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映画『ドラゴンボールZ とびっきりの最強対最強』のネタバレあらすじ結末と感想

映画『ドラゴンボールZ とびっきりの最強対最強』の概要:地球で平和に暮らす悟空達のところにフリーザの兄クウラが襲来してきた。深手を負った悟空を助ける悟飯達だが、クウラの手下相手に手も足も出ない。復活した悟空がクウラと互角の勝負を展開するもクウラにはフリーザをも凌ぐ奥の手があった。

映画『ドラゴンボールZ とびっきりの最強対最強』の作品情報

ドラゴンボールZ とびっきりの最強対最強

製作年:1991年
上映時間:47分
ジャンル:アクション、アドベンチャー、アニメ
監督:橋本光夫
キャスト:野沢雅子、田中真弓、古川登志夫、中尾隆聖 etc

映画『ドラゴンボールZ とびっきりの最強対最強』の登場人物(キャスト)

孫悟空(野沢雅子)
サイヤ人の下級戦士で、生まれたばかりの頃に地球へ送られてきた。今では超戦士として地球の平和を守っている。フリーザとの戦いを通してスーパーサイヤ人へと覚醒し、その強さには限界がない。地球へ送られる際にクウラの宇宙船に見つかるが、そのまま見逃された事がある。
孫悟飯(野沢雅子)
サイヤ人の悟空と地球人であるチチの息子。混血の為か通常のサイヤ人の子供よりも高い戦闘力を持っている。優しい少年で森の動物達とも仲が良い。
ピッコロ(古川登志夫)
かつて世界征服を企んだ魔族のナメック星人。クウラの部下である機甲戦隊の3人を相手に対等に戦える高い戦闘力を持っている。追跡エネルギー弾や魔貫光殺砲など技のバリエーションが豊富。
クリリン(田中真弓)
悟空が少年時代に共に修行を積んだ仲間。フリーザに殺されるがドラゴンボールで復活する。悟飯の兄貴分で面倒見が良い。力で勝てない相手には持ち前の頭脳を活かして戦う。
クウラ(中尾隆聖)
宇宙の帝王フリーザの兄。戦闘力は弟をも遥かに凌ぎ、変身回数も1回多い。冷静で残虐な性格でいくつもの星々を制圧してきた。プライドが高く、フリーザの敵であるサイヤ人の悟空を殺しに地球へやって来る。
クウラ機甲戦隊<サウザー(速水奨)、ネイズ(平野正人)、ドーレ(佐藤正治)>
クウラ直属の部下達。宇宙船の操縦を担当する反面、戦闘にも参加し、悟空達を苦しめる。冷静なリーダーをサウザー、技のネイズ、パワーのドーレとバランスがいいチームだ。

映画『ドラゴンボールZ とびっきりの最強対最強』のネタバレあらすじ(ストーリー解説)

映画『ドラゴンボールZ とびっきりの最強対最強』のストーリー(あらすじ)を結末・ラストまでわかりやすく簡単に解説しています。この先、ネタバレを含んでいるためご注意ください。

映画『ドラゴンボールZ とびっきりの最強対最強』のあらすじ【起】

今まさに多くの運命が変わろうとしていた。サイヤ人故郷である惑星ベジータは宇宙の帝王フリーザによって破壊されようとしていた。それを防ぐ為に孫悟空の父バーダックはたった一人でフリーザに戦いを挑むも、惑星ベジータもろとも消されてしまう。その様子を遠くから眺めるフリーザの兄クウラとその部下達は爆発する惑星ベジータから離れていく宇宙ポッドを見つける。中にはサイヤ人の赤ん坊である悟空が乗せられていた。クウラは放っておくように指示し、その場を去った。

それから20数年の時が過ぎ、ナメック星でフリーザを倒した悟空は、家族や仲間達と修行に励みつつ平和に暮らしていた。これからクリリン達とキャンプに行く為、楽しそうに準備を進める。一方、地球から遠く離れた惑星ではクウラ達がその星を壊滅し制圧したところだった。そしてクウラは弟が死んだ事を知る。フリーザよりも強い戦闘力の持ち主はスーパーサイヤ人ではないかと考えたクウラは弟の敵討ちに地球へ向かう事にした。

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映画『ドラゴンボールZ とびっきりの最強対最強』のあらすじ【承】

キャンプに来た悟空達は夕食の準備をしていた。クリリン達はカレーを作り、悟空は離れた所で魚を獲っていた。その時、妙な気配を感じる。悟飯達は気配を探るのに集中しすぎ、背後の敵に気付かず、不意打ちを食らってしまう。敵はクウラの直属の部下のサウザーとネイズ、そしてドーレだった。3人はフリーザを倒したサイヤ人を探しに来たのだ。そこへ悟空がやって来る。サウザー達は3人がかりで悟空に戦いを挑む。3人の攻撃を交わした悟空も応戦。3人相手に互角の戦いをする。その時、悟空は新たな強い気を感じる。振り向くとそこにはクウラが立っていた。そこに悟空を助けに来た悟飯だが、クウラが破壊光線を放つ。間一髪の所で悟空が庇うが、悟空は背中に痛手を負ってしまう。

