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映画『ランボー』のネタバレあらすじ結末と感想

映画『ランボー』の概要:ランボーはベトナム戦争で共に戦った仲間の家を訪ねるが、友人は戦争で使われた薬品の影響で病気になり、既に亡くなっていた。失意の中街を歩いていると、保安官に絡まれ、不当に逮捕されてしまう。

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映画『ランボー』の作品情報

ランボー

製作年:1982年
上映時間:94分
ジャンル:アクション
監督:テッド・コッチェフ
キャスト:シルヴェスター・スタローン、リチャード・クレンナ、ブライアン・デネヒー、ジャック・スターレット etc

映画『ランボー』の登場人物(キャスト)

ジョン・ランボー(シルヴェスター・スタローン)
ベトナムから帰国した帰還兵。兵士としてとても優秀で、戦争で功績を残している。だが、帰国後は戦争のことで国民から批判され、まともな仕事に就けない状態だった。
サミュエル・トラウトマン大佐(リチャード・クレンナ)
ランボーの元上官。ランボーを鍛え、一流の兵士に育てた人物。ランボーの兵士としての腕や性格を熟知しているため、捜査に加わるために国防総省から町にやって来た。
ティーズル(ブライアン・デネヒー)
とある小さな町の保安官。流れ者のランボーを目の敵にし、不当な理由で逮捕する。ランボーが逃走した後は、自分の手で逮捕しようと執拗に追跡する。

映画『ランボー』のネタバレあらすじ(ストーリー解説)

映画『ランボー』のストーリー(あらすじ)を結末・ラストまでわかりやすく簡単に解説しています。この先、ネタバレを含んでいるためご注意ください。

映画『ランボー』のあらすじ【起】

ランボーはベトナム戦争で同じ隊にいた友人の家を訪ねるが、昨年の夏に既に亡くなっていた。戦争で使われた化学薬品のせいで、癌に侵されてしまったのだ。ランボーはそのことに強いショックを受け、肩を落としながら友人の家を去った。

ランボーが町を歩いているとティーズル保安官から声を掛けられ、面倒を起こしそうだからパトカーで送って行くと命令される。ティーズル保安官の冷たい対応に苛立ちながら、ランボーは怒りを抑えて助手席に座った。ランボーは橋の上で降ろされたので再び町に戻ろうとするが、ティーズル保安官が戻ってきて不当に逮捕される。

ランボーは取り調べを受けた後、保安官達から棒で叩かれるなどの理不尽な暴力を受ける。黙って耐えていたが、棒で首を絞め羽交い絞めにされながら、カミソリの刃で髪を剃られそうになったときに、戦争で木に張り付けにされて拷問された記憶が蘇り、保安官達を襲ってしまう。ランボーはバイクを盗み、町中を走って逃走した。

ランボーは山に逃げ込むが、ティーズル保安官達は逮捕を諦めてはいなかった。ティーズル保安官は警察犬やヘリコプターを使って捜索するよう、部下達に指示を出した。

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映画『ランボー』のあらすじ【承】

保安官達はまるで狩りの獲物のように、ランボーの後を追った。ランボーは追い詰められ、絶壁にしがみついていた。その時、ガルト保安官が乗ったヘリが近づいてきて、急に銃を撃ってきた。ランボーは木の枝をクッションにして地面に下りるが、ガルト保安官は攻撃を止めなかった。ランボーは1個の小石を投げて反撃した。すると、その小石がフロントガラスに当たり、機体が揺れた拍子に運悪くガルト保安官が落下してしまう。ガルト保安官はそのまま石に顔面をぶつけ、亡くなった。ティーズル保安官達はその現場を見て、ランボーが殺害したと思い込む。ランボーは両手を上げて降伏しようとするが、ティーズル保安官達は一斉にランボーに向けて銃を撃った

ランボーの身元が判明した。ベトナム帰りの勇士で、戦争で功績を残した英雄だった。ティーズル保安官はその情報に驚くが、もう後には引けない状態だった。友人のガルト保安官を殺した悪党だと決めつけ、ランボーの後を追った。

ティーズル保安官達はランボーの気配を感じ、警察犬を放って攻撃させた。だが、逆に警察犬が殺され、保安官の仲間の1人が撃たれてしまう。ティーズル保安官達はランボーの正確な位置が分からず、反撃できなかった。

映画『ランボー』のあらすじ【転】

保安官達はランボーの罠に嵌り、次々と負傷していった。ランボーはティーズル保安官の首にナイフを突き立て、手を引くように脅した。

保安官達が負傷したと聞き、州警察と州兵部隊がランボーを逮捕するため、動員されることになった。マスコミも事件を聞きつけ、町は大騒ぎとなっていた。ティーズル保安官の元にガルト保安官が先に手を出した件が報告されるが、部下はそんなことをしないと決めつけ、ティーズル保安官は話を受けられなかった。

国防総省からサミュエル・トラウトマン大佐がやって来る。トラウトマン大佐はランボーの上官で、ランボーを鍛えた人物だった。ランボーがいかに優れた軍人だったかを話し、協力しに来たことを告げた。

