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映画『ブリッツ』あらすじとネタバレ感想。無料視聴できる動画配信は?

映画『ブリッツ』の概要:2011年に公開されたイギリスのアクション映画。主演はジェイソン・ステイサム、監督はエリオット・レスター。連続警官殺しの犯人「ブリッツ」を、暴力警官ブラントとゲイ警官ナッシュのコンビが追う。

映画『ブリッツ』 作品情報

ブリッツ

  • 製作年:2011年
  • 上映時間:97分
  • ジャンル:アクション
  • 監督:エリオット・レスター
  • キャスト:ジェイソン・ステイサム、パディ・コンシダイン、エイダン・ギレン、ゾウイ・アシュトン etc

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映画『ブリッツ』 評価

  • 点数:65点/100点
  • オススメ度:★★★☆☆
  • ストーリー:★★★☆☆
  • キャスト起用:★★★★☆
  • 映像技術:★★★☆☆
  • 演出:★★★★☆
  • 設定:★★★★☆

映画『ブリッツ』 あらすじ(ストーリー解説)

映画『ブリッツ』のあらすじを紹介します。

問題ばかり起こしている警官ブラントは、謹慎中に同じ管轄の警官が殺害された事件の捜査に駆り出される。
必死の捜査をあざ笑うかのように、再び警官殺し事件が起こる。
新聞記者に「あと8人警官を殺す」と予告してきた犯人だが、その正体は一向に掴めなかった。

移動してきたばかりのナッシュは、捜査官としての腕は優秀だが同性愛者であることで他の警官から見下されていた。
ふとしたきっかけで捜査を共にするようになったブラントとナッシュは、情報屋から仕入れた犯人候補の自宅に向かうが、彼はかつてブラントが捜査中に暴力を働いて怪我をさせたバリー・ワイスだった。
やがてブラントの友人でもあったロバート警部が無残な遺体となって発見され、犯人は接触を続けている新聞記者に「ブリッツ」と名乗った。

ブラントを目の敵にしている新聞記者のハロルドの周辺を調べることになったが、ハロルドに情報を売ろうとしたブラントの情報屋がブリッツに殺害されてしまう。
ブリッツと警官殺しの接点が見つかり、ブラントの友人でもあるフォールズが狙われるが、彼女は間一髪の所で幼馴染の少年に命がけで救われる。
ブリッツことバリー・ワイスが指名手配され逮捕されるが、証拠が見つからずに焦るブラントはナッシュの過去に目を付ける。

映画『ブリッツ』 感想・評価・レビュー(ネタバレ)

映画『ブリッツ』について、感想・レビュー・解説・考察です。※ネタバレ含む

ツッコミどころ満載の警察

ロンドン市警の暴力警官ブラントと、問題を起こして飛ばされてきたゲイの警官ナッシュという奇妙なコンビが斬新。
ゲイという理由からナッシュは同僚たちに嫌がらせを受けるが、ナヨナヨしていたり女性っぽい部分があるわけでもなく、捕まえた犯罪者が無罪放免になってしまったばかりか再び犯罪を起こしたため、自らリンチしたという驚くような過去の持ち主。
一方のブラントは、犯人を捕まえるためには過剰な暴力を振るい、グレーゾーンの情報提供者たちには情け容赦ない態度で接するものの、仲間には情が厚く口は悪いが思いやりもある。

自称ブリッツ(電撃)の犯人バリー・ワイスの小物感たっぷりの行動や、自分を逮捕した警官に復讐するという犯行動機、その数の多さには悪い意味で驚かされる。
麻薬取り締まりの潜入捜査の末に一旦は薬物中毒になって、幼馴染の少年が自分を庇ってブリッツに殺害されたことから、再びドラッグに手を出して大きな迷惑をかけるフォールズ婦警はツッコミどころ。

証拠不十分で釈放されたバリー・ワイスが警官に扮装して犯罪を企むが、それを逆手に取ったブラントとナッシュが“ブリッツが警官を襲った”事にして、バリー・ワイスを射殺するというラストはスッキリする。

ブラントという破天荒なキャラクター

ジェイソン・ステイサムが演じるブラントは、警官になれたことが不思議なほどの人材で、パソコンは使えずお酒を飲んで意識を失ってはナッシュに迷惑をかけ、バリー・ワイスに限らず逮捕時に暴力沙汰を起こす。
“ブリッツ”の犯人像を聞く際も、メモしなくていいのか聞かれて「酒があるだろ」と答え、逮捕したバリー・ワイスがかっこいいと思ってつけた“ブリッツ”には「何だ、そりゃ」とあしらう。

アクション映画なのにアクションシーンは少なく、穴だらけのストーリーでテンポも悪いが、ブラントのキャラクターと暴力警官ならではのラストのおかげで、奇妙な爽快感が得られる作品だ。

映画『ブリッツ』 まとめ

悪徳警官を描いた作品はいくつもあるが、警察組織自体がどこか抜けている作中のロンドン市警、そしてブラントとナッシュのコンビは絶妙なバランスが目を引く作品。
ナッシュはゲイということをカミングアウトしているので、ブラントがナッシュの自宅で寝てしまった時などは「まさか」と確認しているところが笑いを誘う。
そんなブラントに対して「我慢した」と告げるナッシュも面白いキャラクターだ。

自分ではかっこいいと思って名乗ったであろう“ブリッツ(電撃)”という名前に対してのブラントのリアクション、その後の“ブリッツ”の間の抜けた表情は思わず可哀想になるほど。
勢いやテンポ、アクションシーンは抑えすぎていてつまらなさを感じるが、“ブリッツ”に対してラストで堂々と行われた報復には、胸がスーっとする。

みんなの感想・レビュー

  1. もぐら雲 より:

    そこそこ面白いと感じました。ダーティーハリーを100点とすると、70点くらいでしょうか?ただ、ロンドン警察という事と暴力警察のイメージがピンとこないところはありました。やはり暴力警察モノはアメリカが本場でしょう(笑)。突っ込みどころも多そうです。あんなにテキトーな殺人を何度も犯しているにもかかわらず、証拠がなく送検できないとはあり得ないですね。

  2. 匿名 より:

    さっきこの映画を見たばっかりです。
    なぜか分からないけど、ジェイソンステイサムが主演の映画はどこか強引というか、消化不良的な終わり方をするものが多い気がする。
    ステイサムが出るからアクションシーンに期待して見たけど、肝心のアクションシーンがかなり少なめだったのがすこし残念でした。
    見て後悔するほどではないけど、人に自信を持ってオススメできるほどの映画ではなかった、というのが正直な感想です。

  3. 匿名 より:

    すっきりするかね
    犯罪者が犯罪者を殺害して、その殺人犯がのうのうと市井を
    闊歩するのかと思うと悪寒しかしないが