映画『ミス・ペレグリンと奇妙なこどもたち』の概要:異能者を保護する使命を持ったミス・ペレグリンと、彼女が養う奇妙な子供達と出会った主人公が、彼らを狙う敵と戦って成長して行く過程を描いたファンタジー。時代を渡る物語と能力の多彩さは、ボリュームと迫力満点。
映画『ミス・ペレグリンと奇妙なこどもたち』の作品情報
上映時間:127分
ジャンル:ファンタジー、アドベンチャー
監督:ティム・バートン
キャスト:エヴァ・グリーン、エイサ・バターフィールド、クリス・オダウド、アリソン・ジャネイ etc
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映画『ミス・ペレグリンと奇妙なこどもたち』の登場人物(キャスト)
- アルマ・ペレグリン(エヴァ・グリーン)
- インブリン。ミス・ペレグリンと呼ばれている。特別な子供達を預かる施設の施設長をしている。鳥に変身し、時間を操る事が出来る。とても賢く聡明で、いつもパイプを咥えている。
- ジェイク(エイサ・バターフィールド)
- 16歳の少年。祖父から不思議な話を聞かされて育った。自分では何も出来ない弱虫と思っていたが、他の人には見えないものを見る能力を持っている。
- エイブ(テレンス・スタンプ)
- ジェイクの祖父。ミス・ペレグリンの施設に一時期、滞在していた事があり、その話を孫によく語って聞かせた。施設を出た後は他のループを訪ね歩き、ループを守っていた。
- エマ(エラ・パーネル)
- 空気よりも軽い少女。鉛で出来た特製の靴を履いている。金髪で可憐。エイブに恋をしていた。空気を操る。
- イーノック(フィンレー・マクミラン)
- 無機物に命を吹き込んで動かす能力を持つ少年。傲慢で冷徹な面があり、ジェイクを良く思っていない。
- オリーヴ(ローレン・マクロスティ)
- 炎を操る少女で常に肘までの手袋をしている。赤毛で大人っぽい。イーノックに恋心を抱いている。
- ミラード(キャメロン・キング)
- 透明人間。衣服を着ないと、どこにいるかも分からない。勇敢だがマイペース。
- バロン(サミュエル・L・ジャクソン)
- ループの外に出て不死身となり、生きて行く事を企む異能科学者。インブリンのループを狙い、異能者の目を食べる。ホローガストの一味を率いている。変幻自在に姿を変える異能者。
映画『ミス・ペレグリンと奇妙なこどもたち』のネタバレあらすじ(ストーリー解説)
映画『ミス・ペレグリンと奇妙なこどもたち』のあらすじ【起】
フロリダに住むジェイクは16歳。幼い頃から祖父エイブに、他の人には見えないものが見える事や、戦時中にモンスターと戦った話を聞かされて育った。エイブは寝物語にウェールズの小さな島にある、子供の施設で過ごした事をよく話してくれた。施設長の名前はミス・ペレグリン。彼女はとても賢く、いつもパイプを咥えていた。そして、鳥に変身するのだと言う。その施設には特別な子供達がいた。ジェイクはずっと祖父の話を真実と思っていたが、小学生の頃から周囲に奇異な目で見られるようになり、やがて話をしなくなった。
そんなある日、1本の電話でジェイクの生活の全てが変わる。バイト中に電話があり、エイブの様子を見に行く事になった。アルバイト先の上司が好意で送ってくれる事になったが、祖父の自宅付近で道路の真ん中に立つ不審な人物を目にする。その後、エイブの自宅へ到着。ジェイクは預かっていた鍵で中へ入るが、荒された室内を見て強盗に入られたと思う。ジェイクは車で待つ上司に助けを求める。上司が武器を探しに行っている間、ジェイクは家の裏の破られた金網の所に、点灯したままの懐中電灯が落ちているのを見つける。その懐中電灯を手にして森の中へ入って行くと、血だらけのフォークを手に倒れている祖父が。よく見ると祖父には両目が無かった。急いで救急車を要請するも、その手を祖父に掴まれ早く離れろと警告される。島へ行け。そして、絵葉書を探して1943年の9月3日のループへ行け。行けば鳥が全てを教えてくれると、エイブはそう言葉を残して息を引き取った。
