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映画『ターミナル・ベロシティ』のネタバレあらすじ結末と感想。無料視聴できる動画配信は?

映画『ターミナル・ベロシティ』の概要:派手なパフォーマンスをするスカイダイバーの主人公。彼はある日、美しい女性にスカイダイビングの手ほどきをするも、事故にて死亡させてしまう。彼は無実を証明するため、女性について調べ始めるも、いつの間にか恐ろしい陰謀に巻き込まれてしまうのだった。

映画『ターミナル・ベロシティ』の作品情報

ターミナル・ベロシティ

製作年:1994年
上映時間:102分
ジャンル:アクション
監督:デラン・サラフィアン
キャスト:チャーリー・シーン、ナスターシャ・キンスキー、ジェームズ・ガンドルフィーニ、クリストファー・マクドナルド etc

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映画『ターミナル・ベロシティ』の登場人物(キャスト)

ディッチ・ブロディ(チャーリー・シーン)
派手なパフォーマンスを披露することで有名な、スカイダイビングのインストラクター。怖いもの知らずのパフォーマンスからクリスに選ばれ任務に巻き込まれる。10代の頃は体操選手でロシアのオリンピックに出場できなかったことを悔いている。
クリス・モロー(ナスターシャ・キンスキー)
ソ連の諜報機関KGBの諜報員。本名はクリスタ。KGBが奪った金塊を取り戻す任務を負っている。ディッチを利用しようとするも、いつの間にか惹かれていく。
ベン・ピンクウォーター(ジェームズ・ガンドルフィーニ)
ソ連の諜報機関KGBの殺し屋。検事補を騙り、ディッチに近付いて来る。実は盗んだ金塊の買い手を見つける役目を負っており、金塊を売って大儲けしようと考えている。
カー(クリストファー・マクドナルド)
ソ連の諜報機関KGBの諜報員。クリスとは敵対している。体格が良く武力に優れているが、頭はあまり良くない。

映画『ターミナル・ベロシティ』のネタバレあらすじ(ストーリー解説)

映画『ターミナル・ベロシティ』のストーリー(あらすじ)を結末・ラストまでわかりやすく簡単に解説しています。この先、ネタバレを含んでいるためご注意ください。

映画『ターミナル・ベロシティ』のあらすじ【起】

ディッチ・ブロディは世間を騒がせることで有名な、スカイダイビングのインストラクターである。彼は依頼にて空から様々な場所へ向かうが、大抵はバカなことをしでかしては、警察のお世話になっている。連邦航空局(以降FAA)安全基準、違反件数全国一のディッチだが、同僚達には人気者で拍手を送られる存在だった。

今回の件でも所属センターの上司に叱られ、しばらくはデスクワークなど地味な仕事をしなければならなくなったディッチ。そこへ、どうしても彼にレッスンを受けたいという美女、クリス・モローが現れる。スカイダイビング初心者は、インストラクターと一緒に飛ぶタンデム・ダイビングから始めるのが一般的だが、彼女は安全ロープを使って1人で飛びたいと希望。注意事項の説明と短時間の飛び方講座を受け、その日の内に空へと向かった。

しかし、ジャンプポイントへ到達し、いざその時になってクリスからもう1機、飛行機がいると聞いたディッチ。パイロットに確認して振り向くと、そこにはもうクリスの姿がない。慌ててジャンプし体勢を維持できずに落下を続けるクリスを追いかけたディッチだったが、助けることができず。しかも自動で開くはずのパラシュートも開かず、彼女は地面へと激突し死亡してしまうのだった。

普段から違反件数全国一だったディッチはFAAの調査を受け、彼が安全ロープをかけなかったと疑いをかけられる。だが、ディッチは確かに安全ロープをかけたと記憶している。パイロットに聞くと振り向いた時、クリスには安全ロープがかかっていなかったと言う。恐らく、彼女は自ら安全ロープを外したのではないか。ディッチはクリスの荷物を探り、彼女の自宅を訪ねることにした。

クリスがルームメイトと暮らしていると話していたため、自宅を訪ねれば何か話が聞けると思ったディッチ。しかし、自宅には誰もおらず。更に部屋を探っていたディッチは、背後から不審な男に襲われてしまう。命からがら逃げ出した彼は、ジャンクショップを営む友人の元へ向かい、襲って来た男から盗んだナイフを見てもらった。だが、これといった情報は得られず。

映画『ターミナル・ベロシティ』のあらすじ【承】

所属センターは死亡事故のせいで、FAAから営業停止を通達され閉鎖中。ディッチは無人のセンターへ向かった。そこへ、地方検事補だというベン・ピンクウォーターがやって来て、事件について話を聞きたいと言われる。どうやらディッチを過失致死罪で告訴するかどうか調査するらしい。ディッチは事件から今までのことを赤裸々に語った。そうして、ベンの話からあることに気付く。

センターでは有料で記録映像を撮影する。クリスが落下した時も撮影していた。映像を見直したディッチは、そこにもう1機飛行機が映っているのを発見。丁度、同じ飛行機が空を飛んでいたため、その飛行機を追ってバイクを走らせた。

飛行機は潰れたガソリンスタンドへ。ディッチもそこへ到着し中へ入る。すると、そこには何と、死んだはずのクリスがいるのだった。彼女から巧妙に仕組まれた事件のあらましを聞き、任務に協力して欲しいと言われたディッチ。彼女に連れられ飛行機にて移動。じきに夜を迎える空へジャンプし、目的地へと向かった。

