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映画『オールウェイズ』のネタバレあらすじ結末と感想。無料視聴できる動画配信は?

映画『オールウェイズ』の概要:スティーブン・スピルバーグ監督のラブストーリー。山火事の消火隊員のピートが、事故で亡くなってしまう。守護霊として、地上に舞い降りたピートとその恋人ドリンダとの切ない恋物語を描いた作品。オードリー・ヘプバーンの遺作としても知られている。

映画『オールウェイズ』の作品情報

オールウェイズ

製作年:1989年
上映時間:123分
ジャンル:ラブストーリー
監督:スティーヴン・スピルバーグ
キャスト:リチャード・ドレイファス、ホリー・ハンター、ジョン・グッドマン、ブラッド・ジョンソン etc

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映画『オールウェイズ』の登場人物(キャスト)

ピート(リチャード・ドレイファス)
森林火災の消火隊で、天性のコントロール能力を持った飛行機乗り。無理な飛行でいつも周りに心配をかけるが、成功するので人気者。しかし、同僚で仲良しのアルを助けて死んでしまう。
ドリンダ(ホリー・ハンター)
ピートの恋人。無茶な飛行をするピートに、その仕事を引退してほしいと願う。悪夢を見るほど、ピートのことを心配している。
アル(ジョン・グッドマン)
ピートの同僚で、同じ飛行機乗り。太った見た目とお茶目な性格でみんなのムードメーカー。
テッド(ブラッド・ジョンソン)
ドリンダに一目惚れする。ピートたちを見て、自分も飛行機乗りになりたいと思う。スマートな見た目と優しい性格で女性に人気。

映画『オールウェイズ』のネタバレあらすじ(ストーリー解説)

映画『オールウェイズ』のストーリー(あらすじ)を結末・ラストまでわかりやすく簡単に解説しています。この先、ネタバレを含んでいるためご注意ください。

映画『オールウェイズ』のあらすじ【起】

消火隊のピートは、山火事の火を消しに行くため、飛行機を操縦する。無茶な飛行を繰り返すピートに、恋人のドリンダはハラハラする。燃料ギリギリの危ないところを無事に戻ってきて、ピートは皆に拍手で迎えられる。ドリンダはピートを怒る。しかしピートは気にもしない様子で彼女とじゃれ合って楽しむ。するとドリンダも笑顔になる。

ピートはその夜ドリンダの誕生日を祝う。靴とドレスをプレゼントされ、ドリンダは大喜びする。着替えてきたドリンダはいつもと違った雰囲気で美しく、消火隊員全員が見とれてしまう。そんな彼女はピートの元へまっすぐに行き、愛していると言ってと頼むのであった。恥ずかしがるピートは、ドリンダとダンスを踊る。二人の思い出の曲を演奏してもらい、とっても盛り上がる。

その後、一緒に寝ていたピートとドリンダだったが、悪夢にうなされたドリンダに気がつきピートが起きる。すぐにドリンダも目覚める。ドリンダはピートの無茶な飛行で命を落とすのではないかと心配し、毎晩悪夢にうなされていたのだ。ドリンダは、ピートに今の仕事を辞めて教官として安全に生きようと提案する。最初は嫌がったピートだったが、彼女がそうでないと別れると言うので、その提案を受け入れることとする。大喜びするドリンダであった。

しかし、その直後、ピートの電話が鳴り、また山火事が発生したので消火しに行かなければならないと言われる。ピートとドリンダは互いに愛していると言い、そのままピートは飛行機に乗って飛んでいく。

ピートの同僚のアルの飛行機に火が付く。ピートはアルの飛行機の火を消すため、無茶をする。アルは助かるが、ピートは命を落としてしまう。

映画『オールウェイズ』のあらすじ【承】

ピートは天国で目覚める。そこで天使に出会う。今度はあなたが彼らに与える番なのよと言われ、ピートは地上へ守護霊として舞い戻る。ピートは人には見えず、ピートが考えたことを人々は自分の考えのように思い込むそう。

ピートは若いテッドという男性に付いていく。彼は所長となったアルに、消火隊員として訓練してほしいとお願いする。アルの心を操って、ピートはテッドを消火隊の訓練員として合格させる。そして、テッドはピートの影の指導のもと、飛行機の操縦を覚えていく。

その頃ドリンダは、ピートの死のショックから一年経つが、彼を忘れられず塞ぎ込んでいた。そこへアルがやってきて、このままじゃピートが悲しむぞと言って、彼女を訓練場へ連れていく。

