12000作品を紹介!あなたの映画図書館『MIHOシネマ』
スポンサーリンク

映画『Kids Return キッズ・リターン』あらすじとネタバレ感想

スポンサーリンク

この記事では、映画『Kids Return キッズ・リターン』のあらすじをネタバレありで解説しています。また、累計10,000本以上の映画を見てきた映画愛好家が、映画『Kids Return キッズ・リターン』を見た人におすすめの映画5選も紹介しています。

この記事でわかること
  • 『Kids Return キッズ・リターン』の結末までのストーリー
  • 『Kids Return キッズ・リターン』を見た感想・レビュー
  • 『Kids Return キッズ・リターン』を見た人におすすめの映画5選

映画『Kids Return キッズ・リターン』 作品情報

Kids Return キッズ・リターン

  • 製作年:1996年
  • 上映時間:108分
  • ジャンル:青春
  • 監督:北野武
  • キャスト:金子賢、安藤政信、森本レオ、山谷初男 etc

映画『Kids Return キッズ・リターン』 評価

  • 点数:90点/100点
  • オススメ度:★★★★☆
  • ストーリー:★★★★★
  • キャスト起用:★★★★☆
  • 映像技術:★★★★☆
  • 演出:★★★★★
  • 設定:★★★★☆

[miho21]

映画『Kids Return キッズ・リターン』 あらすじ(ストーリー解説)

映画『Kids Return キッズ・リターン』のあらすじを紹介します。

授業をサボっては悪さばかりし、受験シーズンだというのにフラフラと遊んでばかりのマサルとシンジ。
ある日、カツアゲした相手の仲間でボクシング経験者からやり返されたのをきっかけに、マサルはボクシングジムに通い始める。
マサルに誘われるがままジムに入ったシンジだったが、彼は才能を開花させ、自分に才能がない事を悟ったマサルはボクシングをやめてしまう。

ボクシングを続けていたシンジは、音信不通になっていたマサルと偶然再会する。
だがマサルはヤクザの使いっぱしりをしており、2人は気まずい雰囲気のまま別れてしまう。

高校の同級生たちが卒業後、就職して世間の厳しさを知り、それぞれの道を歩き始めた頃、シンジにプロデビューの話が持ち上がる。
快進撃を続けるシンジのトレーニング中、ジムにマサルが訪ねてくる。
ヤクザの世界で成り上がっていたマサルは、シンジがチャンピオンに、マサルが組長になったらまた会おうと約束をする。

しかし、ジムの先輩ハヤシが、将来有望な新人マサルに悪知恵を教え込んでいく。
ハヤシに唆されて楽に減量しようとしたシンジは、大切な試合でボロ負けしてしまう。
一方のマサルも組長が暗殺され、会長に対して生意気な口をきいたという理由で、兄貴分からリンチを受けてしまう。

映画『Kids Return キッズ・リターン』 感想・評価・レビュー(ネタバレ)

映画『Kids Return キッズ・リターン』について、感想・レビュー・解説・考察です。※ネタバレ含む

キャラクターたちの関係のバランスが丁度良い

思春期にありがちな教師や大人への反抗心を前半で表現し、後半では大人になった少年たちが、会社や組織の中で上手くできないながらも必死に生きていく様子を描いた作品。

ボクシングの才能はあるもののマサルの弟分という枠から出たがらず、マサルと別の道を進むようになってからは年齢差があるジムの先輩のハヤシと一緒に行動したがるという、一人で行動するよりも群れていたいシンジのキャラクターがしっかりと作られている。
マサルが学校に来なければ表立った悪さをすることもなく、屋上でひとり時間を潰したり、同級生に”金魚の糞”とからかわれるシーンにも、シンジらしさが映し出されている。
彼を先導して行動するマサルは、何に対しても諦めが早く、飄々としているがどこか冷めた人間性が伺える。

悪い道へ引っ張り込もうとする先輩や一緒に会社を辞めようという同僚、厳しい言葉を使い慣れてしまった教師や上司など、大人になるにつれて失われていく心の中の大切なものを捕まえておくか手放すかは自分次第、というメッセージを感じる作品でもある。

シンプルなストーリーだが少年たちの成長と挫折の描き方が絶妙

1996年の映画だから仕方が無いが、衣装のセンスには驚きを隠せない。
ヤクザの世界で成長したマサルの白いスーツ姿には度肝を抜かれるし、シンジのデビュー戦の控え室に他のボクサーが招待していた女性の派手な柄のスーツ姿も、近年では売っているか怪しいものだ。

マサルとシンジの成長していく姿だけでなく、同じ学校で漫才師を目指していた2人組のその後や、喫茶店の娘に恋をしていた男子のその後の姿が度々映し出される。
しかしその度にストーリーが横に逸れ、ワンテンポずれてしまう感覚を覚える。
淡々と進むストーリー構成であり、卒業後のほかの人物の暮らしを描くという設定は良いが、喫茶店の娘と結婚した少年の運転するタクシーがどうなったのか、全くの謎のまま終わってしまうのはサブキャラクターの最後にしては厄介だ。