その後、ジェイクは自分の誕生日パーティで、叔母から祖父の遺品である本を受け取る。本の中にはミス・ペレグリンからの絵葉書が入っていた。精神科医と両親の了解を得たジェイクは絵葉書の住所、ウェールズのケルンホルム島へ、父親と共に行く事になった。
船で島に上陸。島内に1軒しかないホテル兼パブへチェックイン。父は海岸へ鳥の観察に行き、ジェイクは島民の若者達に案内を頼んで、子供の施設へ向かう事になった。しかし、辿り着いた館は廃墟。ホテルへ戻って事情を聞くと、1943年9月3日にドイツ軍の爆弾が直撃して、生残者は誰もいないという事だった。
次の日もジェイクは廃墟の館へ行った。室内を探索していると、不思議な子供達の姿を目撃。逃げ出そうとしたジェイクは転倒して意識を失った。気が付くと彼は小さな女の子に担がれ、どこかへ運ばれていた。乱暴に下ろされて立ち上がると、そこには祖父から聞いていた子供達が並んで立っている。彼らはミス・ペレグリンの言いつけで、ジェイクを迎えに来たのだ。ジェイクは彼らと共に薄暗い洞窟を進むが、踵を返してホテルへ戻った。だが、ホテルだった所はパブになっており、ドイツ軍のスパイだと疑われる。子供達に助けられ、ジェイクは馬車に乗る。彼らが言うには、ここはずっと1943年の9月3日らしい。同じ日を何度も繰り返しているという話だった。
映画『ミス・ペレグリンと奇妙なこどもたち』のあらすじ【承】
施設へ到着。パイプを吹かした聡明な施設長、ミス・ペレグリンはジェイクを笑顔で歓迎。彼女の話によると、この施設には奇妙な人や奇妙な事があるようだ。異能者達はいつでも迫害されている為、ここで暮らしている。ループとは1日を何度でも繰り返す事が出来る。故に、歳をとらない。インブリンと呼ばれるミス・ペレグリンのような人々は、使命を持って異能者達を保護する為、奇妙なこどもたちの家を作って維持しているのだと言う。
施設の子供達と顔を合わせた後、パブの件で警察が来てしまった為、施設長はそちらの対応へ向かった。大きな木の前にはエマが立っている。毎日同じ時間にリスの子供が落ちて来るので、巣へ戻すようだ。腰にロープを結わえた彼女が鉄製の靴を脱ぐ。エマはふわふわと木の上まで浮かんで行き、子リスを巣に戻した。ロープを引っ張るのはジェイク。いつもはイーノックの仕事だが、その前はエイブの仕事だった。祖父とエマは恋人同士だったらしいが、そう思っていたのはエマだけで、エイブはループを去ったと言う。夕食の前に着替えをしなければならないと言うので、彼女とはそこで別れた。
ジェイクは祖父の服を借りる為、館の中へ入る。そこでオリーヴに声を掛けられ、イーノックの元へ向かった。イーノックは不気味な2体の人形に心臓のような部品を埋め込み、面白いものを見せると言う。人形は突然、動き出して命令に従い争い始めた。これが彼の能力らしい。
祖父はこの施設を出た後、他のループを訪ね歩いていたらしいが、なぜそうしていたのか理由が分からない。ジェイクは夕食の席につく。施設の子供達は新しい友達を欲している。だから、ジェイクには残って欲しいが、ミス・ペレグリンはやんわりとそれを制した。そこで、電話が鳴った。施設長は対応の為にダイニングを退室。
