映画『JUKAI 樹海』の概要:日本で行方不明になった双子の妹を探して青木ヶ原樹海に立ち入った女性が、樹海の恐怖を味わうホラー映画。監督はジェイソン・ザダ。小澤征悦のハリウッドデビュー作品。
映画『JUKAI 樹海』の作品情報
上映時間:93分
ジャンル:ホラー、サスペンス
監督:ジェイソン・ザダ
キャスト:ナタリー・ドーマー、テイラー・キニー、小澤征悦、オーエン・マッケン etc
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映画『JUKAI 樹海』の登場人物(キャスト)
- サラ / ジェス(ナタリー・ドーマー)
- サラは、ジェスの双子の姉。ジェスと共に祖母に育てられた。ジェスが命の危機に瀕すると、2人の間に流れる音が聞こえなくなるという、不思議な絆を持つ。ロブという夫がいる。ジェスが問題を起こすたびに尻拭いをしてきた。ジェスが青木ヶ原樹海で行方不明になったと連絡を受け、これまでとは違う危機感を覚えて日本を訪れる。
ジェスは、サラの双子の妹。東京の学校で教師をしていたが、学校行事のハイキング中に青木ヶ原樹海へと姿を消した。幼い頃に両親の遺体を目撃している。自殺願望があり、過去に2回自殺未遂を起こしている
- エイデン(テイラー・キニー)
- 東京に住んでいるオーストラリアの雑誌記者の男性。日本語を話せる。ミチの案内で樹海に入る予定だった。飲み屋でサラと出会い、ジェスを探す彼女に取材を申し込む。嘘をつく癖がある。
- ミチ(小澤征悦)
- 日本人の男性。青木ヶ原樹海の自殺防止の見回りをしていて、樹海に詳しい。サラたちのガイドをする事になる。
映画『JUKAI 樹海』のネタバレあらすじ(ストーリー解説)
映画『JUKAI 樹海』のあらすじ【起】
双子の妹ジェスが、日本の青木ヶ原樹海で消息を絶った。
夫ロブは、いつものジェスの問題行動だと言うが、自殺の名所だと知ったサラは日本へ向かう。
ジェスは、東京の学校で教師をしていた。
その学校を訪ねると、サラをジェスの幽霊と間違えた女子生徒がパニックを起こす。
サラは青木ヶ原へと向かう。
案内所を見つけ、ジェスについて尋ねると、地下の死体安置所に案内される。
しかし、ジェスと思われた遺体は別人のものだった。
ジェスがまだ生きていると確信したサラ。
樹海へ妹を探しに行きたいと案内所の人間に頼み込むが、危険だから止めるように諭される。
その後、飲み屋でエイデンと知り合いになる。
東京に住むオーストラリアの雑誌記者だというエイデンは、翌日からガイドと共に樹海に入る予定があるという。
取材を許可してくれるなら、一緒に樹海に向かおうと言うエイデン。
サラは、自分とジェスの生い立ちを話す。
サラとジェスが子供の頃、家の前で両親はひき逃げされた。
ジェスだけが両親の遺体を見てしまった。
そして2人は祖母に育てられた。
映画『JUKAI 樹海』のあらすじ【承】
翌朝、エイデンの紹介で、樹海の自殺防止の見回りをしているミチと顔を合わせたサラ。
ジェスの失踪から時間が経ちすぎているため、ミチはサラの同行に難色を示す。
それでもサラの意思は変わらない。
そして3人は樹海に向かう。
ミチとエイデンから樹海についての話を聞かされるサラ。
そして、幻覚を見る人も多いから、気を付けるようにと念を押される。
途中、首を吊って自殺した人の遺体を発見する。
やがて樹海を出る時間になる。
だが、ジェスのテントを発見したサラは、ジェスが戻るまで待つと言い張る。
ミチは夜の樹海の危険性を説くが、サラは聞き入れない。
エイデンも残ることになり、翌日にはミチも合流することになった。
サラとジェスの間には、ずっと聞こえている音があった。
ジェスが死にかけた時、その音も消えかけた。
そしてサラが目を背けたことで、ジェスにだけ両親の遺体を見せてしまった事が、サラの心の重荷になっていた。
エイデンは、自分のせいで片耳が聞こえなくなってしまった弟がいると打ち明ける。
映画『JUKAI 樹海』のあらすじ【転】
エイデンが持っていた栄養バーを食べ、その夜はサラだけがテントで寝る事になった。
悪夢にうなされたサラがテントの外へ出ると、セーラー服の少女ホシコがいた。
ジェスからの伝言だといい、彼を信じないでと言うホシコ。
そして彼女は走り去ってしまった。
追いかけようとして転び、手のひらに怪我をするサラ。
エイデンにホシコがいた事だけを告げると、早くミチに伝えなければならない、手の怪我も早く治療する必要があると言う。
ミチの到着を待たずに出発し、樹海で迷うサラとエイデン。
やがてエイデンの弟の話が嘘だとわかり、携帯を渡すよう詰め寄るサラ。
怒ったサラは、取材の許可は出せないと言う。
録音していたデータを消そうとすると、ジェスの写真を見つける。
エイデンから逃げ出したサラは、前日に見た首吊り死体の幻覚と幻聴に襲われる。
テントまで迎えに来たミチは、サラとエイデンの姿が見えないとわかり捜索隊を呼ぶ。
アメリカからはロブも駆け付けた。
映画『JUKAI 樹海』の結末・ラスト(ネタバレ)
その頃、サラは洞窟に落ちていた。
ホシコが現れ、ジェスのもとへ案内するという。
しかし途中でホシコの姿は変わり果てる。
エイデンに発見され、洞窟から脱出したサラ。
サラに信用してもらいたいと言い、エイデンはナイフを預ける。
エイデンが見つけたレンジャーの詰所へ向かうと、栄養バーの包み紙がいくつも落ちていた。
無線を動かすため、ナイフを渡すように言うエイデン。
開かないドアの反対側からジェスの声がし、エイデンから鍵を奪わないと殺されると教えられるサラ。
小さなナイフを見つけ、鍵を渡すようエイデンを脅す。
もみ合いになり、サラはエイデンを刺し殺してしまう。
閉じていたドアが開き、サラとジェスが育った家が広がる。
両親の遺体があったが、事故死ではなく、父親による無理心中だった。
父に手をつかまれ、持っていたナイフで手をひきはがして逃げるサラ。
ジェスの姿を見つけて追うが、ホシコが立ちふさがる。
サラは幻覚を見て、手首を切って死んだのだった。
樹海で迷っていたジェスは捜索隊に発見された。
そしてジェスは、サラの死を感じ取った。
樹海の入り口に残ったミチは、変わり果てたサラを見た。
映画『JUKAI 樹海』の感想・評価・レビュー
日本に訪れた外国人が樹海の深い闇や謎に囚われてしまうストーリー。樹海と聞くだけで背筋がひんやりする方も少なくないでしょう。ガイドをつけてルールを守って入れば神聖な場所であり、安全だと思いますが樹海の怖さはそのルールを守れなくなってしまうほど心を惑わせてくる何かでしょう。
サラの早とちりから悲しい結果になってしまいましたが、改めて軽い気持ちで樹海に足を踏み入れはいけないなと感じました。(女性 30代)
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