2人乗りの自転車で「俺たちはもう終わったのか」と寂しげに言うシンジに対し、「まだ始まってもいない」と告げるマサルの姿は印象的なラストシーンで、言葉の意味は”取り方次第”になっているが、心に響くものがある。


学生時代は、学校や教師、親のしがらみから早く解かれたくて大人になるのが待ち遠しかったですが、実際に社会人になってみると、あの頃は楽しかったな、良かったなと思ってしまいませんか?
今作では、まさに大人になろうともがいていたガキが、成長してもなお、壁にぶち当たっている姿を描いていて、シンジとマサルの不器用だけど熱い絆にグッとくるものがありました。
どんな世界でも悩んだり苦しんだりするのは当たり前のことで、それでも良いんだと勇気をくれるような作品でした。(女性 30代)


北野武監督の青春映画として有名ですが、想像以上に切ない物語でした。マサルとシンジの二人が学校を辞めてそれぞれ違う道へ進んでいく展開は、若さゆえの勢いと危うさを感じます。ボクシングで才能を見せるシンジと、ヤクザの世界で成り上がろうとするマサル。しかしどちらも結局は挫折してしまい、夢のようだった時間が崩れていくのが印象的でした。最後に二人が自転車に乗りながら「まだ始まっちゃいねえよ」と笑う場面は、本当に心に残ります。青春の終わりと再出発を描いた名作だと思いました。(20代 男性)


若者の無鉄砲さと現実の厳しさを静かに描いた映画だと感じました。マサルは勢いでヤクザの世界に入り、シンジはボクシングで成功しそうになりますが、どちらも長くは続きません。若い頃の選択がいかに危ういものかがよく伝わってきます。特にシンジがボクシングで挫折するシーンは胸が痛くなりました。最後に二人が再会し、また笑い合うラストはとても印象的です。人生は思い通りにはいかないけれど、まだやり直せるという希望を感じました。(30代 女性)


青春映画として非常にリアルな作品だと思いました。マサルとシンジは最初ただの問題児ですが、それぞれ自分の居場所を見つけようとします。シンジはボクシングで成功しかけるのに、油断や慢心によって挫折してしまうのが印象的でした。一方のマサルもヤクザの世界で調子に乗り、結局は転落してしまいます。二人とも成功と失敗を経験しながら、最後にはまた同じ場所に戻ってくる構造がとても良かったです。青春の苦さを描いた作品でした。(40代 男性)


派手な事件があるわけではないのに、観終わった後に強く心に残る映画でした。マサルとシンジは若さゆえに無謀な選択をしますが、その結果として現実の厳しさを知ることになります。シンジがボクシングの世界で挫折する展開は本当に切なく感じました。成功しかけた夢が崩れる瞬間の描写がとてもリアルです。最後に二人が自転車で走りながら会話するシーンは希望があり、人生はまだ続いていくのだと感じさせてくれました。(40代 女性)


北野武監督の作品の中でも特に青春の苦さを感じる映画でした。マサルとシンジは学校を辞めてそれぞれの道に進みますが、どちらも長くは続きません。特にシンジがボクシングで成功しかけたのに挫折する流れはとてもリアルでした。マサルもヤクザの世界で調子に乗り、結局は居場所を失ってしまいます。しかし最後に二人が再会する場面には不思議と希望がありました。失敗しても人生は終わらないというメッセージが伝わってきます。(30代 男性)


若い頃の無鉄砲さと挫折を描いた作品で、とても共感しました。マサルは勢いだけでヤクザの世界に入り、シンジはボクシングで成功を夢見ますが、どちらも長続きしません。人生の厳しさを知る過程がとてもリアルに描かれていると思いました。特にシンジが負け続けてしまうシーンは胸が痛くなります。最後に二人が再び笑いながら話す場面は、失敗してもまた始められるという希望を感じました。静かながら強い余韻が残る映画です。(50代 男性)


青春の苦い現実を描いた映画だと感じました。マサルとシンジは学校では問題児ですが、それぞれ夢を見て新しい道へ進みます。しかし成功しかけても長くは続かず、現実の壁にぶつかってしまいます。特にシンジのボクシングの挫折はとても印象的でした。若い頃は何でもできるように思えても、現実は簡単ではないことが伝わってきます。最後の自転車のシーンはとても印象的で、二人の未来に少しだけ希望を感じました。(20代 女性)


シンプルなストーリーなのに、なぜか強く心に残る映画でした。マサルとシンジは無鉄砲で、どこか危うい若者として描かれています。ボクシングで成功しそうだったシンジが転落していく展開は、とても現実的でした。マサルもヤクザの世界で一時は調子に乗りますが、結局は同じように失敗します。二人とも夢を失いますが、最後に再会して笑う姿が印象的でした。青春の終わりと新しい始まりを感じさせる映画です。(30代 女性)


