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映画『ハード・コア(2018)』のネタバレあらすじ結末と感想

この記事では、映画『ハード・コア(2018)』のストーリー(あらすじ)をネタバレありで結末まで起承転結で分かりやすく簡単に解説していきます。

また、映画ライターや読者による映画感想も数多く掲載中または掲載予定です。

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映画『ハード・コア(2018)』の作品情報


出典:https://video.unext.jp/title/SID0039952

製作年 2018年
上映時間 124分
ジャンル コメディ
ファンタジー
ヒューマンドラマ
監督 山下敦弘
キャスト 山田孝之
佐藤健
荒川良々
石橋けい
製作国 日本

映画『ハード・コア(2018)』の登場人物(キャスト)

権藤右近(山田孝之)
街宣活動をする不器用な若者男性。世知辛い世の中で、自分の信念を貫き通そうとしている。週に1度金城や水沼の指揮下、群馬の山奥で埋蔵金掘りをしている。唯一、気を許せる親友は牛山。散らかり放題の狭いアパートに住んでいる。
権藤左近(佐藤健)
右近の弟。一流の商社マン。兄と違い、悪い世の中でそれなりに要領よくやっていける若者。女性からの人気もありエリートだが、今の世の中にはうんざりしている。兄を心配し時々アパートを訪ねる。
牛山(荒川良々)
言語障害を持つ男性。元薬品工場の廃虚に住んでいる流れ者。右近と同じく、金城の元で穴を掘っている。物理などの難しい本を所有しており、性に関する経験がない。優しいが、他人からからかわれやすい人。
金城銀次郎(首くくり栲象)
ある小規模な団体の会頭。頭にはハチマキ、大抵刀を持ち歩いている。右近の恩人。世直し資金を調達するため右近や牛山を雇い、埋蔵金を掘り当てようとしている。右近や牛山を正式な厚生員として認めた。
水沼(康すおん)
金城銀次郎の団体の幹部。金城銀次郎からの伝言を、右近や牛山に伝え指示する役目。カッとなると大声を出しすぐに暴力を振るう。酒癖や女癖が悪い。多恵子の父。
多恵子(石橋けい)
水沼の娘。性的な誘惑で男を魅了する女性。ある日右近に出会ってから、初心な彼を誘惑し楽しむ。過去には夫がいたが離婚した。夫がいるときも、援助交際などで金を稼いでいた。

映画『ハード・コア(2018)』のネタバレあらすじ(ストーリー解説)

映画『ハード・コア(2018)』のストーリー(あらすじ)を結末・ラストまでわかりやすく簡単に解説しています。この先、ネタバレを含んでいるためご注意ください。

映画『ハード・コア(2018)』のあらすじ【起】

権藤右近は真面目で純粋な性格のせいか、世の中に馴染めない男だった。ある晩バーで酒を飲んでいた右近は、ハローウィンの仮装をした若者らと揉め問題を起こしてしまう。だがバーへ駆けつけた弟左近のおかげで、何とか警察沙汰にならずに済んだ。

それから8か月が経った。右近は週1回、ある団体の元で埋蔵金探しをして生計を立てている。右近は団体の会頭である金城銀次郎を尊敬していた。だが幹部の水沼は口うるさい男である。

右近が唯一気を許しているのは、牛山という言語障害を持つ男だった。牛山は人里離れた廃工場に住んでいる。ある日右近は、性経験のない牛山が風俗のチラシを握りしめているのを見た。そこで自室に牛山を呼び、風俗嬢を手配する。だがその女は牛山の金をだまし取るつもりだった。右近はこんな世界に心底うんざりする。

ある晩、牛山が泣きながら右近のアパートにやってきた。右近が牛山の住む廃工場へ行くと、そこにはガラクタで作ったようなロボットがいる。牛山は彼が動かなくなったので、泣いていたのだ。右近がロボットの胸のパネルを開けていじると、ロボットは動き始めた。

