映画『ウェインズ・ワールド』の概要:アメリカのテレビ番組「サタデー・ナイト・ライブ」で人気となった寸劇トーク・コーナーの設定を、そのまま映画に持ち込んだ作品。どこまでもバカバカしい内容と笑える小ネタがアメリカでは大ウケした。ロックテイスト満載の笑いがツボに入る人には楽しめる。
映画『ウェインズ・ワールド』の作品情報
上映時間:95分
ジャンル:コメディ、音楽
監督:ペネロープ・スフィーリス
キャスト:マイク・マイヤーズ、ダナ・カーヴィ、ロブ・ロウ、ティア・カレル etc
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映画『ウェインズ・ワールド』の登場人物(キャスト)
- ウェイン・キャンベル(マイク・マイヤーズ)
- シカゴにある自宅の地下室で、親友のガースと「ウェインズ・ワールド」というケーブル番組を放送している。ロックと笑い満載の内容で、地元では大人気。とにかく能天気なお調子者で、決め台詞は“エクセレント!”。親と同居中。
- ガース・アラガー(ダナ・カーヴィ)
- ウェインの親友。金髪の長髪だがメガネをかけており、メカやコンピューターに詳しい。ドーナツ屋のセクシーな店員に片思い中。ウェインとはどこへ行くのも一緒。
- カサンドラ・ウォン(ティナ・カレル)
- ロックバンドのベースボーカル。九龍出身のイカしたロック姉ちゃんで、メジャーデビュー目指して活動中。ウェインと恋人同士になる。
- ベンジャミン・オリヴァー(ロブ・ロウ)
- 大手テレビ局のプロデューサー。たまたま見た「ウェインズ・ワールド」の人気に目をつけ、番組の乗っ取りを企む。セレブなプレイボーイで、カサンドラのことも狙う。
映画『ウェインズ・ワールド』のネタバレあらすじ(ストーリー解説)
映画『ウェインズ・ワールド』のあらすじ【起】
シカゴ在住の仲良し2人組、ウェインとガースは、地元ケーブルテレビ局内に「ウェインズ・ワールド」という番組を持っている。テレビ番組といっても、ウェインの自宅の地下室で仲間たちと作るインディーズ番組だが、そのお気楽さとふざけた内容が地元の視聴者にはウケていた。今日もウェインは決め台詞の“エクセレント!”を連発し、ノリノリで番組を進行していた。
それを偶然目にした大手テレビ局プロデューサーのベンジャミンは、ウェインズ・ワールドの乗っ取りを企む。ベンジャミンはすぐに相棒のラッセルへ連絡し、ウェインとガースのことを調べさせる。
ウェインとガースはほとんどいつも一緒で、番組が終わると地元仲間が集まるドーナツ屋へ繰り出す。そこではガースが恋する“ドリーム・ガール”が働いており、ガースはいつも彼女を見て、妄想を膨らませていた。
ロック大好きな2人は、メタル・バーにもよく行く。ウェインはそこでライブ中だったカサンドラに恋をする。カサンドラは、パンチのある歌声とセクシーなルックスが魅力の、才能溢れるベースボーカルだった。
映画『ウェインズ・ワールド』のあらすじ【承】
ベンジャミンはウェインズ・ワールドを大手テレビ局の番組にするため、スポンサー企業を探す。目をつけたのは、最近景気のいいノア・ゲームセンターで、番組のスポンサーになるよう社長を口説く。社長はあまり乗り気ではなかったが、自分が番組に出演して会社の宣伝をするという条件で、ベンジャミンと契約を交わす。
ベンジャミンは、早速ウェインたちと接触し、番組や彼らの才能を褒めちぎる。最初は懐疑的だった2人も、5000ドルの小切手を渡され、思わず契約してしまう。大金を手にした2人は、無邪気にはしゃぎ回っていた。
ウェインはカサンドラに近づきたくて、広東語の勉強をする。九龍出身のカサンドラは、ウェインの広東語を喜んでくれる。ロックが大好きという共通点もあり、カサンドラもウェインに好感を持っていた。
