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映画『クリスティーナの好きなコト』のネタバレあらすじ結末と感想

映画『クリスティーナの好きなコト』の概要:気軽な恋なら百戦錬磨のモテ女が、本気の恋に乗り出した!ノンストップのおバカな下ネタを、ラブコメの女王キャメロン・ディアス率いる美女達がキュートに送る、底抜けに明るいラブストーリー。

映画『クリスティーナの好きなコト』の作品情報

クリスティーナの好きなコト

製作年:2002年
上映時間:84分
ジャンル:コメディ、ラブストーリー
監督:ロジャー・カンブル
キャスト:キャメロン・ディアス、クリスティナ・アップルゲイト、セルマ・ブレア、トーマス・ジェーン etc

映画『クリスティーナの好きなコト』の登場人物(キャスト)

クリスティーナ(キャメロン・ディアス)
28歳独身。広告会社勤務。美人で明るく、ボーイフレンドは星の数ほど。クラブ通いが趣味で、恋愛は軽く楽しむものと考えている。小心なところもあり、一度悩みだすと煮え切らない一面も。
コートニー(クリスティナ・アップルゲイト)
クリスティーナの親友で、ルームメイト。弁護士。豊胸手術した胸が自慢。自他共に認める肉食系女子で、裏表のないサバサバした性格。クリスティーナの為に一日車を走らせる、情に厚い姉御肌。
ジェーン(セルマ・ブレア)
クリスティーナとコートニーの友人。同棲していた恋人にフラれ、二人のアパートに転がり込む。ブティック勤務。恋愛指南書を読んだり、クラブではしゃぎきれなかったりする生真面目な性格だが、のめり込むと羽目を外してしまう。
ピーター(トーマス・ジェーン)
サマセット市で不動産業を営む男。結婚を控えているが、クラブで出会ったクリスティーナに惹かれる。ハンサムで、ユーモアもあるが、キスは下手。

映画『クリスティーナの好きなコト』のネタバレあらすじ(ストーリー解説)

映画『クリスティーナの好きなコト』のストーリー(あらすじ)を結末・ラストまでわかりやすく簡単に解説しています。この先、ネタバレを含んでいるためご注意ください。

映画『クリスティーナの好きなコト』のあらすじ【起】

恋多きクリスティーナのモットーは、気軽な恋愛だ。男達の誘いには気のあるフリをし、嘘の電話番号を教え、簡単にキスはしても決して本気にならない。街には、彼女との恋愛がトラウマになっている男達が溢れかえっていた。親友のジェーンが彼氏にフラれたと聞いたクリスティーナは、彼女から恋愛マニュアルを取り上げ、本気になりすぎたからだと忠告した。気軽な恋を楽しんでいれば、いつか自分にふさわしい男が現れた時、自然と本気の恋にシフトしているはずだとクリスティーナは信じている。

そのジェーンに新しい男を見つけるため、クリスティーナは、ルームメイトのコートニーと三人連れ立ってクラブへ出かけた。行列で入場規制のクラブも、クリスティーナがいれば顔パスだ。コートニーは早々に相手を見つけ、口説きにかかる。クリスティーナは、通りがかったイケメンの尻を掴んで、ジェーンを紹介した。しかし、ピーターと名乗ったその男は、人を待たせているらしく立ち去ろうとする。これにカチンときたクリスティーナは、彼をカス呼ばわりし、二人の口論が始まった。美人で愛想の良いクリスティーナが男からバカにされるなんて、めったにない事だった。

女子トイレでコートニーと落ち合い、愚痴を吐くクリスティーナ。しかし、コートニーから見れば、クリスティーナは既にピーターに惹かれているようだった。これを否定したクリスティーナは勢いよくトイレを飛び出し、ドアで跳ね飛ばした男が通行人のグラスを落とさせた。酒をこぼした通行人が、ピーターだった。