ホレースが見た夢の上映をした後、そろそろ帰ろうとしたジェイクに、施設長が泊まっていくよう勧める。だが、ジェイクはそれを断る。それなら、せめてリセットを見て欲しいと子供達からも乞われ、リセットを体験する事になった。
外は雨が降っていた。時刻は夜の9時過ぎ。ミス・ペレグリンは、蓄音機のハンドルを回してレコードを鳴らす。子供達は一斉にガスマスクを装着。上空をドイツ軍の爆撃機が列を成して飛んで行く。最後の1機が爆弾を落した。時計と睨み合いつつ、ミス・ペレグリンは爆弾が着弾する瞬間に時を止める。時計のネジを逆に回して時を戻す。そして、日付は9月2日、夜の9時過ぎに。リセットは無事完了した。
部屋で着替えたジェイクは机の上にあった手紙を胸ポケットへしまい、エマの案内でループの出入り口である洞窟へ向かう。そこへ、どこからか鳥が舞い込んで来て、壁に衝突した。エマが鳥を抱き上げる。どこかのループのインブリンなのだろう。ここはもういいからと、エマはジェイクに帰宅を促した。
屋敷からホテルへ向かっていると、父親が探しに来た。島の若者と一緒にいたと一日の報告をするが、そこで嘘を吐いた事がばれてしまう。父親は激怒。今後はずっと父親と行動しろと言われてしまう。ジェイクは部屋で手に入れた手紙を読んだ。祖父エイブからミス・ペレグリンに宛てたものだ。そこには、イングランドのブラックプールにバロンの一味がいる。あの地にはインブリン、アヴォセットのループがあったはずだ。彼女に新しいループを作って隠れるよう、知らせて欲しいと書いてあった。
映画『ミス・ペレグリンと奇妙なこどもたち』のあらすじ【転】
次の日の朝、ジェイクは父親と浜辺へ。そこで、執筆中の本の写真を撮りに来ていた鳥類学者と出会う。何やら気分を悪くした父親とホテルへ戻る。出かけるなと言われるが、父が昼寝している間に、ジェイクはループへと向かった。ミス・ペレグリンは鳥の介抱をしている。鳥はやはり、インブリンのミス・アヴォセットだった。そこで、ジェイクは手紙を見せてエイブの不審な死を話す。そして、バロンとは何者なのかを問うが、ミス・ペレグリンは答えてくれなかった。
ジェイクはエマに不審な人物を見たと話す。すると、彼女はジェイクを連れて海底の沈没船へ向かう。その中の一室で、隠していた金庫を取り出しジェイクへ渡す。エイブが引退する時に預かったと言う。金庫の中にはバロン一味の資料が入っていた。エイブはジェイクを守る為に引退したらしい。祖父は、他の者には見えないものを見る目を持っていた。そして、ジェイクも同じ目を持っている。
完璧な日を選んで作るループは、爆撃を避ける為に急いで作られた。故に、歪が生じてエイブを殺したモンスターが現れる。ミス・ペレグリンは目の無い巨人を毎日、退治していたのだった。モンスターはホローガスト、ホローとも呼ばれる。ジェイクはミス・ペレグリンから話を聞いた。
祖父エイブは孫のジェイクにも同じ能力がある事を知っていた。だが、ジェイクには普通の子供時代を過ごさせたかった。18歳になったら真実を明かす予定だったが、それは叶わなかった。ミス・ペレグリンは『異能者の歴史』という本を開く。何年も昔、ループでの暮らしに不満を持つ者達が現れた。それがバロン達だ。バロンはインブリンの能力を利用すれば、不死身となってループの外で暮らせると考えた。実験を行ったが、失敗。参加した者達はモンスターへと変わり果て、バロンもモンスターになる。だが、彼は後に反応を逆転させる方法を発見。その方法とは異能者である子供達の目を食べる事。彼らは不死身となる代わりに白眼のホローとなった。透明な獣で血も涙もないモンスターだ。バロンは他の仲間達も人間に戻す為、眼球を狙ってループを襲っているのだった。
