海外ドラマ『24 TWENTY FOUR シーズン7』の概要:CTUは解体され、今まで組織の名前に守られてきたジャックは後ろ盾を失っていた。彼は過去の彼の捜査に責任を問われ、事情聴取を受けることになる。そんな中、FBI捜査官のルネに捜査に加わるように伝えられると、計画されたテロの首謀者が死んだはずのトニー・アルメイダだというのだった。彼は事態を信じきれないまま捜査に巻き込まれていく。
海外ドラマ『24 TWENTY FOUR シーズン7』の作品情報
話数:全25話
ジャンル:アクション
海外ドラマ『24 TWENTY FOUR シーズン7』の登場人物(キャスト)
- ジャック・バウアー(キーファー・サザーランド)
- CTUの捜査から身を引いている元現場捜査官。アフリカに潜伏していたが過去の違法な捜査が問題となり、ワシントンD.C.への召喚状が出ている。
- ルネ・ウォーカー(アニー・ワーシング)
- FBI捜査官。トニー・アルメイダのテロ関与を受けて、ジャックの協力を進言した。
- アリソン・テイラー(チェリー・ジョーンズ)
- アメリカ合衆国初の女性大統領。就任式の2時間前にアフリカからの軍事支援の要請が届く 。
- マイケル・レイソン(ジョン・ビリングスレイ)
- インフラを制御するファイヤーウォールを主に担当してきた政府の技術者。
- トニー・アルメイダ(カルロス・バーナード)
- CTUに所属していた元分析官。死亡されたとされていたが、何らかの形で死を偽装して生活をしていた。彼は蘇生されたのちに数々の悪事に身を染めていたようだった。
海外ドラマ『24 TWENTY FOUR シーズン7』のネタバレあらすじ(ストーリー解説)
第1話 リデンプション
アフリカのサングラ、緊張気味の子どもたちを乗せたトラックが街に入ってきていた。トラックの男がボスと呼ぶ人物の元では子どもたちが訓練を受けている。男は子どもたちを親元から離し、政府を批判し国を取り戻すために兵士として洗脳と訓練を施していたのである。洗脳を受けた子どもたちは人間を殺すことに疑問を抱く様子もなく、殺人に対して歓喜をあげるほどになっていた。
一方街の外れの学校では子どもたちが大人抜きでどこか危険な土地へと向かっていた。兄に誘われるも、大人に禁止されているからという臆病なウィリーはその場に残ることにする。彼はある家の荷物を漁っていると、そこにはなんとジェック(キファー・サザーランド)の姿があった。彼の事情に興味を持ったウィリーは質問を彼に立て続けにぶつけると、最後にアメリカにはいつ帰るのかとジャックに尋ねる。すると彼はアメリカに戻る気は毛頭ないと言い張る。
ウィリーが彼の家を去ると、白人の男が彼を訪れる。男はアメリカの連邦政府からの召喚状をジャックに手渡しに来たのであった。ジャックは過去の捜査で行った拷問などが原因でアメリカへの帰国を政府から命令されていた。
アメリカでは大統領の就任式を報じるニュースが国内で話題となっており、アメリカ発の女性大統領を待ちわびる国民の気持ちを表していた。しかしそこにアフリカからの緊急連絡が入ると、クーデターを抑止するための軍事支援を要求される。
クーデターのために兵士として子供達を集めることに必死になる組織はついにジャックが面倒を見ていた学校を襲うことになる。彼は組織と戦うことを決意する。一度は彼の学校の子どもを守ることに成功したものの、組織のクーデターは着々と進んでいた。
子供達を守るべく、彼らをアメリカへと亡命させようと交渉をするが、ジャックが召喚状に応じることを前提と強要されてしまう。子供達の命が最重要だと判断するジャックは自分の身が拘束される代償を払い、子供達をアメリカへと送り出す。
第2話 午前8時〜午前9時