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映画『クリスティーナの好きなコト』のあらすじ【承】

お詫びに、ピーターに酒をおごるクリスティーナ。先ほどとは打って変わって、感じの良い会話が弾む。兄を待たせていたピーターが、苛立っている時に声をかけてしまったらしい。その兄も合流したが、落ち着いた弟とは違い、騒がしい酔っぱらいのパーティー男だった。土曜に兄の結婚式があり、今日は仲間内でホテルのスイートに集まっていると言うピーター。彼はそのパーティーにクリスティーナを誘うが、彼女は断り、二人の再会はあっさりと幕を閉じた。

翌朝、クリスティーナは部屋に一人だった。コートニーは男とパーティーへ行き、ジェーンも自力で相手を見つけていた。二度寝したクリスティーナは、ピーターの夢を見る。心を決めて、ホテルに電話をかけるクリスティーナ。しかし、ピーター達は既にチェックアウトした後だった。

嘘か真か、パーティーでは酔ったピーターがクリスティーナの名を叫んでいたと話すコートニー。クリスティーナもまた彼に電話したと聞き、いよいよ本気の恋だとけしかける。コートニーは、クリスティーナに土曜の結婚式に行くと約束させた。

映画『クリスティーナの好きなコト』のあらすじ【転】

結婚式が行われるサマセット市までは、車で3時間の道のりだ。間際になって行かないとぐずりだしたクリスティーナを説得し、コートニーが車を走らせる。物を捨てられないコートニーの車はゴミだらけで、ウジの湧いたチキンを窓から捨てたところ、見事フロントガラスに命中した。途中のガソリンスタンドで車を洗車に出し、汚いトイレに寄った二人は、結局礼服を水浸しにしてしまう。

サマセット市に着くと、教会探しよりも先に町のブティックに駆け込むクリスティーナとコートニー。その店のセンスはひどいが、一番近い洋服店まで30km以上あるという。下半身は下着姿で、式の時間も迫っている二人は、仕方なくド派手なドレスを購入した。どうやら、ピーターの兄の結婚式に出ているゲストも、半分以上はこの店でドレスを用意したらしい。

無事に教会に着いたクリスティーナ。彼女がトイレに駆け込むと、そこはブライズルームだった。マリッジブルーで過呼吸になった花嫁を励まして送り出し、用を足すが、既に式が始まり教会から締め出されてしまう。なんとか横のドアから入り込むも、祭壇で花嫁と並んで立っていたのは、あろうことかピーターその人だった。動転して花台をひっくり返し、逃げるようにその場を後にするクリスティーナとコートニー。

映画『クリスティーナの好きなコト』の結末・ラスト(ネタバレ)

三週間後。コートニーには、新たな恋人が出来ていた。医師で見た目は少し冴えないが、クリスティーナもジェーンも人の良い彼が気に入った。コートニーも本気のようで、彼女にしては珍しく、まだ体の関係は持っていないという。

相変わらず独り身のクリスティーナは、以前ジェーンが読んでいた恋愛指南書を読み漁り、「恐れるな」というメッセージに辿り着く。彼女が本気の恋愛をしてこなかったのは、フラれて傷つくのを恐れていたからだ。もしあの結婚式が本当に兄のもので、ピーターと再会していたとしても、自分はいつものように気楽な、嘘の電話番号を教える関係を築いてしまっただろう。

落ち込むクリスティーナを、クラブに連れ出すコートニーとジェーン。心を入れ替えたクリスティーナは、ナンパしてきた男と本気で向き合おうと話しかける。すると、今度は重たい女だといって拒否されてしまった。傷心してアパートに帰ると、そこには、彼女の帰りを待ちくたびれたピーターが眠りこけていた。

結婚式の日、ピーターと花嫁は永遠の愛を誓わなかった。二人とも、お互いへの愛が無くなっていたことに気づいたのだ。元花嫁は、結婚資金を使ってバリでのバカンスに出かけた。ピーターも中米へ気分転換に出かけようとしたところ、顔なじみのブティックに偶然立ち寄る事になり、そこの顧客台帳でクリスティーナの住所を見つけたのだ。台帳には、コートニーがふざけて「クリスティーナ ラブ ピーター」と記してあった。

ようやく本音をぶつけ合い、キスをする二人。ピーターの下手なキスは、クリスティーナのお気に召さなかった。クリスティーナは「気が向いたら電話する」と言い残し、その晩二人は別れる。