トラウトマン大佐が立てた作戦は、一度ランボーを別の町に逃がし、落ち着いたところを逮捕することだった。だが、ティーズル保安官は自分の手で逮捕することに執着しており、トラウトマン大佐の案を退けた。トラウトマン大佐は悲しそうな表情で、山が死体で溢れ返ることになると告げた。

映画『ランボー』の結末・ラスト(ネタバレ)

トラウトマン大佐はベトナム戦争で点呼を行っていたときのように、仲間達の名前を呼びながら、ランボーに応答するように声を掛けた。ランボーは無線機に応答し、自分以外の仲間が全員死んでしまったことを話した。そして、保安官達から絡まれたことを話したきり、無線機に応答しなくなった。

明け方、ランボーを捕まえるため、兵士達が山へと入っていった。町に住む子供まで捜査に乗り出していた。ランボーは子供を捕まえナイフを振り上げるが、殺すことはできなかった。子供が持っていた銃を放り投げると、その場を立ち去った。しかし、子供が父親にランボーがいたことを話してしまったため、ランボーは兵士達に追われてしまう。

トラウトマン大佐は生け捕りにしろと無線機で指示を出すが、兵士達はその指示を無視し、ランボーに向けて発砲した。そして、爆弾を放った。兵士達はランボーを仕留めたと浮かれていたが、実は坑道の下に落ちており、ランボーは生きていた。

ランボーは坑道を進み、地上へと戻ってきた。そして、軍のトラックを襲い、車ごと積み荷を奪った。ランボーは検問を突破し、町へと走っていった。ガソリンスタンドの前で車を降りると、積み荷からマシンガンを取り出し、車に火を点けてガソリンスタンドごと爆発させた。

トラウトマン大佐はティーズル保安官に手を引くように忠告するが、ティーズル保安官は受け入れなかった。ティーズル保安官は屋上に上がり、ランボーを狙撃しようとした。だが、ランボーが電柱を撃って町を次々と停電させていったため、居場所が分からなかった。ランボーは攻撃を受けない間に、店に火を放ち銃を撃って町を破壊していった。

ティーズル保安官はランボーが下に現れたことに気づき銃を撃つが、逆に撃たれ屋上から落下してしまう。ティーズル保安官は瀕死の状態で生きていた。ランボーが殺そうとしていると、そこにトラウトマン大佐が現れる。

トラウトマン大佐はもう戦争は終わったのだと話し投降させようとするが、ランボーは激しい怒りを見せ、まだ戦争は終わっていないのだと話し始めた。帰国後、ランボーに待っていたのは、国民からの激しい罵倒だった。ランボー達兵士は必死に戦ったが戦争に負けてしまい、赤ん坊殺しと言われ国民から非難されるようになる。しかも、働き口さえ見つからず、友人がベトナムの子供に爆弾を使って殺された記憶を忘れられず、日々苦しんでいた。トラウトマン大佐は何も言葉が見つからず、泣きじゃくるランボーを抱きしめた。

ランボーは大人しく逮捕され、トラウトマン大佐に連行された。

映画『ランボー』の感想・評価・レビュー

複雑な気持ちのままベトナムから帰国してきた兵士のランボーと、ティーズル保安官との最悪な出会い方がきっかけで、理不尽に逮捕をされてしまう事や、逃走した後に保安官や警察に追われてしまう生活を送るなど、国のために戦いに出たランボーにとって、かなり屈辱的な扱いを受け続けるシーンが苦しくなった。ランボーを一から育て上げたトラウトマン大佐との駆け引きをする場面や、今まで受けてきた真実を泣きながら話すランボーの姿に胸が苦しくなり、戦争についても考えさせられた。(女性 20代)


皆が思っているランボーは2からの話で一作目は非常に大人しいランボーが観られる。反戦映画として非常に優秀で、大人しいのにいじめられるいざ怒り出すととんでもなく強い、心はズタボロという当時のベトナム帰還兵の厄介さを余すことなく表現している。観る者がほら言わんこっちゃない。とんでもない鬼を怒らせたんだぞ。と思うと同時に上官に泣きながら自分の不遇を訴えだすランボー。一作目は本当に名作だと思う。怒りのアフガンはのちの話だ。(男性 30代)


シンプルなアクション映画だと誤解していましたが、じっくり見てみるとベトナム帰還兵の苦しみやアメリカの闇が描かれています。メッセージ性が強く、ストーリーに集中すると涙なしでは見られません。もちろん、カーチェイスや激しい銃撃戦もたっぷりと見られます。シルヴェスター・スタローンが演じる、ジョン・ランボーの怯えや怒り、トラウマなどの感情の使い分けが絶妙で、感情移入しやすいでしょう。サバイバル術が非常に秀逸で、参考になります。(女性 30代)


人気アクションシリーズの第一作だが、後の作品との大きな違いとして、主人公が、ベトナム戦争の帰還兵の背負う、国家のために凄惨な戦いを強いられながら、温かく迎えられなかった悲劇を色濃く描き、力強い反戦のメッセージを示す作品となった。
ラスト、ベトナム戦争とその後、母国から受けた冷遇のために人生を狂わされたランボーの涙の叫び、これに耳を傾け、抱きしめたトラウトマン大佐の存在は、ランボーにとって、唯一の救いだったのだろうか。(男性 20代)

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