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映画『フォー・ルームス』のネタバレあらすじ結末と感想。無料視聴できる動画配信は?

映画『フォー・ルームス』の概要:テッドはベルボーイとしてホテル「モンシニョール」で働いていた。昔は人気ホテルだったが、現在は衰退の一途を辿っていた。大晦日の夜、テッドはたった1人で、お客様の無理難題を解決しなければいけなかった。

映画『フォー・ルームス』の作品情報

フォー・ルームス

製作年:1995年
上映時間:99分
ジャンル:コメディ
監督:アリソン・アンダース、アレクサンダー・ロックウェル、ロバート・ロドリゲス、クエンティン・タランティーノ
キャスト:ティム・ロス、マーク・ローレンス、ヴァレリア・ゴリノ、マドンナ etc

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映画『フォー・ルームス』の登場人物(キャスト)

テオドア(ティム・ロス)
第1~4話登場。通称テッド。ホテル「モンシニョール」に勤めるベルボーイ。お金がとても大好きなため、チップを貰えるのならお客様のどんなリクエストも答えようとする。
エルスペス(マドンナ)
第1話登場。魔女。荒っぽい性格をしているが、見た目はとても美しい女性。他の4人の魔女と共に、石になった友人を助けるため儀式を行う。
イヴァ(アイオン・スカイ)
第1話登場。魔女。儀式を行うために精液を持って行くはずが、誤って飲んでしまったため、テッドで代用する。
キヴァ(アリシア・ウィット)
第1話登場。エルスペスの娘。今はまだ魔女ではない。口が悪く、エルスペスと度々口論になる。
シグフリード(デヴィッド・ブローヴァル)
第2話登場。テッドを妻のアンジェラの浮気相手と誤解し、尋問する。人の話を聞かず、思い込みが激しい性格。心臓に持病があり、薬を服用している。
アンジェラ(ジェニファー・ビールス)
第2・4話登場。夫が嫉妬深いため、隠れてこっそり遊んでいる。プールでラッシュと出会い、仲良くなる。
サラ(ラナ・マキシック)
第3話登場。10歳ぐらいの小さな女の子。口は悪いが、頭はよくしっかりしている。
ファンチョ(ダニー・ヴェルデュス)
第3話登場。サラの弟。パパのことを恐れて大人しくしているが、本当は元気で悪戯好きな男の子。パパを真似て、煙草を吸って遊んでいる。
チェスター・ラッシュ(クエンティン・タランティーノ)
第4話登場。映画スター。お金持ち。自分大好きなナルシスト。少しでも気に入らないことがあると、激しく怒り出す。

映画『フォー・ルームス』のネタバレあらすじ(ストーリー解説)

映画『フォー・ルームス』のストーリー(あらすじ)を結末・ラストまでわかりやすく簡単に解説しています。この先、ネタバレを含んでいるためご注意ください。

映画『フォー・ルームス』のあらすじ【起】

ホテル「モンシニョール」はかつて従業員が50人もいるほどの豪華な宿泊施設だったが、現在は数人の従業員しかおらず、大晦日の夜間担当者はベルボーイのテッドだけだった。前任のベルボーイはテッドに働く上での注意点を話すと、「客には手を出すな」と警告して帰っていった。

第1話「ハネムーン・スイート お客様は魔女」

エルスペスはモンシニョールを訪れると、ハネムーン・スイートの部屋を頼んだ。テッドが荷物を台車に乗せていると、エルスペスと娘のキヴァが言い争いを始めた。エルスペスは母としてキヴァに煙草を吸うなと注意するが、キヴァは母なら娘と寝ないはずだと言い返した。テッドは疑問を抱きながらも、エルスペス達を部屋に案内した。エルスペスのぞんざいな態度に振り回されながら、テッドはチップを回収した。

ハネムーン・スイートに4人の女性が訪ねてきた。エルスペス達は40年前にこの部屋で石にされた女神ダイアナを、蘇らせる儀式を行おうとしていた。不可思議な舞いを踊ると、浴槽に処女の血や男達の汗などを次々と入れた。だが、恋人の精液を持ってくるはずのイヴァが、精液を誤って飲んでしまい持ってきていなかった。

エルスペス達はテッドを部屋に呼ぶと、イヴァを笑わしてくれと頼み、チップを渡して出ていった。テッドは必死に笑かそうとするが、イヴァの表情は晴れないままだった。イヴァはテッドに本当の目的は別にあるのだと話し、自分達は魔女であることを打ち明けた。そして、魔女だったダイアナが、新婚初夜に振られた恋人から呪いをかけられ、石になったことを話した。

テッドはイヴァにセックスを求められるが、就業規則に違反するので無理だと断った。イヴァは魔女の力を使い、テッドを混乱させた。テッドは欲望に抗うことができず、イヴァを抱きしめてキスをした。セックスが終わった後、イヴァはテッドに連絡先を渡し、部屋から見送った。

テッドの精液のお蔭で無事に儀式は成功し、ダイアナが蘇った。

映画『フォー・ルームス』のあらすじ【承】

第2話「404号室 間違えられた男」

テッドはルームサービスを求める電話を受け、404号室に氷を持って行った。部屋に入るが、電気が消されており真っ暗だった。テッドが訝しんでいると、突然明かりが点き、銃を持った男(シグフリード)が目の前にいた。しかもシグフリードの傍には、縄で椅子に縛られている女性(アンジェラ)がいた。テッドは入る部屋を間違えてしまったのだ。