ミス・アヴォセットが目を覚ました。ループが襲われ、子供達を全て亡くした彼女は、這う這うの体で逃げ出して来たと言う。しかも、そこのループにはバロン一味の実験装置がある。奴らはまた装置を起動しようとしている。ミス・ペレグリンは危機感を募らせ、子供達と別の場所へ移る決心をした。だが、ジェイクは協力出来ないと言ってその場を逃げ出す。
ループから出ると、行方不明になっていたパブの叔父さんが死体となって発見されていた。その死体には両目が無かった。もうすでに、奴らが来ているのだ。その場にいた鳥類学者が、サングラスをした目の見えない男と一緒に、この島へ来たと話す。バロンだ。ジェイクは走ってループへと向かった。だが、鳥類学者も後を追って来てループへ入った。彼は精神科医へと姿を変える。変幻自在に姿を変えるのが彼の能力。唯一、変える事が出来ないのは白い眼だけ。鳥類学者と精神科医はバロンが姿を変えた人物だったのだ。
映画『ミス・ペレグリンと奇妙なこどもたち』の結末・ラスト(ネタバレ)
バロンはずっとミス・ペレグリンのループを探していた。刃を首に突き付けられたジェイクは彼と共に屋敷へ向かう。屋敷では逃げ出す準備をしていた。来訪の鐘が鳴りドアを開けると、そこにはバロンとジェイクがいる。ホローが見えるのはジェイクだけ。ミス・ペレグリンはバロンの言う事を聞いて、ひとまず子供達を居間へ入れる。居間にはミス・アヴォセットもいる。希望はまだある。ミス・ペレグリンはジェイクに、皆を守る為に頑張ると約束させ、鳥へと変身し自ら鳥籠へと入った。
バロンが去った後、屋敷に残された子供達とジェイク、ミス・アヴォセットはホローの襲撃に備える。屋敷のあらゆるドアを閉めて、武器を手にした。だが、ミス・アヴォセットはホローに襲われて目を食べられてしまう。ジェイクは皆を守る為、ホローに攻撃して子供達を屋根裏へ逃がす。もうじきリセットの時間だ。ホローはすぐそこまで迫っている。ジェイクは外へ逃げるよう促した。爆撃機が爆弾を投下。子供達を無事逃がし、ホローと屋敷は爆撃を食らう。ループは閉じ、1943年の時が動き出す。
ミス・ペレグリン救出の為、子供達と海岸で相談した後、エマの能力で沈没船を復活させる。子供達は1943年の時代で生きなければならない。だが、ジェイクは2016年をそのまま生きられる。2016年の始めに作られたミス・アヴォセットのループでバロンを倒せば、フロリダにバロンは現れず、エイブが死ぬ事はない。ループが消えれば、現実世界の時間が流れる。エマとはもう二度と会えなくなるが、ループが閉じる前に行かないと2016年に閉じ込められた子供達は、時間に追いつかれて死ぬ。バロンの装置はイギリスのブラックプール、塔の地下。恐らくはホローが待ち構えている。ジェイクは作戦を立て、そこへ乗り込む事にした。
イギリスの桟橋に到着。1943年から2016年のミス・アヴォセットのループへ入る。ジェイクとエマ、ミラードは地下に入り込んだ。ホローは4匹。実験はまだ行われていないようだ。挑発して桟橋へ誘い込む。4匹のホローと手下の2人を連れて来た。イーノックが兵隊を作り出す。その間にホローへ雪玉を投げつけ綿菓子で姿を捉えた。兵隊が登場しホローと戦闘開始。2016年現代で不可思議な現象が起こり、人々が逃げ惑う。4匹のホローを倒した。作戦は成功し、次の段階へ。ジェイクと子供達はバロンを倒そうと奮闘するも敵わない。どうにかバロンの足止めをして、ジェイクはインブリン達の鳥籠へ向かう。鳥籠の鍵を開けるが、バロンが現れた。インブリン達を無事脱出させたジェイクだったが、バロンに殺されそうになる。しかし、そこへエマとイーノックがやって来る。バロンはジェイクの姿となり翻弄。室内にはホローが1匹いる。ジェイクはその姿を見る事が出来た。ホローは姿を変えたバロンを襲って目玉を食べてしまった。すかさず、そのホローをジェイクが倒した。バロンはようやく死んだのだ。
