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映画『劇場版 進撃の巨人 後編 自由の翼』のネタバレあらすじ結末と感想

映画『劇場版 進撃の巨人 後編 自由の翼』の概要:巨人の襲来により安定は無くなった人類。ウォールマリアの壁が壊されたことで壁の外にある世界を奪う必要性が生じる。巨人の力を持つエレンはリヴァイらとともに人類の居住地奪還のため戦いにでるが、そこへ女型の巨人が出現する。

映画『劇場版 進撃の巨人 後編 自由の翼』の作品情報

劇場版 進撃の巨人 後編 自由の翼

製作年:2014年
上映時間:121分
ジャンル:SF、アクション、アニメ
監督:荒木哲郎
キャスト:梶裕貴、石川由依、井上麻里奈、小野大輔 etc

映画『劇場版 進撃の巨人 後編 自由の翼』の登場人物(キャスト)

エレン・イェーガー(梶裕貴)
「調査兵団」の団員。巨人へ変身する力を持つ。
ミカサ・アッカーマン(石川由衣)
エレンの幼馴染の女の子。リヴァイに実力を認められるほど腕の立つ戦闘員。
アルミン・アルレルト(井上麻里奈)
エレンやミカサの友人。調査兵団の中では弱いほうだが、頭脳明晰で真実を見抜く力に長けている。
リヴァイ(神谷浩史)
人類最強とも呼び声高い戦闘兵。圧倒的な戦闘スキルで巨人達を駆逐していく。
アニ・レオンハート(嶋村侑)
エレンの同期。普段は無口だが、戦闘訓練などでは類まれなく戦闘スキルを発揮する。特に足技が得意。

映画『劇場版 進撃の巨人 後編 自由の翼』のネタバレあらすじ(ストーリー解説)

映画『劇場版 進撃の巨人 後編 自由の翼』のストーリー(あらすじ)を結末・ラストまでわかりやすく簡単に解説しています。この先、ネタバレを含んでいるためご注意ください。

映画『劇場版 進撃の巨人 後編 自由の翼』のあらすじ【起】

人類が巨人から守るために作ったとされる3枚の壁。その壁の中でも一番外側にある「ウォールマリア」は、超巨大巨人の出現によって穴が開けられてしまった。人類は「ウォールマリア」での居住を放棄し、より内側にある壁「ウォールローゼ」と「ウォールシーナ」まで居住地が後退していた。

エレンは巨人化したことへの処罰として地下牢獄に収監されてしまう。人類を守るために戦ったとはいえ危険因子として判断されてしまったエレン。彼への処罰が下されようとしていた。

処分保留となっていたエレンの処罰を決める裁判が開かれる。エレンの力は不透明であったため、壁内の護衛任務を主とする憲兵団からは情報を取り次第処分することを提案する。だが、憲兵団の主張に「調査兵団」の団長エルヴィンは異を唱える。エレンを「調査兵団」に入れさせ、外にいる巨人へ反撃するきっかけとして利用する価値はあるとエルヴィンは言う。巨人への反撃手段が乏しい人類にとってはエレンを有効活用する以外の道はない。エルヴィンの説得は理に適っていた。

裁判の結果、リヴァイの監視下の元という条件付きでエレンは巨人の力を行使の認可を受けるのであった。エレンは監視の意味も兼ねてリヴァイを筆頭とするリヴァイ班と行動を共にすることになる。

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映画『劇場版 進撃の巨人 後編 自由の翼』のあらすじ【承】

エレンの判決から1ヶ月後のある日、再び巨人が住む壁の外への調査が行われることが決定した。

エレンは初めての壁の外での任務に不安と期待が入り混じりつつある状況であった。そこへ突如女型の巨人が出現する。さらに女型の巨人は、食べるという欲求しか持たない他の巨人とは明らかに行動パターンが異なっており、知的機能を兼ね備えていた。さらに皮膚を硬化させる能力を持っており、生半可な攻撃は女型巨人には届かないのであった。

女型巨人兵の侵攻は止まらずエレンとリヴァイが所属するリヴァイ班に迫りくる。エレンは巨人化することで女型巨人を倒すことができると考えたが、リヴァイによって制止させられる。エレンも指示に従い、交戦せずに進むことにする。

「調査兵団」が仕掛けていた罠に引っかかった女型巨人。兵団はついに巨人を捕獲することに成功する。巨人の正体を暴くため、巨人の体内に入っている人間を出そうとする。だが、女型巨人は突如叫んだことにより、その声を聞いた他の巨人達が駆けつけてしまう。その結果、捕まえた女型の巨人を他の巨人達が取り囲み、女型は捕食されたように見えた。