北野武監督の青春映画として非常に印象に残る作品でした。マサルとシンジの関係はシンプルですが、二人がそれぞれ違う道で挫折していく過程がリアルです。シンジのボクシングの成功と転落は特に印象的でした。夢を追うことの難しさと、若さゆえの慢心がよく描かれています。最後の「まだ始まっちゃいねえよ」というセリフは、この映画のすべてを象徴しているように感じました。青春映画の名作だと思います。(50代 女性)

映画『Kids Return キッズ・リターン』を見た人におすすめの映画5選

累計10,000本以上の映画を見てきた映画愛好家が、映画『Kids Return キッズ・リターン』を見た人におすすめの映画5選を紹介します。

ソナチネ

この映画を一言で表すと?

暴力の世界に生きる男たちの虚無と孤独を描いた、静かで切ない北野武の名作。

どんな話?

ヤクザとして生きてきた主人公の村川は、沖縄で起きた抗争の処理を任され現地へ向かいます。しかしそこで待っていたのは予想外の事態でした。命の危険と隣り合わせの状況の中、仲間たちと海辺で過ごす奇妙な日常が続きます。暴力の世界に身を置く男たちの虚しさと、人生の行き場のなさが静かに描かれていく物語です。

ここがおすすめ!

北野武監督らしい静かな演出と独特の空気感が魅力の作品です。激しい暴力の描写よりも、人物の孤独や虚無感が印象的に描かれており、観る者に強い余韻を残します。青春の終わりや人生の行き場をテーマにした作品が好きな人には特におすすめです。

GO

この映画を一言で表すと?

若者の葛藤と恋を力強く描いた青春ドラマ。

どんな話?

在日韓国人の高校生である主人公は、自分のルーツと社会の偏見の間で葛藤しながら生きています。そんな中で出会った日本人の少女に恋をしたことから、彼の人生は少しずつ変わり始めます。自分は何者なのか、どこに居場所があるのかという問いと向き合う青春の物語です。

ここがおすすめ!

エネルギーあふれる演出とリアルな青春の感情が魅力です。若者の怒りや迷い、そして希望がまっすぐに描かれており、観る人の心を強く揺さぶります。青春映画として非常に完成度が高く、若者の葛藤を描いた作品が好きな人にはおすすめです。

青い春

この映画を一言で表すと?

不良高校生たちの危うい青春を描いた、衝撃的な青春映画。

どんな話?

問題児ばかりが集まる男子高校を舞台に、生徒たちは暴力や無気力に満ちた日常を送っています。学校では屋上からの危険な遊びを通して力関係が決まり、彼らの世界には将来への希望が見えません。それでも彼らは、自分の存在を確かめるように毎日を過ごしています。

ここがおすすめ!

荒々しくもリアルな青春の空気が強く伝わる作品です。将来が見えない若者たちの焦りや不安が印象的に描かれており、独特の世界観に引き込まれます。青春の苦さや虚しさを描いた映画が好きな人には特におすすめです。

スタンド・バイ・ミー

この映画を一言で表すと?

少年たちの冒険を通して成長を描く永遠の青春映画。

どんな話?

小さな町に住む少年たちは、行方不明になった少年の遺体を探すため旅に出ます。線路を歩きながら進む冒険の中で、彼らは友情を深め、自分たちの将来について考えるようになります。短い旅の中で少年たちは少しずつ成長していきます。

ここがおすすめ!

少年たちの友情と成長が温かく描かれている名作です。シンプルな物語ながら、人生の大切な瞬間が丁寧に表現されています。青春の儚さや友情の尊さを感じられる作品で、多くの人の心に残る映画です。

ちはやふる 上の句

この映画を一言で表すと?

夢に向かって走る若者たちの情熱を描いた青春映画。

どんな話?

主人公の千早は、幼い頃に出会った友人の影響で競技かるたの世界に魅了されます。高校で競技かるた部を作り、仲間たちと共に全国大会を目指すことになります。仲間との絆やライバルとの出会いを通して、彼女たちは成長していきます。

ここがおすすめ!

青春の熱さと仲間との絆が丁寧に描かれている作品です。競技かるたという独特の題材ながら、誰でも共感できる青春ドラマになっています。夢に向かって努力する姿に元気をもらえる映画です。

この記事の編集者
影山みほ

当サイト『MIHOシネマ』の編集長。累計10,000本以上の映画を見てきた映画愛好家です。多数のメディア掲載実績やテレビ番組とのタイアップ実績があります。平素より映画監督、俳優、映画配給会社、映画宣伝会社などとお取引をさせていただいており、映画情報の発信および映画作品・映画イベント等の紹介やPRをさせていただいております。

影山みほをフォローする
青春映画

みんなの感想・レビュー