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映画『釣りバカ日誌2』のネタバレあらすじ結末と感想

映画『釣りバカ日誌2』の概要:人気漫画「釣りバカ日誌」の実写版・映画シリーズ第2作目。釣りが大好きなハマちゃんは勤務態度が不真面目だが、明るい性格で会社の人達に好かれている。ある日、釣り仲間のスーさんが恋をし、ハマちゃんもハプニングに巻き込まれていく。

映画『釣りバカ日誌2』の作品情報

釣りバカ日誌2

製作年:1989年
上映時間:96分
ジャンル:ヒューマンドラマ
監督:栗山富夫
キャスト:西田敏行、三國連太郎、石田えり、原田美枝子 etc

映画『釣りバカ日誌2』の登場人物(キャスト)

浜崎伝助(西田敏行)
通称、ハマちゃん。鈴木建設の営業マンをしているが、勤務態度は不真面目で遅刻が多い。釣りが大好きで、毎日釣りのことを考えて生きている。
鈴木 一之助(三國連太郎)
鈴木建設の社長だが、ハマちゃんとは釣り仲間。仕事熱心で、部下に仕事を任せられないで困っている。

映画『釣りバカ日誌2』のネタバレあらすじ(ストーリー解説)

映画『釣りバカ日誌2』のストーリー(あらすじ)を結末・ラストまでわかりやすく簡単に解説しています。この先、ネタバレを含んでいるためご注意ください。

映画『釣りバカ日誌2』のあらすじ【起】

ハマちゃんとスーさんは東京湾で釣りをしていた。釣りの後はいつもいの様にハマちゃんの家で、奥さんのミチ子さんの料理を食べる。

翌日、鈴木建設の本社に出勤するハマちゃんは、社長であるスーさんにエレベーターで出くわした。二人は同じ会社の社長と社員なのだが、周囲に釣り仲間だとは知られていない。社長のスーさんは、狭心症の具合が良くないと主治医に言われているが、重役が頼りなく、仕事を任すことが出来ずにいた。ハマちゃんの家で悩みを打ち明けながら、後継者を育てていなかった事を後悔していたスーさん。

ある日、スーさんは社長業に嫌気がさして数日休みを取り、東京駅から愛知県伊良湖岬に向かった。以前ハマちゃんの釣り雑誌で見かけた、釣りのメッカだ。そこで、気分転換に釣りを始めたスーさんだが、持病の発作が起こり倒れてしまう。しかし、そこに居合わせた綺麗な女性が助けてくれた。その女性は、スーさんを自分が泊まっているホテルの部屋で寝かせ、医者を呼んでくれ、翌日まで泊まらせてくれた。

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映画『釣りバカ日誌2』のあらすじ【承】

スーさんがいなくなった事を心配したスーさんの奥さんは、ハマちゃんに相談した。すると、ハマちゃんは愛知県伊良湖岬に違いないと考えた。そこで、スーさんの奥さんはハマちゃんに伊良湖岬に迎えにいくように依頼する。ハマちゃんは了解し、会社にバレないようにスーさんを迎えに行くことにした。

伊良湖岬に到着したハマちゃんは早速スーさんを探し始める。その頃、スーさんは部屋に泊めてくれた女性とベランダで仲良く会話をしていた。すると、海岸にハマちゃんの姿を発見した。ハマちゃんの方もスーさんを発見し、ホテルのベランダで女性といることに驚いた。急いでホテルに向かったハマちゃんだが、スーさんはハマちゃんにこの女性は自分の娘だと紹介した。そして、女性は部屋を出て帰って行った。二人になったハマちゃんとスーさんは、さっそく釣り勝負を始めた。釣りのあとは飲んで騒いで、無事に東京に帰った二人。

ハマちゃんは鹿児島のお兄さんが亡くなったことにして会社を休んでいたが、課長が鹿児島に電話をかけていたため嘘がばれていた。そして、会社の懲罰委員会にかけられ、結果を待つこととなった。

映画『釣りバカ日誌2』のあらすじ【転】

懲罰委員会の結果を待つ間、会社の中で減刑を嘆願する動きが出てきた。さらに、ハマちゃんの人柄を好んだ人達から沢山の署名が集まった。それを受けて、重役達が社長のスーさんにハマちゃんの処罰を相談した。スーさんは、ハマちゃんをクビにすべきではないと働きかける。こうしてハマちゃんはクビにならずに済んだ。

ある日、社長のスーさんは同業他社である吉田建設の社長と打ち合わせに行ったが、そこで相手先の秘書である間宮弥生と再会する。伊良湖岬で出会った美人だ。さらに、取引先の社長から彼女が子持ちだと聞いて驚いた。再開を喜んだスーさんは、ハマちゃんとの釣りに間宮とその息子を誘った。

皆は大いに釣りを楽しんだが、家に帰ったスーさんは奥さんに詰め寄られる。毎朝新聞に掲載されていた写真に、ハマちゃんや間宮達、スーさんの後姿が載っていたのだ。スーさんは、彼女はハマちゃんの愛人だと嘘をつく。そのため、スーさんの奥さんはハマちゃんに電話をしてしまった。話がかみ合わない中、間宮がスーさんの娘ではないことが分かったハマちゃんは、間宮はやっぱりスーさんの愛人なのだと考えてしまった。

映画『釣りバカ日誌2』の結末・ラスト(ネタバレ)

翌日、ハマちゃんが出勤すると、ハマちゃんは社長室に呼ばれて査問員会にかけられることになった。社長室に着くと、重役達はハマちゃんが毎朝新聞に載っていたことを問い詰める。同業他社の社長秘書と一緒に釣りをしている所を写真に撮られたことを、問題視されていた。ハマちゃんが着ていたベストの胸には鈴木建設の釣りクラブのマークがあった。これでは世間から談合があったと考えられてしまう恐れがあった。ハマちゃんは、間宮は自分の愛人ではなく、後姿で写っている男性の愛人だと話した。その男性が誰かと問い詰められたが、ハマちゃんは決して口を割らなかった。

ハマちゃんが社長室を去った後、どこに左遷してもハマちゃんは喜ぶだけだと言って、なかなか処罰が決まらず終わった。後日、スーさんは打ち合わせで吉田建設に行っていた。すると、間宮はもうすぐ結婚して退職する予定だと聞いたスーさん。間宮とは最後に握手を交わして別れた。その後、スーさんはハマちゃんの家を訪ねて、ハマちゃんに土下座して謝った。間宮とは何の関係もないと説明したが、ハマちゃんはスーさんが嘘をついた事を怒っていた。そこで、スーさんは最新式の電動リールと有名な竿政の竿をプレゼントした。ハマちゃんは大喜びし、さらにスーさんはハマちゃんをまた釣りに誘った。そこから釣りの話に花が咲き、二人は仲直りすることができた。

映画『釣りバカ日誌2』の感想・評価・レビュー

寅さんシリーズのように2作目からはマドンナ役が登場。今回のマドンナの原田美枝子が若くて美しい!
みち子さんとハマちゃんの仲の良さは相変わらずで、休みを取るために親戚を殺しちゃう嘘の相談も明るくて面白い。
ハマちゃんが嘘をつき、スーさんがごまかして・・・笑
いい大人がドタバタとケンカしていて微笑ましく面白い。
悪人が出てこない映画はただ単純に娯楽を求める時にぴったり。(女性 40代)

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次作 釣りバカ日誌3
前作 釣りバカ日誌

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