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映画『ハード・コア(2018)』のあらすじ【承】

最初のうち右近と牛山は、ロボットを世間から隠そうとした。だが洋服を着せコスプレのように見せかければ不審に思われないと気づき、連れて歩くようになる。彼らはこのロボットをロボオと名付け、金城の埋蔵金掘りにも連れていった。

ある日兄を心配してアパートを訪れた左近が、ロボオと対面する。左近はロボオが最先端技術を使った、超高性能ロボットだと気づき喜んだ。左近はロボオを世に送り出し金儲けしようと企むが、ロボオに仲間意識を感じていた右近や牛山は猛反対する。

給料が入ったので、牛山と右近はロボオを連れてスナックに行った。右近らはそこで楽しい時間を過ごすが、店内にいたやくざに目を付けられ帰宅途中に絡まれた。そこでロボオが右近らを抱えジャンプして逃げる。2人は彼が飛ぶこともできるのだと知り、驚いた。

別の日、牛山の家族からの依頼で興信所の人が訪ねて来た。右近は牛山が四国の出身で、優等生だったと知る。家族は牛山を連れ戻す気はなく、生存確認のみ興信所に依頼したようだった。右近は寝ている牛山を眺め「家族なんていらねぇ、俺たちは空だって飛べるんだ」と呟いた。

映画『ハード・コア(2018)』のあらすじ【転】

左近はロボオの金属探知能力を使い、埋蔵金を掘り当てないかと右近に提案する。右近はこの話に乗り、左近や牛山と採掘現場にロボオを連れていく。ロボオに金の在処を探らせると、すぐに小判の入った箱が大量に出てきた。3人はこれで今の生活から脱出できると思い、大喜びした。

右近はこの埋蔵金について、金城や水沼に黙っておくことにした。これは右近にとって後ろめたく、恐ろしいことである。

後日右近は水沼の家で酒を飲んでいた。そして家にいた水沼の娘多恵子に一目惚れする。多恵子は酔って寝た水沼の目を盗んで、右近をいやらしく誘惑した。この日以来右近は、多恵子にゾッコンになる。

右近から多恵子の相談を受けた左近は、危険な女の臭いがすると警告した。だが右近は多恵子の誘惑に負け、彼女と肉体関係を持った。

商社マンである左近は「中国マフィアと交渉して、金を日本円に替えてみせる」と言った。そして金をトラックに積んで中国へ行く。左近から非常時用の衛星電話を受け取った右近は、不安な表情で弟を見送った。

映画『ハード・コア(2018)』の結末・ラスト(ネタバレ)

右近が多恵子と電話をしていると、突然アパートに水沼がやってくる。右近は多恵子との関係がバレたと思いビビったが、水沼は暗い表情で「会頭が人を殺してしまった」と言った。

殺された死体は、牛山の住む廃工場に隠されることになった。死体の入ったトランクを運ぶロボオ。水沼は絶対にトランクを開けるなと警告した。

別の日右近は、東シナ海の密輸船で日本人の遺体が見つかったというニュースを見る。左近との電話も繋がらず、右近は弟が死んだと思った。多恵子は右近の悲しみなど気にもせず、ひたすら性を追求する。

トランクをスキャンしたロボオは金城の死体に気づいた。そこで水沼の家へ行き、彼を責め立てる。ロボオには自我が芽生えていた。

ロボオは廃工場へ戻り、会頭を殺した水沼が右近らに罪を着せるつもりだったことを、右近と牛山に報告する。だが2人は既に警察に包囲されていた。ロボオは今にも逮捕されそうな2人を抱きかかえ、大空へ飛んだ。

後日スーツケースを抱えた左近が、廃工場に戻ってくる。

右近と牛山は見知らぬ島で、妊婦からの赤ん坊を取りだした。牛山の子供が産まれたのである。

映画『ハード・コア(2018)』の感想・評価・レビュー

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映画『ハード・コア(2018)』のネタバレあらすじ結末と感想まとめ

以上、映画『ハード・コア(2018)』のネタバレあらすじ結末と感想について紹介しました。

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