映画『G.I.ジョー』の概要:ある日、ナノマイトの護送任務に就いていたデュークは謎の組織コブラの襲撃を受ける。そんな中、「G.I.ジョー」と名乗るチームがデュークを救う。敵組織にはかつての恋人アナもいたデュークは「G.I.ジョー」へ加入し、ナノマイトとアナの奪還にあたる。
映画『G.I.ジョー』の作品情報
上映時間:118分
ジャンル:アクション
監督:スティーヴン・ソマーズ
キャスト:チャニング・テイタム、レイチェル・ニコルズ、マーロン・ウェイアンズ、シエナ・ミラー etc
映画『G.I.ジョー』の登場人物(キャスト)
- デューク(チャニング・テイタム)
- 正義感溢れる兵士。「G.I.ジョー」に入り、敵組織コブラを壊滅すべく活動する。
- リップコード(マーロン・ウェイアンズ)
- デュークの同僚。射撃の腕は良いが少々ドジを踏みがち。スカーレットに想いを寄せる。
- スカーレット(レイチェル・ニコルズ)
- 「G.I.ジョー」の女性工作員。科学で証明されるものを信じているが、リップコードの影響で少しずつ考え方が変わっていく。
- スネークアイズ(レイ・パーク)
- 「G.I.ジョー」のメンバーで近接武器を良く使う。ストームシャドーとは幼少期同じ家で育った義兄弟。
- マッカラン(クリストファー・エクルストン)
- コブラのリーダー。ナノマイトで世界征服を企む。
- アナ(シエナ・ミラー)
- デュークの元恋人。いまはコブラの女兵士としてデュークに敵対する。
- ストームシャドー(イ・ビョンホン)
- コブラの戦闘兵。アナの師匠でスネークアイズの義兄弟。
- コマンダー(ジョセフ・ゴードン)
- コブラの科学者。マスクをしているが素顔はアナの弟。
映画『G.I.ジョー』のネタバレあらすじ(ストーリー解説)
映画『G.I.ジョー』のあらすじ【起】
1641年、武器商人のマッカランは敵に武器を密売していたことで熱マスクを被せられ処罰されていた。
時は現在、マッカランの子孫はナノマイトという武器を開発する。マッカランのナノマイト護送任務に赴任した軍人のデュークはヘリコプターで輸送していたが、その最中、何者かの襲撃を受ける。最先端の兵器を駆使してくる敵にデューク達は劣勢に立たされヘリコプターは墜落してしまう。
墜落後も追ってくる敵組織からナノマイトを守っていたデュークだったが、敵組織の一員にかつての恋人アナを見つけ動揺する。そんな中、謎の援軍がデューク達に加わり形勢は逆転し一旦はナノマイトを守りきることに成功する。
デューク達を救ってくれたのは秘密部隊「G.I.ジョー」という組織であった。デュークは彼らと共に「G.I.ジョー」の秘密基地へ行く。
基地ではナノマイトの護送依頼をしたクライアントであるマッカランがホログラムで姿を現す。ナノマイトの安全性を確認したマッカランは次こそ失敗しないようデューク達に伝える。だが、本当はマッカランこそが敵組織コブラのボスで襲撃を指示していたのであった。
映画『G.I.ジョー』のあらすじ【承】
デューク達は部活に部下の敵を討つために「G.I.ジョー」への加入を希望する。司令官のホークはデュークが持っているコブラの女兵士アナの情報を引き換えに入隊を許可する。
デューク達は戦闘訓練をしている中、アナ達コブラの襲撃を受ける。デューク達は交戦するがナノマイトを奪われてしまう。
襲撃を仕組んでいた黒幕がマッカランだと気づいた「G.I.ジョー」は、ナノマイト奪還のためアナの身辺調査を開始する。アナの夫は研究所に勤めていた。ナノマイトを兵器化するためにアナは夫とビジネス結婚をしたことが判明し、デューク達は研究所へ向かう。
研究所ではアナ達が既にナノマイトを兵器化していた。現場に駆け付けた「G.I.ジョー」は逃走するコブラ達と交戦を開始する。
「G.I.ジョー」から逃げながらもコブラの戦闘員ストームシャドーは、エッフェル塔にナノマイト弾を撃ち込んでしまう。エッフェルとは半壊し始めるがデュークはアナが持っていた爆弾の停止ボタンを押すことに成功する。だが、エッフェル塔は倒れ、デュークは身柄を拘束されるのであった。
映画『G.I.ジョー』のあらすじ【転】
ナノマイト弾による大騒動が起きたため、フランス地元警察が現場へ駆けつけ「G.I.ジョー」は拘置所へ拘留される。フランス政府は直ちにフランスから出ていくよう「G.I.ジョー」へ指令が下るが、彼らはデューク捜索とコブラ壊滅のため行動を始める。
