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映画『騎兵隊』のネタバレあらすじ結末と感想。無料視聴できる動画配信は?

映画『騎兵隊』の概要:南北戦争の最中、北軍は劣勢をはねのけるために奇襲を仕掛ける。指揮を執る大佐の横柄な態度に何人かの仲間は呆れていた。しかし、次々と仲間を失いながらも懸命に戦い抜く大佐の姿に、仲間達は心を揺さぶられていく。

映画『騎兵隊』の作品情報

騎兵隊

製作年:1959年
上映時間:119分
ジャンル:アクション、西部劇
監督:ジョン・フォード
キャスト:ジョン・ウェイン、ウィリアム・ホールデン、コンスタンス・タワーズ、アルシア・ギブソン etc

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映画『騎兵隊』の登場人物(キャスト)

コル・マーロウ(ジョン・ウェイン)
北軍の大佐。作戦の指揮を執り、南部へと攻める。頑固な性格で、過去のトラウマから軍医を憎んでいる。軍医のケンドールとは何度も口論になる。しかし、正義に対しての真っ直ぐな姿勢が徐々に周りの見方を変えていく。道中に出会ったハナと恋に落ちる。
ケンドール(ウィリアム・ホールデン)
軍医。負傷者を助けることが第一の男。軍医嫌いのマーロウとは何度もぶつかり合う。優しい男で、誰であろうが困っている人間を助けようとする。
ハナ(コンスタンス・タワー)
農園の女主人。北軍に恨みを持ち、マーロウ達を南軍に売ろうとするが失敗する。そのまま北軍に捕まえられ、道中を共にする。ケンドールの手伝いで看護をしながらも戦争を憎み、いつのまにかマーロウを好きになっていく。
ルーキー(アルシア・ギブスン)
ハナの家の給仕。ハナと共に北軍に捕まり、道中を共にする。途中、敵の銃弾で死んでしまう。

映画『騎兵隊』のネタバレあらすじ(ストーリー解説)

映画『騎兵隊』のストーリー(あらすじ)を結末・ラストまでわかりやすく簡単に解説しています。この先、ネタバレを含んでいるためご注意ください。

映画『騎兵隊』のあらすじ【起】

南北戦争の最中、グラント将軍は北軍の攻勢を強めるためにヴィックスバーグへの攻撃を開始しようとしていた。さらに、敵の補給源を断つためにニュートン駅への攻撃作戦が立てられる。指揮を執るのはマーロウ大佐で、グラントは、ありとあらゆる物を破壊しろと命令するのだった。

マーロウの隊にケンドール少佐という軍医が配属された。マーロウは医者が嫌いで、ケンドールに対しても嫌悪の感情を隠さないのだった。

出発した一行は敵の偵察隊の攻撃を受けてしまう。なるべく戦わないというマーロウの指示通り、どうにか川沿いまで逃げた一行はそこで休憩をしながら負傷者の手当てをする。すると、その近くにあった小屋の住人に医者であるケンドールが呼ばれる。そこに住む黒人の家族の一人が出産間近だったのだ。それを助けたケンドールだが、そのことでマーロウとの仲はますます悪くなっていく。

近くの農園に宿泊することにした一行。その家の女主人であるハナという女は喜んでそれを受け入れる様子を見せ、さらには彼らをディナーに招待するのだった。

映画『騎兵隊』のあらすじ【承】

ディナーの後、マーロウ達は大きな部屋を借りて作戦会議を始める。その会話がストーブの筒を通って丸聞こえなのをケンドールが発見する。ケンドールはハナ達がその話を盗み聞きしていることに気づくのだった。

ケンドールはハナが盗聴していたことをマーロウに伝える。ハナは北軍に恨みを持っていて、南軍に密告しようとしていたのだった。マーロウはハナと給仕のルーキーを一緒に同行させることにするのだった。

何度も何度も逃げ出そうとするハナだったが、悉く失敗してしまう。道中、マーロウはニュートン駅には敵はあまりいないという知らせを受けるのだった。

ニュートン駅へと着いた一行。敵を一斉に捕虜にすることに成功する。しかし、やけに簡単に降伏する南軍の様子にマーロウは少し違和感を感じていた。すると案の定、南軍からの奇襲を受けてしまう。一度捕まった振りをして、一斉に外と内から攻撃するという南軍の罠だったのだ。

どうにかこの戦いを制した北軍だったが、大量の負傷者を出してしまう。負傷者を手当てするケンドールを、ハナが看護婦として手伝うのだった。

映画『騎兵隊』のあらすじ【転】

大変な犠牲を払いながらも、一応は目的通りニュートン駅の破壊に成功したマーロウ達。しかし、負傷した多くの兵を目の当たりにしたマーロウやハナは大変なショッを受ける。悲しみを隠すように酒を飲み続ける。そして、ハナになぜ医者が嫌いなのかを語る。マーロウは医者の誤診で妻を亡くしてしまった過去があったのだった。

任務を完了した一行は、さらに南下してバトン・ルージュに抜けるという作戦に出るのだった。道中、ルーキーが敵の流れ弾に当たって死んでしまう。ハナはルーキーの死を大変に悲しむ。すると、北軍のみんながハナを慰めにくるのだった。マーロウは素直にハナに謝罪をする。そして、釈放してもいいと伝えるが、ハナはもう遅すぎると答えるのだった。

北軍兵士の一人が足に傷を負っていた。それが悪化し、大変な状態になってしまう。ケンドールは直ちに切断しないと翌日には死んでしまうと伝える。マーロウや他の兵士がそれを見守る中、足の切断治療が始められるのだった。

映画『騎兵隊』の結末・ラスト(ネタバレ)

結局治療は失敗し、兵士は死んでしまった。マーロウはケンドールのことを責める。そして、二人は壮絶な殴り合いを始めるのだった。

そのとき、敵からの砲弾を受ける北軍。マーロウはガイド役の人間を連れて、正規ルートでなく沼地からソルトスプリングスを目指すことに決める。一方追っ手はすぐ後ろまで来ていた。

ウィリアムブリッジまで辿り着いた一行。すると、待ち構えていた敵の攻撃を再び受けてしまうのだった。マーロウはそこで足に傷を負ってしまう。ハナはマーロウの手当てをする。これ以上戦うのは止めようという意見を聞かず、マーロウはまだ前進すると言い張る。ケンドールはマーロウの足から銃弾を取り除く。ボロボロになった体で、マーロウは再び戦線に向かうのだった。

橋で待ち構える敵に対し、特攻するマーロウと兵士達。どうにか敵を全滅させた北軍だが、やはり犠牲者はたくさん出てしまう。橋を挟んで北側にケンドールとハナを置き、マーロウはさらに南下を続ける決断をする。そして、マーロウはハナに愛の告白をして去って行くのだった。

橋を爆破して敵の行路を断ち、マーロウはケンドールとハナが見守る中どんどんと遠く離れて行くのだった。

映画『騎兵隊』の感想・評価・レビュー

最後まで信念を貫いた男の熱い物語でした。戦いに向かう時に何よりも大切なのは「気持ち」ではないでしょうか。この作品を見ると勝利に対する執念や、誰かに対する復讐、もしくは愛、どんな気持ちであってもそれを強く持ち続けることが「結果」に繋がるのだと感じました。
戦いに生きた男ケンドールと、人を助けることに徹した軍医のマーロウ。正反対の立場にある2人は、仲良くなる事はなくてもお互いを「その道のプロ」として認めていたのではないかなと思います。そう感じた上でのラストシーンはとても感動的な展開でした。(女性 30代)

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