クウラ達から逃れた悟空と悟飯は森の洞窟に隠れていた。しかし、悟空を探すクウラ機甲戦隊は森一帯を破壊してしまう。夜になり、機甲戦隊が飛び交う中、クリリン達も密かに悟空達を探す。何とか悟空達を見つけたクリリンは場所を移動する事にした。そして悟空の怪我を直す為に仙豆が必要だと考えたクリリンは悟飯に使いを頼んだ。

飛ぶと気で場所を察知されてしまう為、悟飯は仲の良いハイヤードラゴンに乗って仙豆の栽培主であるカリン様の所へと向かう。

日が昇り、カリン塔についた悟飯は仙猫カリンに仙豆を分けてもらう様に頼み込む。しかし、カリン塔を途中から登ってきた悟飯に渡す訳にはいかないと話す。しかしそこに住む悟空の古い友人であるヤジロベーが悟飯に仙豆を渡す。叱るカリンだが、ヤジロベーは気にせず、最後の1粒まで悟飯に渡す。悟飯は2人に礼を言い、父悟空の所へ大急ぎで戻る。

映画『ドラゴンボールZ とびっきりの最強対最強』のあらすじ【転】

クウラ機甲戦隊はまだ悟空を探していた。その時、敵の戦闘力や位置を探知するスカウターに反応があった。ずっと飛び続けていたハイヤードラゴンは疲れていたが、悟飯が仙豆を与えた事によって元気になり、猛スピードで飛んでいた。しかしそれが裏目に出てサウザー達に発見されてしまうのだ。足止めを食らいピンチの悟飯。そこへナメック星人戦士であるピッコロが駆け付ける。

機甲戦隊とピッコロの戦いが始まった。攻撃を交わすピッコロは3人を追い詰めていく。ドーレを追跡エネルギー弾で、ネイズを彼が放ったエネルギー弾を利用して倒すのだ。1人になったサウザーはエネルギー波で作った手刀でピッコロに攻撃するが全く歯が立たない。その時、ピッコロの胸をエネルギー弾が貫く。

映画『ドラゴンボールZ とびっきりの最強対最強』の結末・ラスト(ネタバレ)

悟空の元へ戻った悟飯は仙豆の入った袋をクリリンに渡そうとする。しかし後を追ってきたサウザーにエネルギー弾で仙豆を焼かれてしまう。クリリンはサウザーに戦いを挑むも圧倒的なパワー差に敗れてしまう。クリリンが戦っている最中に悟飯はヤジロベーがくれた最後の1粒の事を思い出した。他の仙豆とは別に懐に入れていたのだ。悟空に仙豆を与えた悟飯はサウザーに挑むが、やられてしまう。2人を倒したサウザーは悟空を始末しようと洞窟へと向かう。しかし、悟空は気を充満させ、もはやサウザー1人で手に負える相手ではなかった。そしてその場にクウラも現れる。左手には瀕死のピッコロがいた。彼を投げ捨てたクウラは悟空を挑発する。

ピッコロを倒された悟空は怒りのままクウラに攻撃を仕掛ける。実力は互角とは言えず、悟空がクウラを押している様に見える戦いだ。クウラは確かに悟空ならフリーザを倒せると実感した。そして奥の手である変身を見せる事にしたのだ。戦闘力は一気に膨れ上がり、フリーザの比ではないくらいの強さになったクウラ。その戦闘力が悟空に襲い掛かる。一撃一撃が重くダメージを負っていく悟空。パワーやスピードを何倍にもする界王拳で対抗するも全く歯が立たない。必殺技のかめはめ波も効かず遂に悟空は倒れてしまう。

悟空を追い詰めたクウラは地球を破壊する準備を進める。そして悟空は薄れる意識の中で仲間達の事を思い出す。そして悟空の中のスーパーサイヤ人が目を覚ます。攻撃を加えようとするクウラを止める悟空。その力は変身したクウラを遥かに超えていた。逆に追い詰められたクウラは地球もろとも悟空を消す為に巨大なエネルギーの玉を放つ。悟空は地球に落とさせまいと必死に止める。そしてギリギリの所で押し返し、かめはめ波を放って跳ね返すのであった。クウラはエネルギー弾とかめはめ波に押され宇宙へと出された。そしてそのまま太陽に落とされてしまう。燃えていく中、クウラは赤ん坊の悟空を放っておいた事を後悔し、爆死する。

クウラを倒した悟空はぐったりしていた。そこへクリリンや悟飯達がやって来る。しかし、喜んでいるのも束の間で、生き残りのサウザーが現れる。攻撃を受けそうになったその時、サウザーの体を魔貫光殺砲が貫く。姿は見えないが、ピッコロも無事であると分かった悟空と悟飯は笑みをこぼすのであった。

映画『ドラゴンボールZ とびっきりの最強対最強』の感想・評価・レビュー

映画版ドラゴンボールの中でも、最初から最後までしっかりまとまっていて、非常に人気の高い作品。フリーザの兄であるクウラの圧倒的パワーと、近年では慢性化してしまったスーパーサイヤ人だが、この当時は必勝レベルのパワーアップとして取り上げられている為、スーパーサイヤ人後の怒涛の反撃が非常に爽快である。又、これまでの映画版であれば、最終的に元気玉で何とかする流れが主流だったが、この頃から渾身のかめはめ波で押し勝つという、いわば力比べ的な流れになってくる為、見ている側もつい力が入ってしまうのである。クウラはここで消滅したように見えるが、その後、メタルクウラとして再び立ちはだかる。そちらの作品もオススメである。(男性 30代)

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