テレビ局でのリハーサルの日。スタジオではウェインの地下室そっくりのセットが組まれ、大勢のスタッフが働いていた。社長も妻を連れて見学に訪れ、ご満悦だ。しかしウェインとガースは、自分たちの番組ではないような気がして落ち着かない。2人は何となく失敗したと感じていた。ベンジャミンから番組内で社長のインタビューをするという話を聞いてそれを断るが、2人の意見は無視される。
映画『ウェインズ・ワールド』のあらすじ【転】
ウェインとガースは、改めて社長が番組に出演することを断ってみる。しかしベンジャミンは、“これは契約だ”と言い張り、2人の意見は通らない。2人はベンジャミンへの不信感を募らせていく。
ウェインとカサンドラは恋人同士になり、幸せな時間を過ごす。しかしライブハウスでカサンドラを見たベンジャミンは、彼女にも目をつける。
ベンジャミンは、ウェインとガースに加えてカサンドラも自宅の高級マンションへ招待し、自分の優雅な生活を見せつける。ガースはベンジャミンがカサンドラを狙っているとウェインに忠告する。2人はベンジャミンを警戒するが、アリス・クーパーのバックステージパス付きライブチケットをもらい、ベンジャミンのペースにハマる。
ウェインとガースはライブを見るためミルウォーキーへ向かい、憧れのアリス・クーパーと対面する。大物のライブには大手レコード会社のシャープ社長も来ており、2人は社長の巨大なロールスロイスに度肝を抜かれる。シャープ社長はこの車で各地を回り、有望な新人をスカウトしていた。
そして迎えた番組本番。結局社長は番組に出演し、ウェインのインタビューを受ける。しかしウェインはスタッフから渡されたカードの裏に“こいつドアホ”などと社長を罵る言葉を書き、ベンジャミンに抵抗する。スタッフや視聴者にはウケていたが、ウェインはベンジャミンからひどく怒られる。能天気なウェインもさすがに頭にきて、番組の途中で帰ってしまう。
映画『ウェインズ・ワールド』の結末・ラスト(ネタバレ)
ウェインが自分を置き去りにして帰ってしまったことに、ガースは腹を立てていた。初めて本気で怒っているガースを見て、ウェインは驚く。しかしウェインもいろいろとイラついており、2人は喧嘩別れをしてしまう。
カサンドラはベンジャミンの誘いで、3日間のビデオ撮影へ行くことになっていた。ウェインは“ベンジャミンは君の体目当てだ”と言って、カサンドラまで怒らせる。親友も恋人も番組も失ってしまい、さすがのウェインも落ち込む。
しかしウェインはガースに謝罪し、2人はすぐに仲直りする。もともとオタク気質のガースは、カサンドラと番組を取り返すスパイのような作戦を考え、それを実行に移す。
ウェインはビデオの撮影現場でストレートに愛を告白し、カサンドラを連れ帰ることに成功。メカやパソコンに強いガースは、シャープ社長の車内テレビに自分たちの電波が届くよう工作していた。
ウェインとガースはゲストにカサンドラのバンドを迎え、地下室から番組の放送を始める。カサンドラのライブ映像はシャープ社長の車内テレビに映し出され、それを見た社長はウェインの自宅へ車を走らせる。地下室を訪れた社長は、カサンドラとすぐにメジャーデビューの契約を交わしてくれる。ウェインとガースの作戦は大成功し、まさに“エクセレント!”なハッピーエンドを迎えるのだった。
映画『ウェインズ・ワールド』の感想・評価・レビュー
子供の頃、教育テレビで夕方放送していた『フルハウス』や『ハンナ・モンタナ』がお気に入りでいつも見ていた私は、アメリカのTVショーの雰囲気が大好きです。アメリカンジョークと言われる日本人にはちょっと難しいユーモアたっぷりの会話が最高なんです。
この作品は『サタデーナイトライブ』というアメリカの人気バラエティ番組の人気コーナーから生まれた作品。番組内の人気コーナーを1本の映画にしてしまうのは、さすがアメリカという感じですが、さらに驚きなのは「続編」があるということ。くだらないけどとっても楽しい作品です。(女性 30代)
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