルが彼にぶつかりそうになったと証言している。オデルはダフネと従業員によって読書しているのを見られたが、12:15頃の証人はいなかった。

映画『地中海殺人事件』の結末・ラスト(ネタバレ)

ポアロは容疑者たちを集め、クリスティンとパトリックを犯行で告発する。

ポワロの推理は、クリスティンがアリーナを殴り倒し、洞窟に隠した後、パトリックがアリーナを絞殺したというものであった。またクリスティンはアリーナになりすますために化粧をし、彼女の水着と帽子を着用してアリバイを作っていた。また、クリスティンはリンダの時計を早め、正午の大砲の音を聞かせないようにし、後でこっそり時計の時間を戻していた。さらにポワロはパトリックが宝石を偽物と交換し、二人が盗難を隠すためにアリーナを殺したと推理する。

しかしながら、ポワロの推理には証拠が不足していた。そのため、パトリックとクリスティンは逮捕される前に島を出ようとする。ポワロは、パトリックが一度もパイプに火を付けていないことから、パイプの中から本物のダイヤを取り出し、彼の犯罪を暴くことに成功する。パトリックは、抵抗するものの最後には取り押さえられる。島を出るシャトルボートでは、人々が事件解決の祝杯をあげていた。

映画『地中海殺人事件』の感想・評価・レビュー

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映画『地中海殺人事件』のネタバレあらすじ結末と感想まとめ

以上、映画『地中海殺人事件』のネタバレあらすじ結末と感想について紹介しました。

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