映画『恐怖の魔力 メドゥーサ・タッチ』の概要:特殊な能力を持ち、憎しみを持つ人間を自在に災害に巻き込むことができる男。彼の悪事を知ったカウンセラーの女が男を殺そうとするも失敗してしまう。それに気づいた警部が男を止めるために奔走する。
映画『恐怖の魔力 メドゥーサ・タッチ』の作品情報
上映時間:110分
ジャンル:サスペンス
監督:ジャック・ゴールド
キャスト:リチャード・バートン、リー・レミック、リノ・ヴァンチュラ、ハリー・アンドリュース etc
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映画『恐怖の魔力 メドゥーサ・タッチ』の登場人物(キャスト)
- ジョン・モーラー(リチャード・バートン)
- 作家。ゾンフェルドに殺害されかける。特殊な能力を持ち、憎いものを災害に巻き込むことができる。権力に対して憎しみを持っている。
- ブリュネル(リノ・ヴァンチュラ)
- 警部。ジョンの日記を見て、いち早くジョンの能力に気づく。ゾンフェルドから真実を聞き出し、ジョンの悪事を止めるために行動する。観察眼の鋭い男。
- ゾンフェルド(リー・レミック)
- カウンセラー。ジョンから相談を受け、ジョンの能力を目の当たりにする。世界の危機を感じ、ジョンを殺そうとするも失敗して自殺する。責任感が強いところがある。
映画『恐怖の魔力 メドゥーサ・タッチ』のネタバレあらすじ(ストーリー解説)
映画『恐怖の魔力 メドゥーサ・タッチ』のあらすじ【起】
自宅でテレビを観ていたジョン・モーラーという名前の男が、謎の侵入者に置物で殴り殺される。
警察がジョンの家に捜査に入る。警部のブリュネルはそこでジョンの日記を発見する。そこには、「西側の側面」と言う謎の言葉が書き記されていた。
現場の検証中、ブリュネルはジョンが生きていることに気づく。ブリュネルは急いで救急車を呼び、ジョンを病院へと運ぶ。
ブリュネルは、ジョンがカウンセリングを受けていたことを日記から発見する。ブリュネルは担当医であるゾンフェルドのもとを訪れる。ブリュネルはゾンフェルドに、ジョンが昨日襲われたと話す。ゾンフェルドは驚いた表情を浮かべる。ジョンはゾンフェルドに、私は災いを引き起こす力があるのだと相談していた。ゾンフェルドは、それはただの妄想だと診断していた。ジョンは幼少の頃から、ジョンに危害を加えようとする人間をその力によって次々に死においやってきたと語る。ブリュネルは日記に記されていた「西側の側面」についてゾンフェルドに尋ねるが、ブリュネルは何も知らないと言う。
映画『恐怖の魔力 メドゥーサ・タッチ』のあらすじ【承】
ジョンは一命を取りとめたのだが、植物人間状態になってしまった。どうにか筆談はできないかと医師に頼む。
ブリュネルはジョンについての聞き込みを開始する。さらに、日記を読み返すブリュネル。このままこの力を持って死ぬことはできないと記された日記には、ゾンフェルドが全てを知っているとも書かれていた。
ブリュネルは再びゾンフェルドを訪れる。ブリュネルはジョンの日記や部屋にあった新聞の切り抜き記事から、ジョンが大災害を起こすことができるのではと疑っていた。しかし、ゾンフェルドは全てを否定する。
ブリュネルは聞き込みを続ける。ジョンの隣人はジョンを嫌っていた。妻を殺したのはジョンだと隣人は語る。さらに、かつて弁護士だったジョンの同僚に話を聞くブリュネル。かつて裁判官の判決に不満を持ったジョンがその裁判官を睨みつけ、死に追い込んだことがあるとその弁護士は証言する。
ブリュネルのもとにビデオテープが届く。それは、テレキネシスを解説するビデオだった。翌日、ブリュネルは上司に会う。上司は、たくさんの政治家達がジョンの日記を見たがっていると言う。さらに彼は、なぜだかは知らないがジョンは政治の裏を知りすぎていると付け加える。
映画『恐怖の魔力 メドゥーサ・タッチ』のあらすじ【転】
ジョンの脳が活性化し、脳波が強くなっていた。ブリュネルはゾンフェルドを連れて病院へと向かう。ブリュネルは、ジョンが何かを伝えたいのかもしれないと言う。ゾンフェルドは、何も分からないと答える。
大聖堂の修復費が集まったことを記念して式典が催されるというニュースが流れた後、ゾンフェルドがブリュネルを訪ねてくる。そして、今までテレキネシスを否定してきたゾンフェルドが真実を語り出す。ある夜、ジョンはゾンフェルドに特殊な力を目の前で見せつけたことがあったのだ。それを見て、ゾンフェルドはジョンを信じざるを得なくなった。
ソンフェルドが去った後、ブリュネルの助手はその話を信じられないと言い出す。しかし、ブリュネルはゾンフェルドがまだ何かを隠していると思っていた。さらにブリュネルは、ゾンフェルドがジョンを殺したのではないかと疑っていた。
翌日、病院から見える大聖堂が騒がしいことに気がついたブリュネルが大聖堂を訪れる。それは大聖堂修復セレモニーの準備で、壁のひび割れを直すのだと担当者はブリュネルに伝える。ブリュネルは日記に記されていた「西側の側面」と言う言葉を思い出していた。
映画『恐怖の魔力 メドゥーサ・タッチ』の結末・ラスト(ネタバレ)
再びゾンフェルドのもとを訪れたブリュネル。ついにゾンフェルドが真実を語り始める。ジョンはその力を宇宙に対しても行使しようとしていた。さらに自分は神の代行者だと言って、莫大な費用をつぎ込んで修復されようとしている大聖堂を崩壊させ、そこに集まる愚かな人間達を葬ろうとしていたのだ。危険を感じたゾンフェルドはジョンのもとを訪れ、殺そうとしたのだった。
ゾンフェルドの逮捕よりも大聖堂崩壊を防ぐことが優先だと判断したブリュネルは、逮捕せずにゾンフェルドのもとを去っていく。
式典を中止にしてほしいと頼み込むブリュネルだったが、誰もテレキネシスの話を信じなかった。
ゾンフェルドは病院を訪れ、ジョンを殺そうとする。しかし殺害に失敗し、自殺してしまう。
式典の日、大勢の人達が集まっていた。すると大聖堂はいまにも崩れ落ちそうになる。ブリュネルは、爆破予告があったと言ってみんなを避難させろと指示を出すが、誰も聞く耳を持たない。やがて大聖堂は崩壊し始める。人々はパニックになり、大勢の人が巻き込まれる。ブリュネルはジョンを止めるために急いで病院へと向かう。
病院に着いたブリュネルは、ジョンの医療機器を全て取り払い殺そうとする。それでも生きているジョンは手元にあったメモに、原子力発電所と書き記すのだった。
映画『恐怖の魔力 メドゥーサ・タッチ』の感想・評価・レビュー
「テレキネシス」と聞くと、なんだか怪しいなとまずは疑いの目を向けますよね。テレキネシスを信じないと、私たちも大聖堂の崩壊に巻き込まれてしまうかもしれません。
テレキネシスを使い、相手を殺害することのできるジョン。こういう能力って「良いこと」に使えば人の役に立てるのに、能力を手にした人はだいたい「悪の道」に走ってしまいますよね。
自分の能力をカウンセラーに相談しながらも「神」のような存在になろうとしていたジョン。特殊な能力は持ちたくないなと思いました。(女性 30代)
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