12000作品を紹介!あなたの映画図書館『MIHOシネマ』

映画『セットアップ』のネタバレあらすじ結末と感想

映画『セットアップ』の概要:サニーは幼馴染のビンスに誘われ、デイブと共にダイヤモンド商を襲撃した。強盗を成功させ、大金を手にしたと思ったのも束の間、ビンスは彼らを裏切って、サニーたちに銃を向けた。

映画『セットアップ』の作品情報

セットアップ

製作年:2011年
上映時間:85分
ジャンル:アクション、サスペンス
監督:マイク・ガンサー
キャスト:カーティス・“50 Cent”・ジャクソン、ブルース・ウィリス、ライアン・フィリップ、ジェナ・ディーワン etc

映画『セットアップ』の登場人物(キャスト)

サニー(50セント)
ビンスの友人。彼に誘われ、ダイヤモンド商を狙った強盗に加わる。
ビンス(ライアン・フィリップ)
サニーとデイブを誘い、強盗団を結成する。父が刑務所に捕らえられている。
ビグズ(ブルース・ウィリス)
マフィアのボス。

映画『セットアップ』のネタバレあらすじ(ストーリー解説)

映画『セットアップ』のストーリー(あらすじ)を結末・ラストまでわかりやすく簡単に解説しています。この先、ネタバレを含んでいるためご注意ください。

映画『セットアップ』のあらすじ【起】

引っ越したばかりの家で荷崩しをしていたデイブはサニーに呼び出され、ビンスと三人で出かける。夜の街角で一本の酒を分け合う三人は、ビンスの父親がいかに恐ろしい男かということを話していた。

次の日、三人は町の真ん中で銃を乱射し、暴れ回った。彼らの目的はそこに居合わせた車が積んでいたアタッシュケースだった。中には大粒のダイヤモンドが沢山入っていた。取引現場で待っていると男がやってきた。ビンスは男にアタッシュケースを渡すと銃を受け取り、サニーとデイブを撃った。ビンスはやってきた男と共にその場から去った。

サニーは生きていた。懐に入れていたペンダントが彼を銃弾から護ったのだ。他の仲間からジョンRというマフィアがデイブと接触した可能性があると教えてもらう。

一週間後、サニーは教会にいた。帰ろうとするとヒットマンと名乗る男が彼に近づいてきた。ヒットマンはサニーたちが盗んだダイヤモンドを取り戻すために雇われたという。手伝えば罪を見逃してやるというヒットマンに対し、サニーは答えを保留した。

映画『セットアップ』を無料視聴できる動画配信サービスと方法
映画『セットアップ』を無料視聴できる動画配信サービスと方法を分かりやすく紹介しています。

映画『セットアップ』のあらすじ【承】

ビンスを見つけるため、賭場を襲撃したサニー。しかし、ビンスの居所を知る者はいなかった。その帰り、サニーは賭場を仕切るマフィアの部下に襲われ、拉致されてしまう。そこにはマフィアのボスのビグズがいた。賭場を襲った報いに仕事をしろと脅されるサニー。ロシア人から金を奪ってこいと言われたサニーは約束通り仕事を果たす。しかし、見張り役だったビグズの部下が不慮の事故で死んでしまったため、サニーは手にした大金を持ったまま逃げることになった。

ダイヤモンドを運んでいた運転手の女とビンスがグルだったのではと疑ったサニーは、彼女を探して問い詰める。確かに運転手はビンスと通じていたが、金のやりとりが終わってからは連絡をとっていないと言った。サニーはそれを信じたふりをして、運転手を解放し油断させると、後をつけた。運転手は小屋で車を止めた。そこにはダイヤモンドの取引屋がいた。取引屋を問い詰め、ビンスを呼び出せとサニーは彼を脅す。サニーが帰った後、取引屋はビンスの隠れ家に行き、サニーが生き残ったのは彼の失敗だと責め立てた。ビンスは騒ぐ取引屋を仲間に殺させた。

映画『セットアップ』のあらすじ【転】

帰らぬ大金とサニーを探すビグズは、部下にロシア人を捕まえさせ、金とサニーの居所を聞き出そうとしていた。

ビンスはジョンRを頼ろうとした。しかし、ジョンRはサニーがビグズを引き入れたことを知っていて、ビグズが自分のところにやって来るようなら、お前を差し出すとビンスに忠告した。

デイブの葬式を遠くから眺めていたサニー。埋葬が終わると、彼はデイブの恋人を励ました。それから、ビンスの父親が収監されている刑務所に行き、これからビンスを殺しに行くと宣言した。

運転手の女の下にヒットマンが現れた。ヒットマンは彼女を拷問し、ビンスの居所を吐かせようとした。しかし、彼女は口を開かず、彼に殺されてしまう。ヒットマンが姿を消した後、ビンスが戻ってきて、仲間の死体を見つけた。

映画『セットアップ』の結末・ラスト(ネタバレ)

ビンスが強盗をしたのは、刑務所の父を保護してもらうためだった。署員に対価を払うビンス。しかし、署員は足りないと言った。署長が値を吊り上げたのだ。父を護るため、ビンスは渋々金を払う。

モーテルの一室を借りたサニーはクマのぬいぐるみの綿を取り出し、ロシア人から奪った金を詰める。クマのぬいぐるみを段ボール箱に入れたあと、ビグズに会いに行った。ビンスに金を奪われたと嘘を吐くサニー。ビグズはそれを信用し、ジョンRにビンスを連れて来させる。ビグズに差し出されたビンスは彼を撃った。マフィア同士の銃撃戦に発展した。ビンスは逃げ出し、サニーは彼の後を追う。しかし、サニーはビンスを取り逃がしてしまう。

隠れ家に戻ったビンスは金を持ち出し、逃げる準備を始めた。そこにヒットマンが現れる。一瞬の隙を突いてヒットマンを殺したビンスが車に乗ろうとすると、背後からサニーに襲われてしまった。

サニーはビンスを人気のない場所に連れ出し、彼にどうしてこんなことをしたのかと尋ねた。ビンスは父親のためだったと話す。しかし、サニーはデイブを殺したビンスを許せなかった。ビンスの足に一撃を加えたサニーは彼を置き去りにした。

ある日、デイブの恋人に荷物が届けられた。それは大きな段ボール箱で、中には大きなクマのぬいぐるみが入っていた。

映画『セットアップ』の感想・評価・レビュー

キャストは最高なのにストーリーが最低だった今作。50セントにライアン・フィリップ、ブルース・ウィリスとキャストを見ただけでこれは!と期待値が高まりましたが、ストーリーが残念すぎてただの無駄遣いでした。
盗みを失敗した尻拭いをするせいで、マフィアのボスとも関わりを持ち…という、緊張感のある展開ですがボスが意外とちょろくて簡単に話が進んでいってしまうので拍子抜けしてしまいました。
50セントの演技もなんとも言えず、主人公なのにな…と残念に思ってしまいました。(女性 30代)

この記事の編集者
影山みほ

当サイト『MIHOシネマ』の編集長。累計10,000本以上の映画を見てきた映画愛好家です。多数のメディア掲載実績やテレビ局の映画番組とのタイアップ実績があります。平素より映画監督、俳優、映画配給会社、映画宣伝会社などとお取引をさせていただいており、映画情報の発信および映画作品・映画イベント等の紹介やPRをさせていただいております。当サイトの他に映画メディア『シネマヴィスタ』の編集長も兼任しています。

影山みほをフォローする
アクション映画サスペンス映画

みんなの感想・レビュー