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映画『ダークネス(2002)』のネタバレあらすじ結末と感想

この記事では、映画『ダークネス(2002)』のストーリー(あらすじ)をネタバレありで結末まで起承転結で分かりやすく簡単に解説していきます。

また、映画ライターや読者による映画感想も数多く掲載中または掲載予定です。

映画『ダークネス(2002)』の作品情報


出典:https://video.unext.jp/title/SID0065381

製作年 2002年
上映時間 102分
ジャンル ホラー
監督 ジャウマ・バラゲロ
キャスト アンナ・パキン
レナ・オリン
イアン・グレン
ジャンカルロ・ジャンニーニ
製作国 スペイン
アメリカ

映画『ダークネス(2002)』の登場人物(キャスト)

レジーナ(アンナ・パキン)
両親や弟のポールと共に、スペインの田舎町に引っ越して来たハイティーンの少女。父親が10年振りに発作を起こしたことで、不安を覚え始める。スイミングスクールに通っていて、そこで知り合ったボーイフレンドのカルロスに悩みを打ち明ける。
メアリー(レナ・オリン)
レジーナの母親。夫のマークや子供たちと共に、スペインの田舎町に引っ越してくる。義父のアルベルトが医師をしている病院で、看護師として働き始める。息子のポールの首に傷跡を見つけるが、寝ている間に自分で引っ掻いたのだと思っていた。
マーク(イアン・グレン)
レジーナの父親。妻のメアリーや子供たちを連れて、父親のアルベルトが医師をしているスペインの田舎町に引っ越してくる。精神的な持病を持っていて、引っ越してから10年振りに発作を起こし、態度や言動が乱暴になっていく。
ポール(ステファン・エンキスト)
レジーナの弟で、まだ小学生。スペインの田舎町に引っ越してから父親が発作を起こし、それ以来首筋に傷跡が出来たり、自室で亡霊のような子供の姿を見るなど、奇妙な現象に悩まされるようになる。
カルロス(フェレ・マルティネス)
レジーナが通っているスイミングスクールで知り合った、ボーイフレンド。レジーナから家族についての悩み事を聞き、引っ越して来た家についての調査を始め、思わぬ災いに巻き込まれることになる。
アルベルト(ジャンカルロ・ジャンニーニ)
マークの父親で、レジーナやポールの祖父にあたる。レジーナたちが引っ越して来たスペインの田舎町で医師をしていて、メアリーはアルベルトの勤める病院で看護師として働き始める。10年振りに発作を起こした、息子のマークを診察することになる。

映画『ダークネス(2002)』のネタバレあらすじ(ストーリー解説)

映画『ダークネス(2002)』のストーリー(あらすじ)を結末・ラストまでわかりやすく簡単に解説しています。この先、ネタバレを含んでいるためご注意ください。

映画『ダークネス(2002)』のあらすじ【起】

マークとメアリーの夫婦、ハイティーンの娘・レジーナと小学生の息子・ポールという4人の家族が、スペインの田舎にある古い一軒家に引越してくる。メアリーは看護師をしていて、義父のアルベルトが地元の病院で医師として働いていることもあり、メアリーは同じ病院に勤め始める。

マークは家の引っ越しの片づけをする都合もあり、1か月は仕事を休む予定で、ポールを車で学校へ送っていく。しかしマークは途中で発作を起こして気を失い、駆けつけた救急隊に保護される。

マークは10年前にも発作を起こしたことがあり、その時は性格が粗暴になって怖かったことをレジーナは思い出す。それを母親に告げると、メアリーは「今度はお父さんもいるし大丈夫よ」とレジーナを諭す。この日以降、徐々にポールの様子がおかしくなり、ある日レジーナはポールの首筋に傷跡があるのを見つける。