クリスの指示に従い工場の煙突部へ突入したディッチ。言われるがままに工場内を移動しあるものを入手する。しかし、そこで侵入に気付かれ警報を鳴らされてしまう。警報を鳴らしたのはクリスの部屋で襲って来た男カーであった。
逃走するディッチを執拗に追いかけるカーだったが、ディッチを捕まえることができず、歯噛みする。

映画『ターミナル・ベロシティ』のあらすじ【転】

盗んだものは特殊なシリンダーだった。ディッチはクリスと連絡を取り、ジャンクショップで落ち合うことにする。ついでにベンも呼び出しクリスに会わせることにした。だが、クリスの仲間であるパイロットが襲われ死亡。ベンはクリスと敵対する組織の者だと判明する。クリスとディッチは現れた組織の手先と銃撃戦を繰り広げ、隙を突いて逃走。

上手く逃れることに成功した2人。ディッチはいい加減に正体を明かせとクリスに詰め寄る。すると、彼女はソ連の諜報機関KGBの諜報員であることを明かした。だが、ソ連は現在、政変の真っ最中である。諜報員は一時的に解雇されているはずだった。

その後、ディッチからシリンダーを入手したクリス。シリンダーには約2cmの小さなディスクがついており、それを専用の端末で読み込む。ディスクには、ある積み荷を追跡するシステムが入っていた。

追跡システムにより、積み荷の所在が近くの飛行場にあることが判明。走れば1時間で着く。2人は急いで飛行場へ向かった。
夜が明けない内に到着。積み荷が乗った飛行機を発見して中へ。中には大量の爆弾が仕掛けられており、更には乗務員の死体もあった。一体、積み荷とは何なのか。クリスは一向にそれを明かさない。

映画『ターミナル・ベロシティ』の結末・ラスト(ネタバレ)

貨物室へ向かったクリスは積み荷の中を確認。中には黄金の延べ棒が大量に入っている。ディッチは密かにクリスの後を追って積み荷の中身を目撃した。事情を問い詰めると、彼女は仕方なく説明。

金塊はそもそも、モスクワへ届けられ食料を買い付ける資金になるはずだったが、元KGBが飛行機ごとハイジャックしたのだと言う。金塊を売って大儲けするのが目的らしい。
そこへ、不審に気付いた見張りが現れ中を見回る。クリスとディッチは上手くやり過ごし、飛行機から脱出。奴らの車で再び逃走するのだった。

近くのカフェへ来た2人。クリスはFBIへ助力を要請したが、まともに請け負ってはくれず。ディッチに飛行場へ戻ろうと言い出す。だが、彼はこれまでに数々の危険な目に遭ったため、戻りたくないと言う。クリスは様々な話でディッチを説得しようとしたが結局、どんな理由を口にしても彼は納得しなかった。クリスは彼の非情さに怒ってしまい、財布を置いて去ってしまう。

その後、ディッチは帰ろうとして財布を開け、クリスがディッチは無実だという札を持った証明写真を発見。彼は即座に踵を返し飛行場へと戻った。
そこで、クリスがカーに拘束され、車の荷台に詰め込まれるのを目撃。車は飛行機の荷台へ乗り込み飛行準備に入る。ディッチは飛行場のパイロットを丸め込み、複葉機に乗り込んで後を追った。

ベンとカーは通り掛かった湖にクリスを捨てるつもりらしい。そこへ、追いついたディッチが飛行機へ乗り込んで来る。ベンとカーが車の荷台へクリスを戻したため、ディッチは車を奪って外へ逃亡。奪われまいとボンネットにカーが乗って来たので、振り落とした。
そうして、空中でクリスを救出したディッチは、パラシュートを使ってどうにか地面へ着地する。

その頃、カーが無暗に銃を発砲したせいで飛行機が故障。飛び続けることができず、やむなく着陸してくる。そこへ、前もって通報していた警察がやって来たため、これで終結するものと思われた。しかし、飛行機からパラシュートにて脱出していたベンが2人の前に現れ、クリスを人質に取られる。彼女はベンに刺されてしまい、ディッチはベンと対決。あわや負けそうになるも、奴の予備のパラシュートを放出して倒すのだった。

後日、ディッチの無実が証明されたため、センターは営業を許される。そして、ディッチはと言うとロシアにてクリスと共に、貢献した証として国からメダルを授与されるのであった。

映画『ターミナル・ベロシティ』の感想・評価・レビュー

言わずと知れたチャーリー・シーンのアクションコメディである。不思議なことに情けない姿や笑いが散りばめられているのに、戦う姿がかっこいいいと思わせるチャーリー・シーン。下らない内容であってもエンターテインメントにできてしまうのだから、彼の魅力の一つなのだろうと思う。今作も笑いが散りばめられているが、後半から終盤にかけてはアクションがメインになりハラハラさせられるので、意外と楽しめる。(女性 40代)


女好きなスカイダイビングのインストラクターが、女好きが原因で陰謀に巻き込まれてしまう物語。これだけ聞くと何を言っているの?という感じですが、チャーリー・シーン演じる主人公のディッチが本当にただの女好きなんです。モテるために派手なスカイダイビングをしているような印象で、チャーリー・シーンじゃなかったらとても許せません。
ストーリーはかなり荒い作りでツッコミどころもありますが、分かりやすいのでサクッと見られるでしょう。細かいことは気にせずにゆるい気持ちで見て欲しい作品です。(女性 30代)

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