リデンプションから2ヶ月後のワシントンD.C.にてアフリカでジャックの拘束に力を注いでいたマイケル・レイソン(ジョン・ビリングスレイ)が誘拐されていた。一方ジャックは解体されていたCIAによる人権侵害における公聴尋問を受けていた。彼の不法な拘束や尋問が問題視されていたが、彼は罪のない市民を守るために必要なことだったと言い切る。そこにFBIのルネ・ウォーカー(アニー・ワーシング)という女性捜査官がジャックの召喚状を携えてやってきた。公聴人は彼の引き渡しに反対するが、彼は事態を耳にするとFBIへの引き渡しにすぐさま応じる。FBIでは今朝誘拐されたレイソンが担当していたインフラ関係の仕事と連日起こっていた電子機器の窃盗事件を関連付け、アメリカのインフラを狙ったテロを懸念していた。
FBIのワシントン支局に連れてこられたジャックはルネから今朝の誘拐とインフラテロの危機を説明すると、捜査に協力するように頼まれる。刑事責任を問われている彼はFBIを助ける立場にないと協力を断と、彼女はある写真を彼に見せる。その写真には死んだはずのトニー・アルメイダ(カロロス・バーナード)の姿があったのだ。
レイソンが誘拐された先のテロリストのアジトではトニー・アルメイダがテロの指揮をとっていた。しかしそこには今までのトニーの面影はなく、冷酷なまでに人の命を軽視する男に変わってしまっていた。
依然としてトニーに限っては政府に反逆を翻すことなどあり得ないと主張するジャックは、トニーの身の潔白を証明するためにFBIへの協力を決意する。ホワイトハウスではアフリカでのクーデターへの軍事介入を進めたい大統領と介入に反対する参謀達が対立していると、彼女の元にもテロの情報が届く。彼女はアフリカの件と、テロの関係性を疑っていた。
ジャックはトニーに近づく鍵としてシェクターという男に狙いをつけた。彼はシェクターがトニーの組織へ何らかの形で技術提供を行ったと考えていた。シェクターの元にルネとジャックが訪れると、ルネはジャックに必要なだけの措置を取って良いと許可を出す。彼が事情を話そうとすると、何者かに射殺されてしまう。そこにトニーからの電話があり、ジャックに関わらないようにと伝えると彼は電話を切ってしまうのだった。
第3話 午前9時〜午前10時
アルメイダはインフラ設備のファイヤーウォールを突破し、飛行機の管制センターの情報を占拠していた。偽の情報を流された飛行機のパイロットは指示を出していた。一方ジャックはシェクターを殺害したスナイパーの足取りを探っていたが、彼の考えではFBIの内部にトニーの組織と内通している人物がいるとのことだった。しかしジャックを信用しきれないルネは彼の助言を聞き入れない。
その間にもトニーのテロ活動は進んでおり、彼の目的は二機の飛行機を滑降路上で衝突させることであった。彼らの計画は着々と進行していたが、トニーは衝突寸前に衝突を回避させた。彼は管制センターに連絡を取ると今回の乗っ取りは警告と彼らの能力を政府等に見せつけるためのものであったと伝える。
ホワイトハウスでは報道官が記者会見を開いていた。国民にアフリカへの軍事介入の決定を報道で目的だった。空港で管制センターの通信が占拠されたことはテイラー大統領(チェリー・ジョーンズ)の耳にもすぐに届くと、彼女は飛行機の離着陸を原則禁止にする方向で関係各所のトップと会議を開くことを決意する。
トニーの組織は新しい動きに移行していた。彼らの元にアフリカでクーデターを巻き起こしている組織の人間を迎え入れていた。一方ルネはジャックを信頼しきれずにいた。信頼関係が上手く築けないまま、彼らはシェクターを殺したスナイパーを追跡していると、トニーが滞在していると考えられる船にたどり着く。船への侵入に成功するが、データや装置が見当たる様子はない。船内を隈なく捜索する彼の目の前にトニーが現れると、彼はトニーの確保に成功する。何があったのかを尋ねるジャックの声は震えていた。
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