シグフリードはテッドが妻のアンジェラの浮気相手だと思い込んでいた。テッドが誤解だと説明しても、納得しなかった。テッドはシグフリードが部屋を離れた隙に、アンジェラの猿轡を外して説得してくれと頼むが、無理だと断られてしまう。アンジェラはシグフリードの言うことを聞くように、テッドに忠告した。

テッドはシグフリードからアンジェラの耳を舐めるように強要される。嫌がって舐めずにいると、銃を使って脅される。その時、テオドアという本名を呼びながら脅されたテッドは、子供の頃に同じように学校で苛められた記憶が蘇り、キレてしまう。

シグフリードはテッドの勇敢な姿に喜びキスをするが、心臓発作を起こして倒れてしまう。テッドは薬を洗面所に探しに行くが見つからなかった。そのことをアンジェラに報告すると、夫が死んだのはあなたのせいだと罵られてしまう。その時、シグフリードが起き上がり、妻の愛を確かめるために演技したことを打ち明けた。

話しがやっと纏まるかと思ったが、なぜかアンジェラがテッドのことを浮気相手だと話し始め、シグフリードのことを罵り出した。シグフリードが落ち込んでいる隙に、テッドは急いで部屋を出た。その時、404号室のパーティーに呼ばれた男が誤ってシグフリードの部屋に入ってしまい、テッドと同じように捕まってしまう。

映画『フォー・ルームス』のあらすじ【転】

第3話「309号室 かわいい無法者」

とある夫妻と子供達(サラとファンチョ)が、おしゃれをして出掛ける準備をしていた。だが、父親は気が変わり、妻とのデートを楽しむため、子供達を部屋に置いて行くことを決める。テッドに子供達の様子を30分置きに確認してくれと頼み、500ドルのチップを渡した。テッドはお金につられ、了承する。男は子供達に何かあったらただじゃおかないと脅して出かけて行った。

テッドは緊急のとき以外は電話をするな、破れば首を折るとサラ達を脅した。だが、サラの方が一枚上手で、500ドル渡しているのだから、何か欲しい物があれば呼ぶと返した。テッドは忌々しげな顔でサラ達を見ると、部屋を出て行った。

サラは引き出しの中から注射器を見つける。母親の口紅で的を作ると、注射器をダーツに見立てて遊んだ。そこにテッドが牛乳とクラッカーを持って現れる。サラは慌てて注射器を放り投げた。

テッドは子供達を寝かしつけて部屋を出た。だが、サラ達は寝ておらず、テレビを見て自由な時間を楽しんだ。その時、異臭が気になったサラは、ベッドを動かして臭いの元を確認した。すると、女性の遺体が床に埋まっていた。サラはテッドに電話を掛け、助けを求めた。テッドはサラ達が悪ふざけをしていると思い怒りに行こうとするが、ちょうど両親達が帰ってきてしまう。テッドは急いで部屋に向かうと、煙草を吸っていたファンチョを殴り、寝るように叱った。サラは信じてくれないテッドに、ベッドを動かして死体を見せた。

テッドは警察に連絡するが、死体の女性のことを淫売と侮辱した言葉で伝えていたため、サラは怒って注射器をテッドの足に刺した。テッドが注射器を取ろうと暴れている内に、煙草の火が床に零れた酒に引火してしまい、部屋の壁に燃え広がった。そこに、両親が帰ってきてしまう。父親は部屋の惨状を見て、テッド達を睨みつけた。

映画『フォー・ルームス』の結末・ラスト(ネタバレ)

テッドはオーナーのベティに電話を掛け、どれだけひどい目に遭ったかを説明した後、辞職を宣言した。だが、昔から懇意にしている映画スターのラッシュが泊っており、ホテルを存続させるためにも辞めないでくれと頼まれる。

第4話「ペントハウス ハリウッドから来た男」

テッドは軽食を持ってペントハウスを訪れた。部屋に置いてすぐに立ち去りたかったが、ラッシュに部屋に入れと強引に勧められてしまう。ペントハウには、ラッシュの友人のノーマンとレオ、それにアンジェラの姿もあった。アンジェラはラッシュとプールで会い、意気投合していた。

テッドは軽食と一緒に頼まれていた、斧と板と釘と紐を置いて部屋を立ち去ろうとした。だが、ラッシュ達はテッドを部屋から出そうとはせず、自分達の余興に付き合ってくれと頼んだ。その余興とは、とある映画の登場人物達と同じように、ラッシュの車を賭けて、ライターの火を10回続けて点火させることができるか挑戦する遊びだった。もしできなければ、映画と同じように小指を切り落とすのだ。

ラッシュ達がテッドを巻き込んだ訳は、小指を切り落とす係を任せたいからだった。テッドはすぐに逃げ出そうとするが、1分だけ話に付き合えば1000ドルあげると言われ、部屋に留まった。そして、ラッシュに説得され、切り落とす係を引き受ける。挑戦後、テッドはノーマンの指を躊躇なく切り落とし、お金を持ってその場を離れた。

映画『フォー・ルームス』の感想・評価・レビュー

オムニバス作品が好きな私には堪らない作品だった。同じ設定で同じ俳優さんが違う監督が作った作品を作り上げていくのだが、作り手が違うだけでこんなにも違ったストーリーになるのかととても感動し、今まで見たことのない試みに感激した。

この作品での全体的な特徴としては全ての物語がぶっ飛んでいるというところだが、それぞれの物語にある伏線を後半の物語が回収していくのも面白く最後まで楽しんでみることが出来た。(女性 20代)

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