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映画『ドラゴンボール超 ブロリー』のネタバレあらすじ結末と感想

映画『ドラゴンボール超 ブロリー』の概要:かつて戦闘民族サイヤ人の住む惑星・ベジータで、あまりにも強大な力を持って生まれた者がいた。力を疎まれて辺境の星に飛ばされた最強の戦士が、悪のカリスマによって能力を見出され、地球へと襲来する。

映画『ドラゴンボール超 ブロリー』の作品情報

ドラゴンボール超 ブロリー

製作年:2018年
上映時間:100分
ジャンル:アクション、アニメ
監督:長峯達也
キャスト:野沢雅子、堀川りょう、中尾隆聖、島田敏 etc

映画『ドラゴンボール超 ブロリー』の登場人物(キャスト)

孫悟空 / カカロット(野沢雅子)
惑星ベジータで生まれ、地球で育ったサイヤ人。性格は比較的穏やかだが、猛者との戦いで強くなっていくことを生き甲斐にしている。
ベジータ(堀川りょう)
滅亡した惑星ベジータの王子。クールでプライドが高い。妻のブルマを大切にしている。
ブロリー(島田敏)
あまりに強大な力を持つために辺境の星に送られたサイヤ人。普段はおとなしく心優しいが、戦いのなかで我を忘れてしまうことがある。
パラガス(宝亀克寿)
ブロリーの父親。息子を辺境の星に送った先代のベジータ王を恨んでいる。
フリーザ(中尾隆聖)
惑星ベジータをはじめ、数々の星を制圧し手中に置いていた冷酷な悪の宇宙人。ブロリーの力に目をつける。
ブルマ(久川綾)
ベジータの妻で地球人。発明家。ドラゴンボールを集めていた。
バーダック(野沢雅子)
悟空の父親。フリーザの思惑に気付き、息子の命を守ろうとする。
ピッコロ(古川登志夫)
ナメック星人で、現在は悟空たちの仲間。悟空とベジータのフュージョンに協力してくれる。
チライ(水樹奈々)
盗みをはたらいて銀河パトロールに追われ、フリーザ軍に加入した宇宙人の女の子。
レモ(杉田智和)
長年フリーザ軍にいる老人で、戦力になる者を探す任務でチライとコンビを組んでいる。

映画『ドラゴンボール超 ブロリー』のネタバレあらすじ(ストーリー解説)

映画『ドラゴンボール超 ブロリー』のストーリー(あらすじ)を結末・ラストまでわかりやすく簡単に解説しています。この先、ネタバレを含んでいるためご注意ください。

映画『ドラゴンボール超 ブロリー』のあらすじ【起】

今から41年前、惑星ベジータの支配者・コルド大王からその息子・フリーザに実権が移った。

フリーザの有能さと冷酷さを見せられて荒れているベジータ王が保育カプセルの息子を見に行くと、特別カプセルの中に見慣れぬ子供がいた。聞けばパラガス大佐の息子・ブロリーで、突然変異にも近い強大な潜在能力を持つという。

過去最高の潜在能力と言われた息子を上回ると聞き、ベジータ王は激怒。怒りに任せて数値を計測しようとしたところ、驚いて泣き出したブロリーの潜在能力をスカウターは計測できず、故障した。

ベジータ王はブロリーをポッドに乗せ、辺境の星バンパに飛ばしてしまう。パラガスはすぐにバンパへと向かい、ブロリーを最強の戦士に育てあげてベジータ王へ復讐すると誓うのだった。

一方でフリーザは、散り散りになっているサイヤ人を惑星ベジータに戻していた。指示を不審に思ったバーダックは、息子・カカロットを保育カプセルから出し、地球へ飛ばす。案の定、フリーザはサイヤ人を惑星ベジータごと消し飛ばし、星にいた者はバーダックを含め、一人残らず消滅した。

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映画『ドラゴンボール超 ブロリー』のあらすじ【承】

時は流れて現在、地球。バカンス中のブルマの元に、集めていたドラゴンボール6つがフリーザ軍に盗まれたという報せが入る。ブルマは、足りない1つを探しに氷の大陸へ行くはずと予測。悟空、ベジータらと共に自らも向かった。

宇宙では、フリーザ軍の新たな戦力を探していたチライとレモがバンパからの救難信号をキャッチしていた。絶滅したはずのサイヤ人と遭遇した上に、ブロリーの戦闘力がスカウターの数値を振り切り、腰を抜かすレモ。ブロリーとパラガスを乗せ、2人の船はフリーザ軍の元へ帰還した。