後日、ピーターの隣にはクリスティーナの姿があった。傍らの写真立てに飾られているのは、ウェディングドレス姿のクリスティーナを抱き上げるピーターと、二人を祝うコートニーとジェーンが笑っている写真だった。

映画『クリスティーナの好きなコト』の感想・評価・レビュー

キャメロン・ディアスが演じたクリスティーナの、破天荒さや素直になれない気持ちなどが、応援したくなるキャラクターである。親友を励まそうと恋愛について語るが、それは間違っていると自分で気付き、恐れていたことに挑戦していく姿が勇ましかった。一緒にばか騒ぎしたり、真剣に話を聞いてくれたりと、親友になりたいタイプの女性である。最後はクリスティーナらしく、ほっこりするシーンも好きだ。(女性 20代)


サクッと見られる映画。28歳という年齢になり、十分に魅力的ではあるけれど人生を本気で考えなければいけない時を迎えた女性。美人だけれど、どこかファニーフェイスのキャメロン・ディアスがやっぱりキュート。割と過激っぽい下ネタなどもあるけれど、爆笑できて決して変ないやらしさはなく丁度いいコメディに仕上がっている。
運命の人が現れたら、素直になって飛び込む勇気が大切だということが明るく描かれていて、ラストの演出も回りくどさなどなく、シンプルな幸せが伝わるところが良かった。
クリスティーナと同世代の女性に特におすすめしたい映画。(女性 30代)


頭を空っぽにして楽しんでほしい&下ネタ満載でお下劣だけど、生々しいいやらしさは無く爽やかな下ネタで、ひたすらおバカなのでケラケラ笑えてサクッと見られる。キャメロン・ディアスの可愛さ、ラストはとっても幸せなハッピーエンド、爽快で元気になる映画。皆でアルマゲドンを熱唱するシーンは爆笑。素直になる事って意外と難しく…しかしそれを乗り越え幸せを掴み取ったクリスティーナに勇気を貰える。笑いと幸せが詰まった素敵な映画。(女性 30代)


こんな女の子同士の友情は羨ましいほど素敵な関係だなと思った。下ネタを発言するシーンが多くその内容も面白い下ネタというものではなく、ただ下品な発言と思ってしまうものが多かったので、そういうものが気になる人にはあまりおすすめ出来ないと思った。

ストーリーは分かりやすくミュージカル風にもなっていて、あまり考えず気軽に楽しんで観ることが出来たので元気を出したいときに観たいと思った。(女性 20代)


やっぱりこういうコミカルな恋愛映画の主演に、キャメロン・ディアスはピッタリと合っているなと思う。クリスティーナとピーターの恋模様ももちろん気になるのだが、それよりもクリスティーナ、コートニー、ジェーンの友人関係が素敵だなと思った。大人になってからもここまで曝け出して支え合える友人がいることが羨ましい。三人が話しているシーンは、思わず笑ってしまう楽しさがあった。ドラマの『Sex and the City』が好きな人なら、きっと気に入る作品だと思う。(女性 30代)


恋愛も友情も自分らしくていいじゃない!と思わせてくれる大好きな作品です。キャメロン・ディアスのチャーミングでキュートな笑顔を見ていると、こちらまでモテ女になって楽しんでいるような気持ちになれるので、クリスティーナの生活を疑似体験しているような気持ちになります。
彼女と同じ年齢の私。いつもそばに居てくれる親友と星の数ほどいる恋人。今の生活に困っているわけでは無いけど「しっかりしなきゃ」と思うクリスティーナの気持ちが痛いほどよく分かりました。(女性 30代)


バカバカしくて、下品全開で、軽快で、頭を空っぽにして楽しんで笑える作品です。数多の男を手玉に取る美貌を持つ主人公が、偶然出会った男に本当の恋をする物語です。恋愛に関する女性の愚痴や本音を聞いているようで、男の身としては肝に銘じようという場面も多いです。ラブコメとキャメロン・ディアスの組み合わせは本当に相性が良いですね。天真爛漫な彼女の演技を観るだけでも、この作品を観る価値があります。(男性 20代)

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