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映画『ビッグ・ライアー』のネタバレあらすじ結末と感想。無料視聴できる動画配信は?

映画『ビッグ・ライアー』の概要:14歳のジェイソンは、ひょんなことから知り合ったプロデューサーのマーティーに、自分が書いた話を盗まれてしまう。そのことを両親に訴えるが、いつも嘘を吐いていたため信じてもらえなかった。

映画『ビッグ・ライアー』の作品情報

ビッグ・ライアー

製作年:2002年
上映時間:87分
ジャンル:コメディ
監督:ショーン・レヴィ
キャスト:フランキー・ムニッズ、ポール・ジアマッティ、アマンダ・バインズ、アマンダ・デトマー etc

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映画『ビッグ・ライアー』の登場人物(キャスト)

ジェイソン・シェパード(フランキー・ムニッズ)
14歳。嘘を吐いてばかりいる。勉強に対しては不真面目で、宿題もやってこない。想像力は人一倍ある。
マーティ・ウルフ(ポール・ジアマッティ)
有名プロデューサー。現在はスランプ気味で、おもしろい作品が生み出せない。プライドが高く、嘘吐き。周囲に対して偉そうな態度で接している。サルのぬいぐるみを大切にしている。
カイリー(アマンダ・バインズ)
ジェイソンの同級生でガールフレンド。ジェイソンによく振り回されている。明るく無邪気な性格。

映画『ビッグ・ライアー』のネタバレあらすじ(ストーリー解説)

映画『ビッグ・ライアー』のストーリー(あらすじ)を結末・ラストまでわかりやすく簡単に解説しています。この先、ネタバレを含んでいるためご注意ください。

映画『ビッグ・ライアー』のあらすじ【起】

中学生のジェイソン・シェパードは学校に行く途中に知り合いのブレットに絡まれ、スケートボードを奪われてしまう。そのせいで学校に遅刻し、教室に入ることができなくなった。ジェイソンはガールフレンドのカイリーの助けを借りて教室に忍び込むが、教師のフィリスにバレてしまう。フィリスは宿題に出した作文を読むよう指示した。ジェイソンは父の付き添いで病院にいたので書けなかったと嘘を吐いた。

両親が学校に来て、ジェイソンの嘘がバレてしまう。両親は作文を書いたと自分達に嘘を吐いていたジェイソンを叱った。今回宿題に出された作文は、提出しなければ落第になるほど重要なものだった。そのため、ジェイソンは作文の代わりに夏期講習を受けることになった。フィリスはジェイソンの父親に懇願され、6時まで猶予を与えることにした。6時までは後3時間しかないためジェイソンは無理だと思うが、父親から話を作る天才だからできると言われる。

ジェイソンは父の言葉を受け、嘘吐きの男が登場する「ビッグ・ファット・ライアー」という作文を書いた。作文を届けに行こうとした途中で、車にぶつかってしまう。ジェイソンは車に乗っているマーティ・ウルフを脅し、フィリスがいる大学まで乗せて行ってもらうことにした。

ジェイソンはマーティーの車に作文を忘れてしまう。そのことを訴えるが、両親もフィリスも信じてくれなかった。作文を提出できなかったため、ジェイソンは夏期講習を受けることになった。

映画『ビッグ・ライアー』のあらすじ【承】

マーティーは「ビッグ・ファット・ライアー」を映画化した。ジェイソンは自分の作文が盗用されたことを両親に訴えるが、信じてはもらえなかった。両親は出かけ、ジェイソンと姉は家で留守番することになった。しかし、その姉も恋人と出かけてしまう。ジェイソンは盗んだことを認めさせるため、カイリーと一緒にマーティーの元に向かうことにした。

ジェイソン達はマーティーの事務所を訪れるが、受付で止められてしまう。そこで受付の女性を電話を使って誘き出し、マーティーの部屋に忍び込むことにした。ジェイソンはマーティーに会うと、盗用したことを認め自分の父親にそのことを伝えるよう頼んだ。マーティーは承諾した振りをして、作文に火を点けた。そして、警備員を使ってジェイソンを追い出した。

ジェイソンはマーティーが盗用を認めるまで帰る気はなかった。彼が持っている電子手帳を盗んでおり、1日かけて利用手段を考えることにした。カイリーは父親に信じてもらいたがっているジェイソンの気持ちを理解し、彼に付き合って留まることにした。

