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映画『ロック、ストック&トゥー・スモーキング・バレルズ』のネタバレあらすじ結末と感想

映画『ロック、ストック&トゥー・スモーキング・バレルズ』の概要:ガイ・リッチー監督の初期作品で、今でも根強い人気を誇る名作。今ではアクション俳優として名高いジェイソン・ステイサムにとっての初期の映画出演作品でもある。後にテレビドラマとしてリメイクもされた。

映画『ロック、ストック&トゥー・スモーキング・バレルズ』の作品情報

ロック、ストック&トゥー・スモーキング・バレルズ

製作年:1998年
上映時間:108分
ジャンル:アクション、サスペンス
監督:ガイ・リッチー
キャスト:ニック・モラン、ジェイソン・ステイサム、ジェイソン・フレミング、デクスター・フレッチャー etc

映画『ロック、ストック&トゥー・スモーキング・バレルズ』の登場人物(キャスト)

エディ(ニック・モラン)
4人の中でのリーダー格。ギャンブルの腕に自信がある。
ベーコン(ジェイソン・ステイサム)
4人のチンピラの一人。男気溢れるが、仲間思いな性格。
トム(ジェイソン・フレミング)
4人のチンピラの一人。骨董品の散弾銃を気に入っていた。
ソープ(デクスター・フレッチャー)
4人のチンピラの一人。”法を犯さずクリーンだから”という意味でソープと呼ばれている。
ハリー(P.H.モリアーティ)
賭け場の元締め。エディの父親が持つ酒場を狙っている。
ロリー(ヴァス・ブラックウッド)
巨大な麻薬ルートを握る麻薬王。エディ達に麻薬を盗まれる。

映画『ロック、ストック&トゥー・スモーキング・バレルズ』のネタバレあらすじ(ストーリー解説)

映画『ロック、ストック&トゥー・スモーキング・バレルズ』のストーリー(あらすじ)を結末・ラストまでわかりやすく簡単に解説しています。この先、ネタバレを含んでいるためご注意ください。

映画『ロック、ストック&トゥー・スモーキング・バレルズ』のあらすじ【起】

イギリスのロンドンといえば、世界に知れ渡る大都会である。しかし、そんな大都会にも影がある。エディ、ベーコン、トム、ソープの4人の若者もその一部だった。彼らは華やかなロンドンで生活しながらも、闇商売で少々の金銭を稼いでいる、いわゆるチンケなチンピラだった。

ある日、彼らは小銭をちまちま稼ぐのではなく、一攫千金を狙うことにする。そんな彼らが目をつけたのはポーカーだった。ポーカーで一発当てれば、見たこともない大金を手に入れることができる。4人の中でもリーダー格であるエディはギャンブルの腕に自信があった為、彼らを代表してポーカーに臨む。

そして、仲間から少しずつ集めた金を賭けたエディだったが、何とその賭け場は八百長が蔓延る場所だった。見事に八百長に引っかかってしまった4人はカモにされ、巨額の借金を負ってしまう。再び賭けるにも、4人にはもう元手となる金が残っていなかった。そんな4人に、賭け場の元締めであるハリーが、借金を返せと迫ってくるのだった。

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映画『ロック、ストック&トゥー・スモーキング・バレルズ』のあらすじ【承】

しかし、そんな大金をただのチンピラである彼らに払えるわけがない。しかし、ハリーは追い打ちをかけるように1週間という厳しい返済期間を課すのであった。そして、万が一その期間内に完済できなければ、代わりにエディの父親が経営している酒場を貰うというのだった。そして、それこそがハリーの狙いだった。

ハリーは酒場を手に入れる為、4人に1週間という不可能な期間を提示したのだ。エディは父親に泣きつくが、父親はそんなエディを殴り飛ばす。そして、自分が起こした不祥事は自分で解決するようにとエディに言い放つのだった。

困り果てた4人は借金返済について話し合っていた。そんな時、彼らの耳にある情報がとびこんでくる。何とそれは、強盗計画についての密談だった。他に金策もない4人は、その計画を自分たちでやってしまおうと考えたのである。そして、4人の狙いは金持ちのお坊ちゃん達に向けられた。彼らはこっそりと大麻を育成し、その大麻で金を稼いでいたのだった。

映画『ロック、ストック&トゥー・スモーキング・バレルズ』のあらすじ【転】

そして、とうとう4人は計画の為に動き出した。しかし丸腰では襲撃をかけても心許ない。そこで彼らは武器を手に入れることにする。しかし、金もない彼らに最新鋭の武器を手に入れることはできず、彼らがようやく手に入れたのは、ギリシャ人が売っていた、古い散弾銃2丁だけだった。

しかし、ここで彼らにとって奇跡のようなことが起きていた。実はこの散弾銃は、長年ハリーが探し求めていた、非常に高い価値を持つ骨董品だったのだ。そんなことは知る由もない4人は、その散弾銃を手にとうとう大麻を生成している場所へと向かう。

そして様々な偶然も重なり、4人は見事に大麻を手に入れてみせるのだった。しかし、ドラッグをそのまま手にしていても彼らに金は入ってこない。そこで4人はロリーという男に連絡をとることにする。ロリーは地元で幅をきかせている、麻薬界の王様であった。

そしてロリーとのアポイントをとりつけた4人は、手に入れた大量のドラッグを売り渡すのであった。そして、4人は計画通り大金を手に入れるのだった。

映画『ロック、ストック&トゥー・スモーキング・バレルズ』の結末・ラスト(ネタバレ)

しかし、ここで一つ計算外の事態が生じる。何とエディ達が盗んだ麻薬は元々ロリーに手渡す筈のものだったのだ。つまり、エディ達はロリーに運ばれている途中だった麻薬を横取りして、それをロリーに高値で売りつけようとしていたのだった。このことを知ったロリーは怒り、エディ達の抹殺を決定する。

そしてエディ達の部屋に向かうが、そこにはエディ達ではない男たちがいた。彼らはエディ達に麻薬を奪われた張本人だった。彼らはエディ達を待ち伏せ、殺して麻薬を取り戻そうと考えていたのだった。更にそこにエディ達に借金を課しているハリーの部下たちも姿を見せる。そして三大勢力は、互いに激しい銃撃戦を繰り広げるのだった。

そして争いが終わると、部屋には多くの死体が転がっていた。その場に祝杯をあげていたエディ達が戻ってくる。部屋の凄惨な様子に驚くエディ達だったが、部屋に金も麻薬もなくなっていることに気がついた。そして4人は再び金を手に入れるべく、町へ飛び出していくのだった。

映画『ロック、ストック&トゥー・スモーキング・バレルズ』の感想・評価・レビュー

ガイ・リッチー監督らしいスタイリッシュなアクション、クライム・サスペンスです。
ジェイソン・ステイサムが若い頃に出演している作品ですが、あまり変わっていないのが嬉しいところでした。悪の集大成のようなドタバタした感じは飽きずに楽しめます。そこに乗ってくる音楽も秀逸です。
海外のチンピラはなぜかおしゃれでカッコよく見えるものです。(女性 20代)


同じくガイ・リッチー監督の『スナッチ』を観た時もそうだったのだが、登場人物が多すぎて名前をほとんど覚えていないけど、ストーリーは全くつまらなくなくて目が離せないのだ。ユニークすぎるカメラワークにどんどん引き込まれる。

所々で音楽の巨匠エンニオ・モリコーネっぽいサウンドがあって古き良きカッコ良さもある。今までイギリス英語はなんとなく苦手だったのだが、ガイ・リッチーの映画を観始めてから好きになったと思う。(女性 20代)

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