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映画『X-MEN2』のネタバレあらすじ結末と感想

映画『X-MEN2』の概要:前作でブラザーフッドとの激しい戦いを制したX-MENに、新たな試練が襲い掛かる。今度の試練は、指導者の誘拐と仲間の死!?最終章へと続く、今後の展開のキーとなる重要作。

映画『X-MEN2』の作品情報

X-MEN2

製作年:2003年
上映時間:125分
ジャンル:SF、アクション
監督:ブライアン・シンガー
キャスト:パトリック・スチュワート、ヒュー・ジャックマン、イアン・マッケラン、ハリー・ベリー etc

映画『X-MEN2』の登場人物(キャスト)

チャールズ・エグゼビア / プロフェッサーX(パトリック・スチュワート)
X-MENを率いるテレパス能力の使い手。世界最高峰のミュータント。
エリック・マグナス・レーンシャー / マグニートー(イアン・マッケラン)
ブラザーフッドを率いるミュータント。プロフェッサーXの元親友で、彼と肩を並べるほどの実力者。
ウルヴァリン / ローガン(ヒュー・ジャックマン)
X-MENに所属するミュータント。鋼鉄の刃と強靭な体を持つ。
スコット・サマーズ / サイクロップス(ジェームズ・マースデン)
ジーンの恋人で、目からビームを出すミュータント。
ジーン・グレイ(ファムケ・ヤンセン)
X-MENに所属するミュータントで、テレパス能力を持つ。

映画『X-MEN2』のネタバレあらすじ(ストーリー解説)

映画『X-MEN2』のストーリー(あらすじ)を結末・ラストまでわかりやすく簡単に解説しています。この先、ネタバレを含んでいるためご注意ください。

映画『X-MEN2』のあらすじ【起】

今より少し未来の話、人類の中には独自な進化を遂げ、ある特殊な能力を持って産まれた人達が誕生していました。彼らはミュータントと称されますが、その特異な力によって能力を持たない人々から強い差別を受けていました。そんな人間に対して、ミュータントは大きく2つの派閥に分かれました。

一つは、プロフェッサーXが率いるX-MEN、もう一つはマグニートーが率いるブラザーフッドです。人間となんとか共存していこうとするX-MENに対して、ブラザーフッドは人間を滅ぼしミュータントこそが世界の頂点に立つべき、という攻撃的な思想を持っていました。

前作で、全ての人間をミュータントに変えるというブラザーフッドの危険な作戦をなんとか食い止めたX-MENでしたが、ブラザーフッドは足を止めることはありません。何と、ブラザーフッドは次にアメリカのトップである大統領の暗殺を計画したのです。ブラザーフッドに属する、ナイトクローラーというミュータントがその任を引き受けます。彼は自身の瞬間移動の能力でホワイトハウスに見事潜入しました。

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映画『X-MEN2』のあらすじ【承】

この事件を受けて、人間達のミュータントに対する危機意識が更に強まります。更に信じられない事に、アメリカ政府は一連の事件をブラザーフッドではなく、プロフェッサーXと彼の部下達が引き起こしたと確信付けてしまったのでした。

X-MENの殆どはプロフェッサーXが経営している、全生徒がミュータントという「恵まれし子らの学園」の生徒で構成されています。プロフェッサーX及びその学園の生徒を捕らえるべく、政府も作戦を開始しました。その作戦の先頭に立った人物は、ミュータント対策本部で顧問を務める、ストライカーという男でした。そしてストライカーは、自身の秘書でありミュータントであるデスストライクにプロフェッサーXの捕獲を命じました。

また、軍隊を学園へと送り込み生徒達の捕獲を企んだのです。そしてその夜、軍隊が突如学園へとなだれ込んできました。偶然その時学園に居合わせたウルヴァリンは、近くにいた生徒、ローグ、パイロ、アイスマンを守りながらその場から逃げ出します。しかし、学生の一部はストライカーの刺客によって捕らえられてしまいました。

映画『X-MEN2』のあらすじ【転】

一方、ブラザーフッドもまた動き出していました。前作で監獄に捕らえられたマグニートーでしたが、部下のミスティークの手引きにより見事脱獄を果たします。何とか軍隊の手から逃れたウルヴァリンは、プロフェッサーXの救出に向かおうとしていました。同じくX-MENに所属するジーンという女性の能力を借りて、ウルヴァリンはプロフェッサーXの居場所を探り当てます。

プロフェッサーXは、ストライカーの本拠地であるアルカリ湖に佇むダムに幽閉されていました。X-MENはダムへと向かいますが、何とそこにはマグニートー達ブラザーフッドの面々も到着していました。X-MENはマグニートーから、ストライカーの真の目的を聞かされます。

ストライカーはこの機会に、全てのミュータントを地球上から抹殺しようと考えていたのです。ストライカーはその為にダーク・セレブロという機械を開発し、後は全人類の思考にアクセスが可能なプロフェッサーXの力を用いれば、その野望が達成できるのでした。その為に、ストライカーは一連の事件をプロフェッサーXの所為にし、彼を公的に捕らえたのでした。

映画『X-MEN2』の結末・ラスト(ネタバレ)

ミュータントが滅せられて困るのはお互い様、ストライカーを止めるという共通目的を達する為に手を組もう、とマグニートーはウルヴァリンに提案します。ウルヴァリンはマグニートーを信頼しているわけではありませんが、彼が強大な戦力になる事は疑いようがありません。マグニートーに対して疑念を残しつつも、ストライカーを倒す為に彼らは一時的に行動を共にすることにしました。

しかし、ウルヴァリンの予想通りマグニートーには隠れた目的がありました。ストライカーの作ったダーク・セレブロを逆に利用しミュータント以外の全ての人間を抹殺しようと考えていたのです。しかし、プロフェッサーXにそんな悪事の片棒を担がせるわけにはいきません。X-MENはマグニートーとストライカーからプロフェッサーXを守りつつ、ダムからの脱出をはかります。

停めてあった戦闘機に乗り込む一行ですが、戦闘機がなんと故障してしまいます。決壊したダムから押し寄せてくる津波の前に立ちはだかったのはジーンでした。ジーンは自らのテレパス能力を最大限に使い、津波を止め、戦闘機を浮かび上がらせました。X-MENを安全な場所へと移動させたジーンは安心したように微笑み、津波に飲まれていきました。

映画『X-MEN2』の感想・評価・レビュー

人気アメコミシリーズの続編。CGを駆使したスピーディーな戦闘シーンは圧巻である。とにかくカッコいいのだ。
ドラマ部分も実によくできていて、「争いか共存か」という大テーマ以外にも、ミュータント学校の生徒たちとの繋がりが家族愛として描かれている。プロフェッサーからの志がウルヴァリンたちを通じて、生徒たちへと受け継がれているのだ。
次から次へと色々な能力を持ったミュータントが登場するのは、大人でもワクワクしてしまう。だからアメコミは面白い!(男性 40代)


シリーズ2作目の今作で描かれるのは「ミュータント」の中にある人格。そもそもミュータントというのは人間が「突然変異」した所謂「人間の進化形」という認識です。そのミュータントの中にも善と悪があり「X-MEN」は善、「ブラザーフッド」は悪と言ったような感じでそれぞれにしっかりとした意思や目的があるということ。
キャラクターの数も多くなり少しずつ難しくなってきましたが、ストーリーはわかりやすいので諦めずに理解しながら見てほしいです。(女性 30代)

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