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映画『ONE PIECE THE MOVIE カラクリ城のメカ巨兵』のネタバレあらすじ結末と感想

映画『ONE PIECE THE MOVIE カラクリ城のメカ巨兵』の概要:現在も連載が続いている不朽の名作、ONE PIECEの劇場版の一つ。ONE PIECEの持ち味である、コメディ要素も存分に含んだ一作。元SMAPの稲垣吾郎が声優に挑戦したことでも話題となった。

映画『ONE PIECE THE MOVIE カラクリ城のメカ巨兵』の作品情報

ONE PIECE THE MOVIE カラクリ城のメカ巨兵

製作年:2006年
上映時間:95分
ジャンル:アクション、アニメ、コメディ
監督:宇田鋼之介
キャスト:田中真弓、岡村明美、中井和哉、山口勝平 etc

映画『ONE PIECE THE MOVIE カラクリ城のメカ巨兵』の登場人物(キャスト)

モンキー・D・ルフィ(田中真弓)
麦わらの一味の船長。ゴムゴムの実を食べたゴム人間。
ロロノア・ゾロ(中井和哉)
麦わらの一味の剣士。クールだが方向音痴という一面も。
ナミ(岡村明美)
一味の航海士で、天候を操る。金に目がない。
ウソップ(山口勝平)
一味の砲撃手。臆病だが、狙撃の腕に関しては百発百中。
サンジ(平田広明)
一味のコック。コックではあるが戦闘に関しても一流。
トニートニー・チョッパー(伊倉一恵)
一味の船医。ヒトヒトの実を食べた能力者。
ニコ・ロビン(山口由里子)
一味の考古学者。クールな美人で、ハナハナの実を食べた。
ドクター・ラチェット(稲垣吾郎)
メカ島の領主。自らを天才的発明者と称する。

映画『ONE PIECE THE MOVIE カラクリ城のメカ巨兵』のネタバレあらすじ(ストーリー解説)

映画『ONE PIECE THE MOVIE カラクリ城のメカ巨兵』のストーリー(あらすじ)を結末・ラストまでわかりやすく簡単に解説しています。この先、ネタバレを含んでいるためご注意ください。

映画『ONE PIECE THE MOVIE カラクリ城のメカ巨兵』のあらすじ【起】

ある日、麦わらの一味は大きな宝箱を見つけ胸を躍らせます。しかし、その宝箱には宝石ではなく、代わりに一人の老婆が入っていたのでした。老婆は自分を故郷のメカ島まで送り届ければ、島に伝わる金の冠を渡すというのです。その言葉を信じ、麦わらの一味はメカ島へと向かいました。

しかし、海賊が上陸したと聞いた島の領主ラチェットとその部下、マジ将軍によって攻撃を受けてしまいます。そしてラチェットは、老婆を麦わらの一味から連れ去ってしまうのでした。実はこの老婆、ラチェットの実の母親だったのです。老婆を送り届ければ宝を手に入れることが出来る筈だった麦わらの一味は落胆します。更に追い討ちをかけるように、ラチェットは金の冠など存在しないと一味に告げるのでした。

とんだ無駄足だった、とメカ島を去ろうとした一味に待ったをかけたのは、仲間の一人、考古学者のニコ・ロビンでした。ロビンは、この島に伝わる「ゆらり唄」という曲を聞き、この曲の歌詞に宝の在り処が示されているのではないかと推測したのです。

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映画『ONE PIECE THE MOVIE カラクリ城のメカ巨兵』のあらすじ【承】

その曲の歌い出しは、「白い蛇」という言葉でした。そしてルフィは、この島に訪れた時、この島の影が蛇にそっくりだったことを思い出します。それ以降も一味は一つずつ曲の歌詞の意味を解き明かしていきます。そして、彼らはとある洞窟に辿り着いたのでした。そんな一味の大躍進を、ラチェットがこっそりと見ていました。

実は彼もまた、この島に隠された宝を探していたのですが、中々謎を解けずにいたのでした。ラチェットは一味に、協力して謎を解こうと協定関係を持ちかけます。人を疑うことをしないルフィはラチェットのその申し出を飲み、次なる謎に取り組み始めました。