テッドは、実は一年前にドリンダとピートを見かけて、その幸せそうな笑みの彼女に片想いをしていた。テッドは思い切って、訓練場に来ていた彼女に話しかける。テッドの笑い方にピートを重ねたドリンダは、彼に親近感を抱く。ピートもテッドに付いて行って、ドリンダに話しかけるが、彼女はピートには気がつかない。

消火訓練の後、アルの計らいで、ドリンダとテッドは一緒に車で帰宅することとなる。二人の距離が縮まる様子を近くで見ているピートは気が気でない。

テッドは、目の前を走る子どもたちの送り迎えのバスがよろよろと走っているのに気が付く。バスが止まったと思うと、ドアから心臓発作を起こした運転手が出てきた。テッドは彼の心臓マッサージをしながら、心配しないように子供達に話しかけ続ける。そんな彼の姿を見たドリンダは、少しずつ彼に好意を持つようになる。そして運転手は危機一髪命が助かるのであった。

映画『オールウェイズ』のあらすじ【転】

ドリンダの家でテッドは食事をすることとなる。ドリンダは料理ができないのに、一生懸命頑張って準備をする。その様子を見たピートは気に食わない。テッドは喜ぶ。ドリンダは、テッドにずっとピートの話を聞かせる。しかし、だんだん表情が沈んでいくドリンダだった。彼は笑顔で聞いていたが、耐えられなくなり、ドリンダにダンスを踊ろうと提案する。二人は音楽に合わせてダンスを踊り、そしてキスをする。しかし、音楽がピートとの思い出の曲に変わってしまい、ドリンダはまたにしましょうとテッドに言う。テッドが帰ると、ドリンダは思い出の曲に合わせてダンスを踊るのであった。ピートもそれをそばで見て、胸が張り裂けそうになる。

ピートはまた、天国へ戻される。天使に、自分の人生はもう生きたのだから、その気持ちを次へ渡さないといけないと言われる。そうすればピートもドリンダも自由になれるのだと言う。自由は人に与えて、やっと手に入るのだ。ピートは何よりもドリンダの幸せを願うことに気が付く。

映画『オールウェイズ』の結末・ラスト(ネタバレ)

また山火事が起きる。テッドはピートのように無茶な作戦で火を消しに行こうと考える。そこへドリンダがやってくる。ドリンダは一人で無謀にも飛行機に乗り、ピートのように消火へ向かうのであった。そのドリンダの飛行機にピートも乗り込む。ピートは、ドリンダに陰で消火の指示を出して、消火を成功させる。ドリンダは火を消し終わった後、空の星が美しいことに気が付く。ピートの感覚を肌で感じられたのだ。ピートは、決して聞こえないが、ドリンダに愛していると伝える。

その直後、ドリンダの乗った飛行機は、燃油が足りず、水の上へ緊急着陸しなければいけなくなる。ピートは彼女の着陸を助けて、生きて皆の元へ返す。ピートは、ドリンダに俺から離れろ、俺は君の心から離れると言って、テッドの元へ向かわせるのであった。

ドリンダはテッドや皆に抱きかかえられ、新しい幸せを見つける。ピートもやっと自由になれるのであった。

映画『オールウェイズ』の感想・評価・レビュー

ピートが守護霊となって地上にやってきて、ブレンダとテッドの恋を見守るシーンが辛く悲しかった。しかし、彼女の幸せのために、彼女を自由にするピートに本当の愛と優しさを感じた。恋人を亡くして前に進めずにいる人がこの作品を観たら、次に進んでも良いのだと思えて希望が持てるのではないかと思う。その恋人は、きっとピートのように、幸せを心から願ってくれているだろう。(MIHOシネマ編集部)


大好きな人が突然死んでしまったら…。考えただけで胸が苦しくなりますが、この作品を見ると悲しくて苦しいのは自分だけでは無いと感じます。
主人公のピートは敏腕パイロット。彼女のドリンドは無茶な操縦をする彼をいつも心配していましたが、ついにその心配が現実のものになってしまいます。
彼を亡くして悲しみにくれるドリンド。しかし、ピートは「守護霊」となり彼女を見守っていました。
彼女にもう触れられない悲しみ、守ってあげられない辛さを感じ、とても切なくなりますが同時に「人の温かみ」も感じることが出来る作品です。(女性 30代)

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