メアリーは寝ている時に自分で引っ掻いた傷だと説明するが、レジーナは発作を起こした父親がやったのではないかと考え始める。

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映画『ダークネス(2002)』のあらすじ【承】

レジーナはスイミングスクールに通っていて、そこで知り合ったカルロスというボーイフレンドに、父親に関する不安を打ち明ける。そしてある夜、キッチンで野菜を切っていたマークはメアリーに、レジーナとの話を聞いていたと怒り出し、そのまま包丁で手を切ってしまう。

そこで家の中の電気が消えると共に、ポールの部屋に亡霊のような子供の姿が現れ、ポールは部屋の中に閉じこめられる。やがて電気が付くと同時に、部屋の中から出て来たポールは「子供たちが、僕だけずるいと言っていた」と、怯えたようにレジーナに話す。

怪我をした父親が入院した後、ポールの言葉が気になったレジーナは、カルロスに家のことを調べてもらうことにする。カルロスが調べたところ、元の家主は架空の人物で、連絡先の電話番号も使われていなかった。しかし家を設計した人物だけは突き止め、レジーナはカルロスと共に設計者の住むアパートへと向かう。

設計者は家について「口外しないことを条件に、設計を頼まれた」と、家に秘められた秘密を語り出す。設計者が独自に調べた結果、家の形は円形の寺院に似ており、霊の力を呼び込むものだという。

映画『ダークネス(2002)』のあらすじ【転】

そして40年前に7人の子供が行方不明になり、1人を除いて他の6人は見つからないという事件があった。見つかった子供は他の皆が家に連れて行かれたと証言し、その家がレジーナたちが住んでいる家だというのだ。家に帰ったレジーナは、屋敷の床板を剥がし、大きな蛇のような彫刻を見つける。

その蛇はウロボロスと呼ばれ、魔術のシンボルとされていた。レジーナは父親が家を支配する魔術の虜になったのだと考え、祖父(マークの父親)を訪ねて父親を退院させないよう頼みにいく。

一方カルロスは設計者から連絡を受け、設計図を頼んだ仲介者の元へと向かう。するとカルロスが向かったのは、レジーナの祖父の家だった。祖父のアルベルトは40年前に仲間たちと組んで、自分の子供たち7人を家に監禁し、首を切断することでいけにえとして捧げようとしていた。

アルベルトは、「愛する者が子供の首を切ることで、いけにえとなる。自分は息子=マークを愛してなかった、だから殺せなかった」とレジーナに告げる。そして40年前と同じく日食が起きる日が近づいており、世界が闇に閉ざされるその日こそ、いけにえを捧げる日だと信じていた。

映画『ダークネス(2002)』の結末・ラスト(ネタバレ)

レジーナは祖父が、40年前に殺せなかった父親の代わりにポールを殺そうとしていると考えていたが、実は祖父の狙いは息子のマークだった。マークを凶暴な人格にした上で、ポールを守ろうとするメアリーがマークを殺害すると踏んでいたのだ。

そこでレジーナが父親を思って涙を流すと、祖父はレジーナに「家に行け」と命じる。レジーナが家に帰ると、マークは発作を起こして呼吸困難に陥っており、メアリーが喉を切って気道を確保しようとしていた。

レジーナは母親に代わって父親の喉を切るが、切り口に入れてパイプにするはずのペンが見当たらず、父親は息絶えてしまう。そして日食が始まり、外の世界が暗闇に閉ざされると同時に、母親がレジーナに襲いかかって来る。

レジーナは母親が偽物だと察し、ポールを連れて家を逃げ出す。ちょうどそこにカルロスの車が走って来て、レジーナはポールと共に車に乗ってひと安心するが、運転していたのは悪魔の手先で、カルロスに化けていただけだった。レジーナは偽物のカルロスと知らぬまま、ポールと一緒にどこかへと連れていかれるのだった。

映画『ダークネス(2002)』の感想・評価・レビュー

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映画『ダークネス(2002)』のネタバレあらすじ結末と感想まとめ

以上、映画『ダークネス(2002)』のネタバレあらすじ結末と感想について紹介しました。

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