2016年のループが閉じる。子供達はジェイクと別れを告げて1943年へ帰って行く。桟橋で時を過ごすジェイク。ループは閉じ、本当の時間へ戻った。ジェイクは急いで祖父の元へ。彼は生きてジェイクを迎えた。自分が体験した話をした後、祖父から誕生日プレゼントに旅の軍資金を貰う。どこに行ったか分からなくても、どこにいたかは分かる。エイブの地図を持って、ジェイクはループを巡る旅に出る。
1943年の沈没船でエマは海を眺めていた。そこへ、ハヤブサが飛んで行く。振り向くとジェイクが立っていた。彼は始め、砂漠のループから東京へ。そこから1942年のループへ入り海軍に入隊。その後はロンドンで2カ月を過ごし、そこまで話したところで、エマはジェイクとキスをする。沈没船は港を出港。その様子を塔から、微笑みながら眺めるミス・ペレグリン。彼女は鳥へ変身し、船の後を追って行った。
映画『ミス・ペレグリンと奇妙なこどもたち』の感想・評価・レビュー
ジェイクが終盤で感じた迷いに共感しつつ、ラストで彼が取った行動に拍手を送りたくなりました。ジェイクに再会出来た時のエマがとても嬉しそうで、見ているこちらまで、嬉しい気持ちになりました。自分の世界を捨てて、愛する人の世界を選ぶなんて、本当にロマンチックです。
ジェイクが数々のループを超える中で、日本に訪れるシーンがありますが、それはティム・バートン監督から、日本のファンへのサービスであると感じています。私がファンなので、そう思うだけかもしれませんが、監督の粋な心を感じます。(女性 20代)
ペレグリン家の異端な特殊能力を持つこどもたちや、モンスターたちが登場し、本作でもティム・バートンの異世界を楽しめた。
空気を操るエマや、無機物に命を宿す能力を持つイーノック、こどもたちの能力も一つ一つが個性的で面白い。
時間軸がバラバラだったり、登場人物が多かったりするが、ごちゃごちゃすることなくストーリーもまとまっていて素晴らしかった。
タイトルでは「ミス・ペレグリン」が強調されているように受け取ったが、本編ではこどもたちがメインとなっているところもまた良かった。(女性 20代)
期待していた以上の、ティム・バートン監督らしい作品であった。まず、キャストの配役が満点だ。毎回、魔女や悪魔に愛された役など、不可思議な役を難なく演じるエヴァ・グリーンが、今回はハヤブサに変身したり、時間を操ることができる役という、これまた興味深い役柄だ。
ループの中で来る日も来る日も同じ日を過ごし、ループの外では時間が流れていくという、今までになかったストーリーに、見れば見るほど引き込まれていく作品だ。(女性 20代)
ティム・バートンらしい演出と映像を楽しめる映画。冒頭のシーンと最後のシーンの写真は、視聴前後ではまったく違う印象を受けることになる。後半やオチの説明が詰め込まれ過ぎている感じはあったが、「なるほど」と納得できる展開ではあった。
演者も良く、ミス・ペレグリン役のエヴァ・グリーンの怪しい魅力が堪能できる。ちょっとホラーテイストではあるのだが、子供と見ても大丈夫な作品。3Dの出来もいいので、可能なら3Dでの視聴をお勧めする。(男性 30代)
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