フリーザの船でシャワーを浴びた後、酔っ払ったフリーザの部下からチライとレモを守ろうとして、ブロリーは暴走しかけてしまう。パラガスが首輪に電流を流して止めるものの、やりすぎだと感じたチライは制御のリモコンを盗む。

ベジータ王の息子が生きていると聞かされたパラガスは一層復讐心を募らせ、新たな戦力を手に入れたフリーザは悟空たちと戦うため地球を目指した。

映画『ドラゴンボール超 ブロリー』のあらすじ【転】

氷の大陸へと降り立ったフリーザ一行を出迎える悟空たち。フリーザ以外にも何かとんでもない存在がいると気付いて身構える悟空とベジータの前に、ブロリーが姿を現した。

パラガスの合図でベジータに飛びかかるブロリー。大ぶりな攻撃を受け、かわしながら相手をしていたベジータだったが、ブロリーは異常な速度で学習し、戦いながら成長し始める。ブロリーの急激な成長に対応しようと、ベジータは超サイヤ人へと変身した。

初めて見る変身に一瞬たじろぐブロリーだったが、すぐにまた成長し、超サイヤ人の戦闘力も超えてくる。負けじとベジータも、超サイヤ人神(ゴッド)へ変身する。ベジータを相手に一進一退の激しい攻防を繰り広げるブロリーに対し、自分とも戦うように悟空が声をかけた。

しかし、悟空の2段階の変身もブロリーには歯が立たず、ともに窮地に立たされる。神状態のままで超サイヤ人化する3段階目の変身を行うことでなんとか互角にやり合うものの、地は裂け、地中からマグマが噴き出した。

映画『ドラゴンボール超 ブロリー』の結末・ラスト(ネタバレ)

ブロリーの更なる力を見たいフリーザは、制御できない息子に怯えるパラガスを殺害。死んだ父親を見てパニックになったブロリーはフリーザの思惑通り、悲しみから超サイヤ人へと覚醒してしまった。

悟空とベジータはブロリーを誘導し、攻撃の的をフリーザにすることに成功。その隙にピッコロの元に瞬間移動してフュージョンで合体、パワーアップした姿「ゴジータ」になった。その間フリーザはなんとか応戦していたものの、力及ばずサンドバッグ状態になっていた。

異次元の戦いが続いたが、やがてブロリーは劣勢に立たされ始める。休む間もなく繰り出されるゴジータの技に、このままではブロリーが殺されてしまうと悟ったチライとレモは、フリーザ軍からドラゴンボールを奪取。「ブロリーを元いた星に返して」と伝える。まさにとどめを刺されようとしていたブロリーは、その瞬間バンパへ送り返されたのだった。

ブロリーを追ってバンパへやってきたチライとレモ。そこへ悟空が訪ねて来る。住居や食糧を提供していく悟空を警戒する2人。

強い奴に死なれちゃ勿体ない、また戦いたいという悟空に、ブロリーは小さく笑みを浮かべる。悟空は自分の地球での名前、サイヤ人としての名前を両方伝えると、瞬間移動で地球へと戻っていった。

映画『ドラゴンボール超 ブロリー』の感想・評価・レビュー

後半ほぼすべてを占める怒濤のバトルシーンに度肝を抜かれる、国民的アニメのヒット作。長尺でも飽きさせない斬新さと迫力を兼ね備えている。 独特の戦闘BGMによる盛り上がりも熱い。

最低限のストーリーのなかにも、最強の敵・ブロリーとその味方のチライたち、悟空たち主人公、悪のカリスマ・フリーザ、それぞれの魅力が伝わるバランス感覚が絶妙。とくに強さの描写では、どちらの力が今どのくらい上回っているのか、シーンごとに非常に繊細に描かれている。(MIHOシネマ編集部)


ドラゴンボール、大好きなんですよね。漫画は単行本と完全版両方揃えて、紙がバリバリになるまで読んだくらい。アニメシリーズはこの「超」が放送されている時にはもう20代半ば。それでも日曜日の朝観ちゃうんです。それくらい人の心を掴んで離さないドラゴンボール。このブロリー編、めちゃくちゃ期待していて公開初日に劇場で鑑賞しました。
まず、開始5分で大号泣。最初に描かれていたのが鳥山明先生の「銀河パトロール ジャコ」の巻末に外伝のような感じで描かれていた、ブロリーの誕生秘話なんです。あの感動のストーリーが、まさかここで、このタイミングで映像化されるなんて。
とにかく、たまらなく最高な作品です。(女性 30代)

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