映画『劇場版 進撃の巨人 後編 自由の翼』のあらすじ【転】

「調査兵団」は退却を始めた。だが、その直後、姿を隠した人間によって「調査兵団」は襲われる。その後謎の襲撃者は轟音と光に包まれ、女型の巨人に変身し、「調査兵団」へ襲い掛かるのであった。

女型巨人はリヴァイ班を襲撃する。圧倒的な力と知的能力により他の巨人とは比較にならないほどの強さを持っていた女型巨人は着実に団員を削っていった。その結果、あらゆる策も通じずリヴァイ班のほとんどは殺害され壊滅状態に陥ってしまうのであった。

緊迫した状況にエレンは自分が戦うしかないと考え、巨人化し応戦する。だが、巨人化したエレンでも女型巨人には敵わず負けてしまう。女型巨人に捕まったエレンは食べられてしまう。その状況を見たミカサは、エレンを救出しようと巨人に抵抗するもミカサも敗北してしまう。絶望的な状況下であったが、そこへリヴァイが現れる。圧倒的戦闘スキルによって女型巨人にも引けを取らないリヴァイの活躍によりエレンは無事救出される。

女型巨人は姿を消してしまい、結局正体を掴めなかった。また、ミカサとエレンを救出する際、リヴァイは足を痛めてしまうのであった。

映画『劇場版 進撃の巨人 後編 自由の翼』の結末・ラスト(ネタバレ)

壁の外での調査から帰還したエレン達。女型巨人の出現によってエレンを含む幹部達は王都からの招集を受ける。

リヴァイ達調査兵団は王都への行く道のりで地下通路を通ることを計画する。地下通路を通ることで裏切り者が仮に女型巨人に変身したとしても動きを制限でき確保できる可能性が高いと踏んだためであった。

作戦を決行したところ、エレン達と一緒に行動していた女性アニ・レオンハートは地下通路に入ることを拒否する。アルミンは同期のアニが女型巨人の正体であることを想定しており、予想が的中した展開となった。

追い詰めたと思った調査兵団は確保に向かうが、アニも調査兵団に疑われていることに気が付いていた。一足遅くアニは巨人化してしまい第一次確保の作戦は失敗してしまう。

アニが女型巨人となったことでエレン達も交戦を開始する。だが、アニと戦うことを恐れエレンは巨人化できなくなってしまっていた。精神が不安定なエレンに対し、ミカサやアルミンは割り切らないと勝てないことを諭す。

窮地に追い詰められたエレンは覚悟を決め、巨人化しアニと交戦する。アニを追い詰めたエレンであったがアニ自身は硬化し眠りについてしまう。

硬化したアニは調査兵団によって管理された。人類はアニの1件を皮切りに壁の中にいる敵を見つけていくことにする。

一方、剥がれた壁の内壁から巨人が埋められていた。壁と巨人には何かしらの因果関係があることが証明され人類はさらに混沌とした状況に向かうのであった。

映画『劇場版 進撃の巨人 後編 自由の翼』の感想・評価・レビュー

進撃の巨人の後編。前作では壁の外にいる巨人が敵と見なされていたが、今作では内部の裏切りという疑心暗鬼な心情を持つ登場人物達の気持ちを表現している。だが、連載中の作品でアニメ放送の総集編でもあるため、この2部構成できちんと作品が終わることはない。正直言うと中途半端な終わり方なのでモヤモヤする。続きが気になる人は原作を購入してくださいってことかもしれないが、映画としては評価が難しい。漫画を読むのが面倒で映像として観たいという初心者には足掛かりとしては良いかもしれない。(MIHOシネマ編集部)


アニメの総集編的な劇場版の後編。ストーリーを既に知っているので劇場版ならではの見どころをガッツリまとめている感じが見やすくてとても良いです。アニメシリーズを全て見る時間がない時にも、前編後編を見れば復習できるので、世界観が手軽に感じられます。
二部作の劇場版ですが、アニメ版や漫画を見ていない人にはここで終わってしまうの!?と言うかなりモヤッとするラストでしょう。今後の展開の導入部として見るのが良いかもしれません。(女性 30代)


TVアニメに一部未公開シーンを加えた総集編を劇場版にした後編。
作品自体は壮大なストーリーの序盤とも言える部分で終わるが、ストーリー自体はまだまだ続く。国という狭い空間の中で命を賭けて巨人と戦い、巨人の謎がちらっと見えたところで終わりといったところ。
今作では戦闘シーンも変わらず素晴らしく、加えて国の存続に関わる問題が発見される。戦闘シーンも変わらず素晴らしく、キャラクター達が追い込まれる中で外での活動は非常に神経をすり減らす仕事だっただろう。巨人にも様々なタイプがあるので、それらを眺めるのも面白いかもしれない。(女性 40代)

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前作 劇場版 進撃の巨人 前編 紅蓮の弓矢

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