自らを天才発明家と称するだけあり、ラチェットは高いIQを持っています。そんなラチェットの力もあり、一味は確実に謎の核心へと迫っていくのでした。そして次にロビンが見つけたのは、とある文字が刻印された場所でした。その文字とは、存在しない筈のゆらり唄の”2番目”の歌詞でした。

映画『ONE PIECE THE MOVIE カラクリ城のメカ巨兵』のあらすじ【転】

2番目の歌詞に従い、一味とラチェットは謎解きを続けます。すると、とても不思議な事が次々明らかになって来たのです。まず、本来であれば海の深くに生息しているフジツボや珊瑚が、何故かこの島の上で繁殖しているのです。更に、1000年以上前という歴史を持った神殿も、この島の上に存在していました。

こういった不可解な現象に次々と向き合いながらも、とうとう歌詞も終盤に近づいて来ました。その最後の詩に従って、ナミが巨大な雷雲を作り上げます。そして、島に向けてその雷を落としたのでした。その時、ラチェットが不敵な笑みを浮かべました。「全ての準備が整った」、そう笑うラチェットは、この瞬間を長年待っていたのです。

実は、このゆらり唄はとあるものを目覚めさせる為の儀式の歌だったのです。このメカ島は、実は島と称してはいるものの巨大な亀そのものだったのです。島亀を目覚めさせ、その強大な力を用い世界を政略することをラチェットは企んでいたのでした。

映画『ONE PIECE THE MOVIE カラクリ城のメカ巨兵』の結末・ラスト(ネタバレ)

ラチェットに強制的に操られ、島亀は暴走を始めます。動物の言葉を理解できるチョッパーは、島亀が痛みを叫んでいる声を聞き取りました。ラチェットを止める為、一味が立ち上がります。ルフィに対してラチェットは自身が作り上げた兵器で立ち向かいますが、ギア2を発動したルフィの前になすすべも無く敗れ去りました。

一方、サンジとロビンが島亀をコントロールする機械を止めようと動きますが、機械オンチなサンジが機械を全て壊してしまったことで逆にピンチに陥ります。こうなったら、城ごと破壊するほかありません。一味は一斉に城に攻撃を叩き込み、城は真っ二つに崩壊しました。

目覚めた島亀は産卵を終え、再び眠りにつきました。そして何と、孵化した卵の殻が金色に光っていたのです。それこそが、老婆が語っていた金の王冠だったのでした。一味はその巨大な卵の殻を船に繋ぎ、再び航海へと旅立ちました。しかしその長い旅路を行く途中、殻は海の底へと沈んでしまうのでした。

映画『ONE PIECE THE MOVIE カラクリ城のメカ巨兵』の感想・評価・レビュー

ワンピースには「自称天才」が多いのは、ロビン以外のクルーが普段頭を使わないで、本能で動くせいでしょうか?ストーリーは悪くなかったのですが、チョッパーの声優さんが違っていたのが残念でした。ラチェット役も、違和感があるわけではないのですが、アニメのキャラクターよりも「稲垣吾郎」さんが思い浮かぶので、ワンピースの世界が入りにくい作品でした。ラストシーン、老婆がお尻を叩いている所はちょっと笑いました。(女性 40代)


劇場版第7作目にあたり、声優に稲垣五郎を起用した作品である。チョッパー役の大谷育江が体調不良の為という事で、チョッパーの声優が変わってしまっており、少し物足りない印象を受ける本作品。しかし、ゲスト声優として極楽とんぼの2人も参加しているので、是非見て欲しい。劇場版の作品としては、正直なところ可も無く不可もなく、及第点といった印象である。漫画版で登場した一味以外のキャラクターがほぼ初見という部分も、いまいち盛り上がりにかけてしまった。(男性 30代)


SMAPが好きで稲垣吾郎が敵の声優をすると聞いたので、この作品を観た覚えがあります。今までワンピースを観た人からすると、今回の作品はストーリーが単純で子供向けの作品になっていました。チョッパーの声優さんが変わったのか少し違和感を覚えて観ていました。

ワンピース好きからしたら、もう一捻り欲しかったですし、一味の戦闘シーンももう少し欲しかったです。ルフィのギア2みたいなのが出たのは良かったですが。(女性 30代)

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