映画『DENGEKI 電撃』の概要:2001年制作のアメリカのアクション映画(原題:Exit Wounds)。人気アクション俳優のスティーブン・セガール主演の全米ヒット作品である。アクションにミステリー要素がある映画。
映画『DENGEKI 電撃』 作品情報
- 製作年:2001年
- 上映時間:101分
- ジャンル:アクション
- 監督:アンジェイ・バートコウィアク
- キャスト:スティーヴン・セガール、DMX、イザイア・ワシントン、マイケル・ジェイ・ホワイト etc
映画『DENGEKI 電撃』 評価
- 点数:65点/100点
- オススメ度:★★★☆☆
- ストーリー:★★★☆☆
- キャスト起用:★★★☆☆
- 映像技術:★★★☆☆
- 演出:★★★☆☆
- 設定:★★★☆☆
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映画『DENGEKI 電撃』 あらすじ(ストーリー解説)
映画『DENGEKI 電撃』のあらすじを紹介します。
熱血刑事でやりすぎる癖があるボイド(スティーブン・セガール)。
いつも彼に悩まされている上司のヒンジスは15分署へ彼を左遷する。
そこは犯罪地帯と呼ばれるあれた場所であった。
ここに異動してすぐ麻薬の密売現場にいた男を逮捕した。
じかし彼は実は囮捜査の刑事であった、このミスで交通課に異動させられてしまうボイド。
そんな中新たな事件が発生。
警察の保管庫にあったヘロインが何者かに盗まれるというものだった。
ボイドは真相を突き止めるも、犯人はボイドの親友のフランクだったということが判明してしまう。
このことで怒りが抑えられなくなったボイドは、同僚の力を借りてフランクとその密売組織を追い詰める。
そして自分の思いをぶつけて事件を解決に導くのだった。
映画『DENGEKI 電撃』 感想・評価・レビュー(ネタバレ)
映画『DENGEKI 電撃』について、感想・レビュー・解説・考察です。※ネタバレ含む
いつものセガールとは一味違う
いつもの沈黙シリーズでみるような彼とはまた違う魅力がある映画。
内容もきちんとしていたし、これでもかというアクション押しでも無かった。
大体もうそのくらいにして欲しいと思うほど素手で闘う彼だが、今回は素手と武器を上手く使い見やすいものに作られていた。
特に何の期待もせず鑑賞するのがオススメ。
思わず最後まで釘付けになる自分がいるころに気がついてしまうはず。
サブ役に注目
サブ役といってもパッケージにはきちんと載っているDMX。
この男が非常に格好良いのである。
本業はラッパーであるが映画にもチョコチョコ出演している。
この手のジャンルの映画が多いがこれが意外と良い味を出しているのである。
本作品も彼との掛け合いも見もの。
ぜひ注目して欲しい俳優である。
セガール映画で彼以外の人間が活躍しているという数少ない映画の1つである。
セガール映画はなぜこんなにも許せてしまうのか?
個人的な意見としては映画としては好きではないし、セガールもそんなに好きでもない。
しかし放映していれば見てしまうし、これといって嫌悪感も抱かない。
本作品もそこまで面白いかと言われると派手なアクションシーンが多いセガールの映画というだけである。
それなのに世間の評価は甘く、予算をかけているほど緻密な映画に作りこまれているわけではないことも格別気にしないのである。
恐るべしセガール。
どこに彼の魅力がそんなに詰まっているのか。
この謎は女性からすると昔から解決できないブラックホールのようなものであり、今後ももしかしたら理解に苦しむ難問であるかもしれない。
可もなく不可もなくの娯楽作品としては良いのかもしれないが。
スティーブン・セガールが好きなら間違いなく楽しめる今作。いつものゴリゴリのアクションではなく、サスペンス要素もあるのでひと味違うセガールを楽しめました。
おとり捜査官を熱血漢の新入りが逮捕してしまう展開はよくありますが、あからさまに強い見た目のセガールがそれをやるとちょっと可愛く見えてしまいました。要するに、セガールだから何をやっても許される作品です。他のキャストが演じてもつまらないストーリーになってしまうでしょう。
アクション全開ではありませんが、無敵のセガールを見られる面白い作品です。(女性 30代)
映画『DENGEKI 電撃』 まとめ
面白いという感覚は人それぞれ違う。
アクション映画が好きな人にはセガール映画は最高であろう。
しかし普段から大して激しいアクションシーンの映画が好きではない人間にとって、どこに魅力を感じたら良いのかわからない作品というのは数多く存在する。
しかしセガール映画というのはただのアクション映画に分類されない。
なぜだろう、彼の映画はセガール映画というジャンルを確立してしまっているのである。
内容もこれといってあるわけでもなく、派手なアクションが売りだけの映画。
そう思っても見ると最後まで見てしまうし、やっぱりそれなりに面白いと思ってしまう。
これはこれで凄い。
もはや鑑賞者の好き嫌いを超越させてしまうほどなのか。
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