デュークは咄嗟に弾道のケースに搭載されている追跡ビーコンを起動させたことで、「G.I.ジョー」はコブラが北極にいることに成功する。「G.I.ジョー」は、潜水艦を用い北極へ向かうのであった。
コブラの秘密基地へ潜入開始した。だが、当時にアメリカに向けてミサイルが発射されてしまう。リップコードはコブラの飛行機を奪い、ミサイル発射阻止にあたる。
その頃、コブラの科学者はデュークを奴隷兵士にさせるためナノマイトを注入させようとしていた。その科学者はアナの実の弟であり、アナにもナノマイトを注入し奴隷兵士とさせていたことが判明する。死んだと思っていたデュークは嘘をつき姉であるアナを実験体にしていたことに怒る。アナも現れデュークを救おうとするが、コマンダーの手によって気絶させられてしまう。
映画『G.I.ジョー』の結末・ラスト(ネタバレ)
一方、リップコードは2基あるミサイルの撃ち落としに成功し任務を遂行する。他「G.I.ジョー」の面々もコブラの基地で敵兵を倒していく。劣勢に立たされたコマンダーはマッカランと一緒に脱出し、基地の自爆を開始させる。
その頃、ストームシャドーとスネークアイズは一騎打ちを開始する。幼少期、同じ家で互いに剣の腕を磨いてきた2人の実力はほぼ拮抗していた。だが、徐々にスネークアイズが優勢に立ち、勝負に負けたストームシャドーは海へ流されるのであった。
デュークは正気に戻ったアナと一緒にコマンダー達の後を追いかけることにする。デューク達以外にもコブラの残党をほぼ壊滅させた「G.I.ジョー」の仲間達が駆けつけ、コマンダーとマッカランの身柄を拘束することに成功する。
「G.I.ジョー」の研究所では、アナの体内にあるナノマイト除去作業が進められていた。アナは犯してしまった罪を償うため、拘置所に入ることになる。
デュークとリップコードは正式に「G.I.ジョー」に入隊し次の任務へ向かうのであった。
映画『G.I.ジョー』の感想・評価・レビュー
ストーリーは単純で兵器を使用する敵組織を正義の味方が倒す物語。題材はシンプルだからこそ余計なことは考えずに楽しめる。スネークアイズの幼少時代では日本が舞台として登場する。ハリウッドの考える日本のイメージが若干中国寄りなのは気になるが、日本やフランスなど多くの国を舞台にしているのは作品の壮大さを物語っているので楽しめる要素の1つだと思う。(MIHOシネマ編集部)
チャニング・テイタムがイケメンということだけ先に特筆しておきます。
規模が大きすぎる。世界各国が狙われており、特にフランス・パリでエッフェル塔が破壊されるシーンは衝撃的でした。
派手すぎるアクションと最新の武器を手に戦うチーム達。敵味方内でのいろんな過去や背景が渦巻いた作品となってました。アメコミ好き、派手好きは好きな映画。(女性 30代)
己の肉体、武器、爆弾など様々な道具を駆使したアクションシーンは見応えがある。だがそれだけでなく、ストーリーも非常におもしろいと思った。アナはどうしてコブラの一員になったのか興味をそそられ、作品に見入っていた。まさか、アナの実の弟までコブラの一員だとは思わなかったので、衝撃を受けた。デュークとアナだけでなく、リップコードやスカーレットなど、登場人物それぞれが魅力的なキャラクターで、どのシーンを切り取ってもおもしろかった。(女性 30代)
チャニング・テイタムにジョセフ=ゴードン・レヴィット、イ・ビョンホンなどとにかくイケメン揃いな今作。特にチャニング・テイタムは可愛らしい顔立ちとは裏腹にバッキバキの肉体やアクションを見せてくれて女性ファンにはたまらない作品ではないでしょうか。
男ばかりのチームではなく、強い女性も登場するので強さの中にも華やかさがあり、女性が魅せるアクションは思わず声が出てしまうほどキレキレです。しかし、ありがちな展開なのでこの手の作品を多く見ている方には少し物足りないかもしれません。(女性 30代)
どうやら元々は子供向けのアクションフィギュアがベースになっているらしいが、そういった前情報は一切知らずに観ても普通に楽しめた。物語ははっきり言ってしまえば王道のアクション映画という感じだが、主演のチャニング・テイタムは終始格好いいし、G.I.ジョーのメンバーも個性豊かで面白いので退屈しなかった。
台詞がないにも関わらず華麗なアクションと独特の存在感で異彩を放つスネークアイズが良かった。(女性 30代)
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