ジェイソン達が知り合った運転手のフランク・ジャクソンは、マーティーに恨みを持っている人物だった。俳優だったフランクは、マーティーに酷い目に遭わされていた。フランクはジェイソン達に協力し、マーティーに仕返しをすることにした。

映画『ビッグ・ライアー』のあらすじ【転】

第1段階・監視。ジェイソン達はマーティーの行動を監視した。マーティーは偉そうな人物で、周囲に失礼な態度を取り続けていた。その日の夜、父親から電話がかかってくるが、ジェイソンは自分の携帯に転送するようにしていたため事なきを得る。

第2段階・攻撃。ジェイソン達はマーティーの家のプールに、青色の染料を流し入れた。そして、マーティーがプールに入っている間に部屋に忍び込み、イヤホンに接着剤をつけてシャンプーに染料を入れた。染料に気づかなかったマーティーは、皮膚が真っ青に髪の毛はオレンジ色になった。

マーティーは予算会議に出席する予定があった。カイリーは社長のダンカンの秘書の振りをし、マーティーの秘書のモンティに連絡して事務所の場所が移ったと嘘を吐いた。マーティーが教えた場所は、マーティーが馬鹿にしたスタント担当のスタッフの孫の誕生日パーティー会場だった。会場を訪れたマーティーは、子供達に殴られ散々な目に遭う。ジェイソンは苛立っているマーティーに、染料を落として欲しければ父親に連絡するよう伝えた。

映画『ビッグ・ライアー』の結末・ラスト(ネタバレ)

マーティーは懲りておらず、ジェイソンの父親に連絡する気がなかった。ジェイソンはマーティーが行く予定のパーティーに忍び込むことにした。第3段階・新展開。マーティーはダンカンに会いに行き、会議を出席しなかったのは凄い考えが浮かび今日発表しようと思ったからだと嘘を吐いた。ダンカンは新作から手を引くことを考えていたが、一度だけマーティーにチャンスを与えることにした。

ジェイソンはマーティーと取引を行い、ネタを与える代わりに父親に電話をしてもらうことにした。ジェイソンのネタのお蔭でマーティーは事なきを得るが、父親には連絡しなかった。ジェイソンとカイリーは警備員に捕まってしまう。全てを見ていたモンティは、ジェイソン達が可愛そうになった。

モンティは散々扱き使われてきたため、マーティーにウンザリしていた。そのため、ジェイソン達に協力することにした。さらに、マーティーのことを嫌っている者達を集めた。皆で協力してマーティーを懲らしめることにした。

第4段階・仕返し。マーティーを車に乗せて振り回し、砂漠へと放置した。そして、ヘリコプターで迎えに行き、上空で故障を装った。スタントマンのスタッフは、マーティーを抱えて飛び降りた。ヘリコプターには別のスタッフが隠れており、すかさず操縦席に移った。

ジェイソンはマーティーのぬいぐるみを持って彼の前に現れ、カイリーと逃げた。マーティーは妨害に遭いながらも必死に追いかけ、猿を取り戻した。そして、作品を盗んだことを叫び、何があっても真実は明かさないと伝えた。その様子は12台ものビデオカメラで撮られており、マスコミ、ダンカン、ジェイソンの両親も見ていた。ジェイソンはマーティーを見て、真実は価値があると学んだ。父はジェイソンと和解し、彼のことを抱き締めた。

モンティが脚本・制作を担当し、主演をフランクが務めたジェイソン原作の映画が公開された。ジェイソン達は皆で映画の完成を喜んだ。

映画『ビッグ・ライアー』の感想・評価・レビュー

中学生の男の子達が仕返しをしようと頑張るため、子供独特のテンションの高さがおもしろい作品だった。特にカイリーを演じたアマンダ・バインズが可愛くて、クルクルと変わる表情は見ていて飽きなかった。嘘吐きのジェイソンが嘘吐きのマーティーと出会ったことで、心をきちんと入れ替える物語になっていたところが良かったと思う。きっとこの作品を見た子供も、「真実」の大切さに気づくのではないだろうか。親子で一緒に楽しめる作品だと思う。(MIHOシネマ編集部)

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